アトリエ・マイルストンブログ

2018年9月24日月曜日

秋雨続きの日々

月曜日・曇り
「秋分の日」の振り替え休日

図らずも定番となってしまった

出張「ミュージック・ギャラリー(その327):秋(雨)唄ー2」


今回の曲、秋限定の歌ではありませんが、ここ数日 筆者の脳裏にて度々再現されるので雨繋がりでの登場です。

最近の当コーナー、もうほとんどリバイバル特集と言っても過言ではない状態が続いています。
これまでに取り上げた曲が繰り返されていますが、筆者にとっては「定番」なので居直ります。
今回も以前に紹介済み(しかも2度?)の楽曲で、そのカバー判を新たに取り上げてみました。

ラフター・イン・ザ・レイン / オージーン(オランダ)ライブ
Laughter In The Rain " / O'G3NE ( Holland ) ,Live Performance 2016

オランダの50分間のTV番組に出演した際の映像で、他にアバのメドレーも熱唱しています。
TV番組のタイトル"Beste Zangers"は、Best Singers(最高の歌手)のオランダ語との事。 
彼女たち、リサ、エイミー、シェリーの3人姉妹で、下の2人はしかも双子とのことです。
英語の歌詞では常ですが、元唄では「彼女」と言う人称が「彼」に置き換えられています。
原曲を尊重しつつ、自らの個性を以って旋律を崩しアレンジを加える妙味が溜まりません。
我が国では同郷・沖縄出身3人姉妹「EVE」以降、本格派が登場していないのは残念です。
米国発の艶やかなポップスやジャズを彷彿とさせる往年風(1950~70年代)の美しいコーラス、
素晴らしいきらびやかなハモリで、雨続きの日々でつい沈みがちな気分を払拭してくれます。
日々、増しつつある「秋の夜長」、コーヒーもそうですが、お酒の方も何故か芳醇さが増し。

P (#^ O ^#)V



ここでもやはり筆者の定番的な「オリジナルも聞きたくなってしまった追加判」の登場です。
では、その元唄と参りましょう。

ニール・セダカ、「ラフター・イン・ザ・レイン(邦題:雨に微笑みを)」
Neil Sedaka , " Laughter In The Rain " with lyrics, 1974

未だに色褪せぬ世紀を超えた珠玉の名曲です。
多少ともお楽しみいただけたのなら幸いです。



猛暑もいつしか去り、我が町・森の里・周回道路の並木路のプラタナスに、もう黄葉が始まっています。
ずっと忘れ去っていた存在の曼珠沙華たちも、その赤い色を里の辻々で顔を覗かせるようになりました。
しばらくすると、メイン通りのケヤキの木々の紅葉が続き、やがてイチョウたちの黄葉も始まります。
深まりゆく「秋」、今からとても楽しみです。
( それらの映像が投稿できないのが残念です。)

停滞する秋雨前線と台風24号由来の冷たい雨が、ここしばらく続きそうです。
皆様、風邪などひかぬよう くれぐれもご自愛を・・・。

By T講師


2018年9月17日月曜日

9月の笑顔引退

月曜日、曇り、夜 雨
国民の休日「敬老の日」

「ミュージック・ギャラリー(その326):特別篇」


「平成の歌姫」こと安室奈美恵さんが、一昨日15日(土)に故郷沖縄で最後のライブを行ったとのこと。
大勢のファンらが国内外から来沖、そのラスト・ライブを堪能、また早過ぎる引退を惜しんだとの事です。

とは言うものの、
筆者と同郷出身(那覇市)ながら、ダンス・ミュージックやデジタル(テクノ)系の音作りには疎遠な筆者、
彼女の活躍はデビュー当時から知ってはいたものの、これまでずっと他所の国のことのように思えたものです。
一言で言うならば前回の当コーナー記述のスポーツ同様、筆者「安室奈美恵さん」に関しても「門外漢」です。

ですが、敢えて少々言及させていただくと・・・
25年間に渡る歌唱やダンス、仕事への姿勢や身体のマネジメント等、彼女のプロフェッショナルぶりは驚異的です。
多くの人々に愛されつつも、その力と魅力をキープしたままの早すぎる引退は極めて異例で、個人的には不可解です。
ですが既にその集大成とも言える故郷でのラスト・ライブは敢行され、その際の断片がTVでは流され始めています。
平成の歌姫・安室奈美恵の「引退」の幕は切って落とされ、そして幕を閉じたのです。

願わくば、
一度は引退したものの、再び創作を再開したらしいアニメ界の世界的巨匠ジブリの宮崎駿監督のように、
また歌い出したら良いですよね。その時は東京中心の商業的・業界的ファミリー等に所属することなく、
手作り感や温もりのあるアコースティックなバラード等を歌ってくれたらと、個人的には期待しています。
同郷後輩のビギンや、夏川りみや、キロロや、HYや、モンパチや、Coccoたちのように・・・
いつの日か、そんな未来の新たな出発の時が来ることを、心から願っています。



