今日もS女子大・短大部・生活デザイン科・学生の皆さんが卒制の作品作りにやって来ました。
今回はAさんの銅版画の続き(3作目)を紹介します。
摺り作業に入る前の銅板です。
Aさんの施したドライポイント(直刻法)の溝が、板上に白く輝いて浮き上がって見えます。
いよいよ摺り開始です。
鼻歌混じりで、快調にインクを拭き取ってゆくAさん。
プレス後、紙をめくるAさん。
緊張と期待の一瞬です。
不思議な雰囲気の素敵な絵が摺り上がりました。
魔力を持ちながらも満たされない男が、1匹の犬に出会った場面だそうです。
その後の展開は絵本になってのお楽しみとのこと、です(うう、残念)。
(アップした写真は、背景に森の風景を加えて摺った第2版です。)
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本日来訪された学生の皆さんと、指導のK教授。そしてT、R両講師。
楽しい時間と素敵な作品に充実した1日でした。皆様、どうもお疲れ様でした。
(次の機会にはシルク・スクリーンとリトグラフの制作ぶりを紹介します。)