アトリエ・マイルストンブログ

2016年3月10日木曜日

MMちゃんの植物画、祝完成

木曜日・曇り・今日も「寒の戻り」にて寒し

MMちゃん(小6)、製作中の植物画の仕上に取りかかりました。


MMちゃんの植物画(ボタニカル・アート)「ブドウ(自由模写)」が、本日めでたく完成しました。
たわわに実ったブドウの房と、3枚の葉が織りなす清楚な空気感も、見事に再現されました。
個々の実のそれぞれの方向や前後、その光沢具合の質感など、とてもリアルに描かれました。
葉の葉脈やツルの巻き具合なども丁寧かつ細密に再現し、小学生とは思えないような描写力が光ります。
これまでMMちゃんが培ってきた的確な観察力と描写力、また技と感性が融合した一枚と言えるでしょう。
小学6年間を締めるにふさわしい秀作・水彩画の誕生です。またアトリエ冥利にも尽きる美しい作品です。
おめでとう。ありがとう。

* * *

張り子製作中のRiSちゃん(小4)、その続きを行いました。


 今日は最終的な和紙貼りでしたが、指導のT講師のミスで張り子の綺麗な球体の一部を潰してしまいました。
後日修復予定ですが、時間的ロスは否めません。そこで急遽、他の球体張り子(右)で代用、続行しました。

気を取り直したRiSちゃん、授業後半では愛犬(チワワ)用のハウスを段ボールで作りました。
屋根の頂上・中心部を他の段ボールで塞ぐ計画でしたが、RiSちゃん、そのままが気に入り、持ち帰りました。
愛犬の麦ちゃん、気に入ってくれると良いのですが・・・。

2016年3月9日水曜日

KIちゃんのサクランボ進む

水曜日・雨・寒の戻り

KIちゃん(小6)、製作中の植物画の続きを行いました。


KIちゃんの植物画「サクランボ」、今日はその果実や葉の影の部分を片ボカシを用いて加筆しました。
その効果もあって、随分と立体的になってきて、実のプリプリ感も出てきました。
次回は各部細部の描き込みを行う予定です。
楽しみです。

2016年3月8日火曜日

KKさんのフランス人形、進む

火曜日・曇り

KKさん、新作油絵「フランス人形(仮称)」の3日目です。


KKさん、今日は前回の抒情的な色合いから、人形本体の具体的形体を描き加え始めました。
但し、前回の抒情的色彩の背景部があり、両者が程良く融合してリリカルな雰囲気が漂っています。
小気味よい筆触や色面など、絵画ならではの抒情感が心地よく、その完成も早いかもしれません。

* * *

以前、体験授業でハガキ大の多層額縁を製作したKさんがやって来ました。
今回は「ソーラー・クッカー」の自作を試みます。

 上は市販の段ボール製・折り畳み式ソーラー・クッカー、フード式とパラボラ式。

Kさん、市販品に飽き足らず、自分なりのデザインを付加したクッカー自作を計画。
(ソーラー・クッカーとは、太陽熱を利用して、飲料のお湯や調理を行う器具です。)

今日はそのコンセプトや具体案を練り、2~3種の試作品作りに挑戦することになりました。
T講師の勧めで市販の品を改良、組み合わせ、熱反射効率や携帯性の確保をテーマとしました。
上の2品はいずれも廉価市販品で、プレートや箱に丁番を加え、角度調整を行うと言うものです。
Kさん、その材料調達後にアトリエでその加工を行うこととなりました。
どのような行程でソーラー・クッカー作りが行われるのか、楽しみです。

2016年3月7日月曜日

若冲の「花卉(かき)」天井画

月曜日・雨

梅の開花で始まった春の訪れ。色とりどりの花たちが登場するのも、もうすぐです。
今日の特集は、江戸の世の京の都に咲いた花々を一足先にお届けします。

「名作美術館(その162):伊藤若冲の天井画、「花卉(かき)図」

江戸時代中期を代表する無類の奇想画家、伊藤若冲が描いた天井画です。
このコーナーでも幾度か取り上げた若冲は、近年再評価の著しい画家です。
でも、この天井画に関しては詳しい情報や作品画像も少なく、世間に広く知られることが待たれます。
天井画は京都・東山の信行寺の格(ごう)天井にはめ込まれいて、167点存在しているとの事です。
画質が良く、しかも本格的に体系化されたサイトが無く、散発的画像ですが、その一部をご覧下さい。

左:花びらの後ろ側が描かれた椿

左:ヒマワリ

左:こでまり

左:ナンテン

左:鉄砲ユリ

信行寺本堂外陣にある天井画の様子
円形の中に構図された様々な花々、直接 支持体の板(杉もしくはケヤキ?)の上に描かれています。
木目の浮かぶ背景が西洋古典絵画の中間色下地の効果を発揮していて、明暗の対比が美しいです。
胡粉を用いた白い部分も結構しっかり残っていて、物質感豊かな形体と色彩が豊穣な雰囲気ですね。
円形周囲の色彩も画像では緑がかって見えますが、出典元によっては群青に見えるものもあります。
最良の絵具を用いていた若冲ならではのまったり・こってりした形象と顔料が生命力に満ちています。
作品保存の観点から一般公開は終了したらしいのですが、機会があれば観賞に訪れたいものです。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その191):心温まり唄ー4、兼 春訪れ唄」