今回の当コーナー、その選曲には色々と悩みましたが、こんなバラードを選んでみました。
但し、当ブログ上では再生できません。画面内「YouTubeで見る」をクリックして下さい。

安室奈美恵 (Namie Amuro)、「 Arigatou (ありがとう) [ Thank The World For LOVE]」2011 Live

お疲れ様。そして、ありがとう。
戦友仲間の元スーパー・モンキーズ(マックス)たちとも、ずっと仲良くね~。
安室 奈美恵 様、あなたもまた「シマンチュぬ宝」の一人です。
”デージ・チューバ―・ヤイビータン”(とても強者でした)
イエ~!
v(#^.^#)v 


By (敬老の日に労わられる先輩たちの仲間入りを果たしそうな歳になった)T講師

P.S.
ついでの余談ながら、休養中の「いきものがかり」の3人は、いつ戻って来てくれるのでしょうか?
2020東京オリンピックのテーマ・ソングを再び歌ってもらいたいと思うのは筆者だけではありません。
こちらの再登場もまた楽しみです。
😊

2018年9月10日月曜日

九月の(涙)雨

月曜日、曇り(夜:雨)

当アトリエのブログ、未だ授業風景や作品などアップ出来ず。
「一体この先、どうなることやら・・・」と記してもう半年以上。
「何とかします。」
m(_ _)m

* * *

「アトリエ、お休み日のお知らせ」


当アトリエ、今週末9月15 日(土)~17日(敬老の日・月)の3日間、また続いて
来週の22日(秋分の日・土)~24日(月)の3日間も、お休みさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

* * *

筆者、テニスをはじめ、スポーツ全般に渡り「門外漢」ながらも、下記取り上げました。

「筆者寸感:大阪なおみ、全米オープンテニス(大金星)優勝!」

去る9日(現地時間8日)、大阪なおみ選手がアウェーを制し決勝戦で優勝しました。
相手は驚異的な優勝回数を誇る地元米国の絶対女王ながら、実力で正々堂々と下しました。
祝福されるべき勝者にも関わらず、様々な問題から涙の優勝会見となってしまいました。

とは言え彼女は試合にも勝って、その人間力でまたなお相手の器量をも陵駕してしまいました。
その並々ならぬ人間力に支えられたスポーツマンシップは、広く深く讃えられて然るべきです。
彼女の言動と、その試合を公平・厳正に取り仕切ったラモス審判の言動に心温まった次第です。

「色メガネ(偏狭な自負心や愛国心など)、真実映せず、ひたすら自らの浅薄をのみ投影す。」
 残念!
ながら
「 彼女の涙と、その淑女ぶりに感激です。」

* * *

「 出張ミュージック・ギャラリー(その325):秋唄はじめ(その1)」


長く超強力だった今夏の猛暑も影を潜め始め、秋雨の日々が朝夕を鎮めはじめました。
そこで今回から毎年恒例の「秋唄」と言うことで、この定番の曲から始めてみました。
人それぞれの個性や味わいが滲み出る「カバー曲」好きな筆者、色々トライしてみるも、
やはりこの曲には、彼女の歌声が一番合っているのではないかとの結論に達しました。

昨年も紹介済みのこの曲、筆者幼年時代の思い出の曲でもあり、懐かしさもひとしおです。
「雨」は涙にも例えられますし、この曲で深まる秋の長雨を抒情的な気分に高めましょう。

ジョー・スタッフォード、「セプテンバー・イン・ザ・レイン」
Jo Stafford, " September In The Rain ", 1954,
 original song was published in 1937

泡のようなマイルドな声、バックの涼やかなフルート、夜を想起するトランペットのミュート音、
雨の歌ながら、雄大な星空を彷彿とさせるオーケストラ、幼き筆者の胸を強くくすぐりました。
米国施政下の故郷オキナワの有線ラジオでは、夕刻~夜の帳が降りる頃の定番曲の一つでした。
窓の外では橙色の夕焼けが青く染まりつつあり、室内では白熱電球がその橙色を引き継ぎました。
終日 上空を賑わしていた軍用機やヘリの音も静まり、代わりに秋の虫の音と共に頭上には天の川。
常夏の故郷とは言え、薄とアキアカネとコオロギたちが秋の訪れを幼い筆者に教えてくれました。
後は日々強まっていくニーミシ(北西からの季節風)にて凧上げをしながら、
当時の二大イベント、クリスマスとお正月の訪れを待つのが大の楽しみでした。

By T講師

P.S.
ところで、国内の昨今の定番イベントとなった「ハロウィーン」は一体いつ頃から始まったのでしょうか?
今年も学童たちのリクエストで、気の進まない「怖~い扮装」をしなければいけません。(;´д`)トホホ


