日曜日のアトリエです。
(今日は初の副題付きです)
*
「ゴム鉄砲と鳩」
クラフト・マニアのU君(小3)がやって来ました。
今日は、前回作ったゴム鉄砲を改良します。
引き金上部にはバネが取り付けられ、更に装飾的な彩色(右・下部はそのデザイン画)も施されました。
使い勝手が良くなったばかりでなく、バネから発せられる残響音も大のお気に入りになりました。
*
「木っ端入れ箱」の片隅に転がっていた鳥形の木片を取り出して、U君がT講師に尋ねました。
「この鳥、いつもこの箱の中に入ってるけど、一体いつ作るの?」
それは、以前T講師が隣の男の子(小4)に小鳥の作り方を説明するためだけに作った見本品でした。
「このままでは可哀想だから、鳩の置物にでもしようよ。」
作られる予定が全くないことを知ったU君が、T講師に提案したのです。
U君のそんな一言で、T講師とのコラボレーション(共同制作)が、スタートすることになりました。
左は箱の片隅で転がっていた状態。右は置物にするためにT講師がクチバシと足の一部を取り付けました。
次回、更に加工を加えて、彩色をすることになりました。楽しみですね。
* * *
「ティー・スプーン作り」
前回、初めてのデッサンを体験したFさんが、今日は木工クラフトに挑戦します。
家族のための木製のティー・スプーンを作ります。
彫刻刀を使って、4個の木(シダー材)のチップを削っていきます。
軽くて小さくて可愛いティー・スプーンが1個 完成しました。
まずはテストを兼ねての自分用だったので、Fさんのイニシャル「M」が取っ手に彫られました。
防水用にサラダ・オイルを数回染み込ませれば、数日後には使用可能になります。
残りの家族の分は、自宅でお茶を飲みながらでも気長に作るとのこと。
軽くて暖かい木の温もり・手触りに講師自身の方も感心しきりで、自分用を作ることになりました。
* * *
「植物画」
昨日に続いて、S君(小6)が黄色いバラを描きにやって来ました。
完成しました。
バラの花特有の幾重もの薄い花ビラのヒダや色合いのニュアンス等が見事に描かれました。
茎や葉も、それぞれの方向や葉脈・ねじれ方等、しっかり観察して描いています。
これも観察力と描写力、集中力と忍耐力の結晶です。
S君、お疲れ様。しっかり額装して楽しんで下さいね。