今回の当コーナー、冬ならではの「心温まり唄」に加え、季節変わりの「春訪れ唄」も兼ねてみました。
しかも、上の若冲の天井画の花々と共通するような、春の訪れが感じられる画像も良い雰囲気です。
筆者若かりし頃の、前々回登場のキャット・スティーブンス同様のシンガー・ソングライターによる唄。
元唄は米国のフォーク・グループ、ニュー・クリスティー・ミンストレルズで、淡々とした清涼感が秀逸です。

ボビー・ゴールズボロゥ、「トゥデイ」
Bobby Goldsboro, "Today" (1969)

ボビー・ゴールズボロは60~70年代に数々のヒット曲を飛ばしたシンガーで、油絵画家でもあるとのこと。
この曲は彼の他にも多くのシンガーに歌われ、故ジョン・デンバーの最愛曲の一つとしても知られています。
過去や未来よりも、今この時・今日こそが大切だと歌うこの曲、若かりし頃よりも身に沁みて心に響きます。

By 講師T

2016年3月6日日曜日

I姉妹のひな人形、祝完成

日曜日・晴れ・温暖

前回から新作を開始したAYさん、その続きを行いました。


AYさんの気分転換の新作「あやめ」、今日は画面各部に下地となる色が施されました。
茎や蕾・葉には緑色が施され、花びらには「アタリ(様子を見るための下描き)」となる陰影が加えられました。
背景の金色と青色や緑との対比が美しく、もう既に良い雰囲気を醸し出しています。
続きの加筆が楽しみです。

* * *

I姉妹、前回から始めた粘土細工の仕上げ(彩色)に取りかかりました。



I姉妹の粘土細工、可愛らしい「ひな祭り人形」が、本日めでたく完成しました。
左の金屏風を背景にした お内裏様(二人)が、姉のMIちゃん(小2)の作です。
右の冠を被ったお姫様が、妹NIちゃん作です。
どちらも桃色を基調としたカラフルな色が鮮やかで、華やかなひな祭りの雰囲気が素敵です。

I姉妹、その後、余った時間を利用して色々と楽しみました。


 I姉妹、余った粘土で文字(も&ね)やお団子、ピザなどを作りました(上)。
その後、描画も始め、MIちゃんがたくさんの顔を、NIちゃんが大きな顔を描きました。
姉妹の楽しい雰囲気が、そのまま工作や絵になって良い感じですね。
「桃の節句」(ちょい過ぎですが)にふさわしい明るいアトリエとなりました。

2016年3月5日土曜日

新作は工作三昧な二人

土曜日・曇り・温暖

YAちゃん(小5)、今日は粘土細工を楽しみました。


YAちゃんが紙粘土で作ったのは、二輪の大小の椿。
紅色も鮮やかに、艶やかなストラップが完成しました。

* * *

RH君(小2)、今日は新作の工作を楽しみました。


RH君が挑戦したのは「登り人形」で、そのモチーフには「天駆け上る竜」の雄姿が選ばれました。
RH君、PCで竜の姿を研究、その後、丁寧に描写、黒々とした雷雲と共に丁寧に切り抜きました。
次回、仕掛けの紐などを仕込んで完成予定です。
その迫力ある動きが、今から想像できます。
楽しみですね。

2016年3月3日木曜日

KIちゃんの植物画、進む

3月3日・ひなまつり
晴れ・春陽気

春の陽光を浴びて元気に咲き誇る菜の花

平年より遅れてやってきたインフルエンザ流行、
キッズたちのクラスも閉鎖に追い込まれました。

そんな中、
一足先にインフルを克服したKIちゃん、元気に植物画の製作を続けました。


KIちゃん、今日は緑葉の残り部分を丁寧に描き、茎や果実にも筆を入れました。
その効果もあって随分と進んだ感じで、それなりの良い雰囲気になってきました。
でも、まだまだ。次回の更なる加筆も楽しみです。

2016年3月1日火曜日

MSさんの初油絵、祝完成

本日より春三月・火曜日・晴れ

MSさん、初油絵の仕上げに取りかかりました。

花粉症対策のマスク姿で、仕上げ作業に勤しむMSさん。

完成までの製作プロセス

初回の様子:下絵線描と下地色の塗布

左:2日目の様子             右:3日目の様子


MSさんの初油絵「リンゴ、バナナ、カボチャ(講師による仮称)」が、本日めでたく完成しました。
今回は初油絵と言うことで、油絵具独特の味わいや良さを味わってもらうための仕掛けをしました。
それは、いきなり表面上の固有色を塗るのではなくて、汚しを伴った下地色を先に入れることでした。
その効果もあって、それぞれの固有色やテーブル表面などがニュアンスに富んだ仕上がりとなりました。
またねっとりとしたボカシも油絵具の良さで、MSさん、その感触を充分に楽しみました。
初油絵 完成、おめでとうございます。
是非 額装して、観賞も楽しんで下さい。