2018年9月3日月曜日

秋九月、2学期始まる

月曜日・曇り 時々 霧雨

夏休みだった市内の小学校も、今日から2学期です。

当アトリエ・ブログは未だ投稿不可が続いています。
夏休みの間に生まれた力作・快作群の紹介が出来ず、重ね重ねも残念です。
とは言え、
アトリエ・キッズや学童クラブのみんなも何とか夏休みの宿題絵を完成させ、筆者も安堵しています。
ホッ
(*^-^*)

* * *

と言う訳で、今回もまた恒例となったお茶濁しの

「ミュージック・ギャラリー(その324):夏唄最終編」


をお届けします。
(今回の2曲は、以前 当コーナーにて別動画を取り上げたことがあります。)

猛暑・酷暑と言われ続けた今年の夏も、流石に秋の気配に侵食され始めました。
朝夕はそれなりに低い気温の日も増え、夕刻の黄昏訪れは随分と早くなりました。
そんな時節の筆者・脳裏の自動ジュークボックスでは、こんな曲が流れ出てきます。
次のこの名曲、特にこの時期を歌ったものとは断定はできませんが、
歌詞の一部からそんな価値付けが筆者の中で行われたものと思われます。
日本語の美しさ、聞く者のイメージをくすぐる曖昧模糊とした暗示的な言葉の羅列、快感です。
動画利用がブロックされているため、画面内の「youtubeで見る」をクリックの上、お楽しみください。

「少年時代」1998年、作詞:井上陽水、作曲:井上陽水・平井夏美

歌詞

夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様



聞き手の心に刻まれた情緒を、さりげなく呼び覚ます正に名曲ですね。
筆者の個人的な思い入れでは、何故か「昭和」を強く感じさせる歌です。
「さらば、思い出、夏の日々」

* * *

夏唄特集は上の曲で終わりながら、今回もオマケでもう1曲 続けます。
残念なことに、
夏休み明けのこの時期、小・中・高校生徒たちの自殺が年間を通して最も増加する現象がずっと続いています。
義務教育とは言え、人間関係が主で学校に苦痛を覚える子供たちも数多く存在し、その根本的解決が困難です。
「いじめ」で言えは、欧米の学校のように、いじめた側から誓約書を取り、登校拒否や転校を促すべきです。
「身体への暴力」同様に、他者に多大な苦痛を強いる「心への暴力」もまた、子供とは言え決して許されるものではありません。
無力な専門家でもない第三者の筆者が言及するのも おこがましい限りですが、
学校現場や両親をはじめ、周囲の大人たちが真剣かつ持続的に関心・注意を払い、悪行の芽を摘み取ることが肝要だと思います。
ごく微力ながら、筆者もまたそのような相談に乗せていただいてる一人として、心が痛む季節の始まりを感じてしまいます。
「共に頑張ろう。」

今回は、夏唄特集の「山の日」で紹介した若き歌姫の代表的名曲として、その後の熟成された歌声をお届けします。
訳詞付きのオリジナル判動画に加え、近年のライブの様子もyoutube上より共にお借りしてきました。お聞き下さい。
けだし名曲・名歌唱です。

ダイアナ・ロス、「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
Diana Ross, " If We Hold On Together " ( 1989 )

Diana Ross, " If We Hold On Together ", Live version.

管弦楽団や合唱団を伴奏に力みなく伸びやかに歌うダイアナ・ロス、これまでに培われた全てが出ていて、正に面目躍如です。
なお余談ですが、この名曲の詞の中にもまた前回の「山の日」特集の際の代表曲と同様に、「山」や「谷」が登場しています。
筆者、彼女のライブの経験こそありませんが、20年程前にTV放映された今は無き東京厚生年金会館でのライブ映像が宝物です。
彼女の澄み渡る高音と包容力のある低音が一体となった声、聴衆に対する暖かな愛情が感じられ時折再生しては癒されています。

若き遠き高校時代に挫折した経験とその救済に周囲の旧友たちの温情を受けた身の筆者、その恩送りが僅かでも出来れば幸いです。
彼らのおかげで、筆者 今も元気に幸せな日々を送ることができています。
感謝

例え子供たちが不幸にも挫折したとしても、そこから立ち上がる契機を与えられる力が筆者にあれば幸いに思います。
(*^-^*)



今回の遅ればせブログ、アップ前の記述途中で様々な天変地異があり、各地でその甚大な被害が発生しました。
「備えあれば憂いなし」とは言え、「対岸の火事」のように静観・傍観している自身が情けなく感じています。
町内の「防災の日」の訓練もただ形式的にやり過ごし、いつにもなく複雑な心境の秋九月の始まりとなりました。



昨今の筆者、9月の声を聞けば、それは即近々の「年末」を意味するように感じています。
「光陰矢の如し」がひしひしと身近に感じている昨今です。
「まだまだ色々頑張らなくては。」
(*^-^*)

二学期もよろしくお願いいたします。

By T講師