アトリエ・マイルストンブログ

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2012年6月6日水曜日

力作、完成ラッシュ・デー

水曜日のアトリエ。HSさん、いよいよフェルメールの模写の仕上げに取りかかります。

フィニッシュに向けて力の入るHSさんの様子


HSさんの油絵、フェルメール作「手紙を読む青衣の女」の模写が、本日めでたく完成しました。
今日は画面の全体・各所に渡り、ディティールアップやニュアンス分けが行われました。
 原作者特有のレンズを通したソフト・フォーカスが見事に再現され、静謐な光と空間が画面を覆っています。
油絵の具の魅力をフルに活かした力作です。

* * *

YuKさん、制作中のバラの花の水彩画の仕上げに取りかかります。



YuKさんの水彩画「ピンクのバラ」が完成しました。
個々の花ビラのニュアンスや構造、瑞々しいその色彩、茎や葉の表情も見事に再現されました。
是非 額装して鑑賞して、日常を楽しんで下さい。

* * *

前回、水彩画で綺麗なバラを仕上げたSTさん。今日は持参のクリスマスローズを描きます。



左:完成したクリスマスローズ。簡潔・的確な表現で瞬く間に仕上がりました。
右:授業後半の余剰時間を利用して、これまた瞬く間に仕上がったデッサン。
両者とも、簡潔で明快な作品になりました。

* * *

 RSちゃん(5才)、今日は従姉妹のMちゃん、妹のFちゃんと共にやって来ました。
今日は張り子の仕上に取りかかります。


RSちゃんの長期計画の張り子、可愛い「犬の貯金箱」がめでたく完成しました。
いつもエネルギッシュなRSちゃん、その他にも絵や絵本を描きました。


 


左:先日訪れた江ノ島水族館の様子です。       右:絵本の今日の分のページを描きました。


* * *

従姉妹のMちゃん、今日は張り子作りをやりました。また動物の絵も描きました。


 左:張り子に紙片を貼ってゆくMちゃん。       右:着彩され、完成したモルモットの張り子。

大きな像さんと背の高いキリンの水彩画が仕上がりました。

* オ マ ケ *

RSちゃんの妹のFちゃんも小さな張り子を仕上げました。

* * *

HNちゃん(小5)、前回から描き始めたポスターの仕上げに取りかかります。

 

HNちゃんの「歯の衛生週間」のポスターが2点完成しました。
両者とも歯にはきらめくクロスが入れられ、綺麗な歯がユーモラスに強調されています。

* * *

Sさん姉妹も張り子の貯金箱の仕上げに取りかかります。


 YSちゃん(小3)の「トトロ」です。安定の良い形で、お金がいっぱい貯まりそうでうね。

* * *


KSちゃん(小2)の「ワンちゃん」です。とても親しみのある可愛さに溢れています。


今日は思いがけず力作の完成ラッシュとなり、アトリエ冥利に尽きる1日となりました。

2012年5月14日月曜日

久々STさんのバラ完成

月曜日のアトリエ、STさんが久々にやって来ました。
今日は、制作中のバラの水彩画の仕上げに取りかかります。



STさんの「バラ」が完成しました。
オレンジ味のある赤い花ビラが、たっぷりと量感豊かに表現されました。
STさんの持ち味である「おおらかな迫力」が、充分に発揮された快作です。
今度は額装して、鑑賞&アフタヌーン・ティーを楽しんで下さい。

* * *

「 ワケあり花 」

Sさん姉妹、今日はワケあって2人揃って花を描きます。
(今日は何故だかいつもより神妙な面持ちで、 しずーかに描いています。)

 

 YSちゃん(小3)とKSちゃん(小2)の花の水彩画が完成しました。

画用紙の周囲には縁取りも施され、まるで色紙のようなお洒落な仕上がりとなりました。
それもそのはず、今日の花の絵は、お母さんへの「母の日」のプレゼントだったのです。
迎えにやって来たママには家までは内緒の、素敵なギフト絵の誕生です。

* * *

「 犬三昧(ざんまい) 」





 
RSちゃん(5才)、今日は副題どおりの「犬の絵」三昧でした。
右上のピレネー種をはじめ、図鑑の中の色々な犬種の特徴が、とても良く捉えられています。

「 オ マ ケ 」


今日はSさん姉妹、RSちゃんとも、張り子作りはお休みでした。
RSちゃん、次回のために皆の分の貼り紙を用意してくれました。
妹のFちゃんも創作に参加しました。筆使いのさまは正に達人です。

2011年12月7日水曜日

YuKさんとSTさんのバラ

水曜日のアトリエ、YuKさんとSTさんが連れ立ってやって来ました。
今日は水彩でバラの花を描きます。

仲良く 横並びになりながらも、それぞれ好みのバラを描きます。



 左:ピンクの大輪のバラを選んだYuKさん。    右:オレンジ色の小振りのバラを選んだSTさん。



二人とも、バラを描くのは初めてのことです。
でも、最初こそ花ビラの多さとその複雑な構造に驚いていましたが、描き進むにつれて目が慣れてきました。
丁寧な線描で正確な形が紙の上に再現され、ついで下地の固有色が入れられました。
その下地2色のシルエットだけでも、既にバラ特有の美しさが表わされています。
次回(新年明け)の仕上げが、たのしみですね。


2011年10月19日水曜日

それぞれ、コーヒー・カップ

水曜日、STさんとYuKさんが仲良く連れ立ってやって来ました。
前回、初水彩画で素敵なブドウを描いた二人、今日は基礎デッサンに戻ります。
 これまで学んだ透視図法や階調表現をコーヒー・カップをモチーフに実践します。

カップを前に、描画に勤しむSTさん(左)とuKさん(右)の様子。


それぞれのコーヒー・カップが完成しました。

左、STさん:たっぷりとした調子が施され、量感・重量感ともに豊かなカップとなりました。
右、YuKさん:繊細な調子で、陶器のカップの白さ・質感を中心に巧みに描写されました。

両者共に、今回の主旨の一つでもある練りゴム使用によるハイライトの表現もうまくいきました。
(カップやソーサーの楕円面積の違いは、カップの位置と着座椅子の高さでの角度によります。)

STさん、YuKさん、同モチーフでも毎回それぞれの個性が出て、とても面白く、興味深いものがあります。
それでこその美術、絵画、表現と言うものです。
これからも、それぞれの個性・特質を伸ばして、様々な表現に繋げていってもらいたいものです。


今日は寒い1日でした。
昨日、ブログで平年並みの気温に戻ったと記した途端、今日は11月中旬並みの寒さとなりました。
アトリエもヒーター初使用です。
風邪などひかぬよう、くれぐれもご注意下さい。

2011年9月21日水曜日

YuKさんSTさん共に完成

台風15号の大雨の中、YuKさんとSTさんが揃ってやって来ました。
二人とも前回から始めた初・水彩画「ブドウ」の仕上げに取りかかります。


 左:2本の筆を駆使して片ボカシに励むYuKさん。 右:絵の具の滲み具合をチェックするSTさん。

 
二人の初・水彩画「ブドウ」、めでたく完成しました。
YuKさん、片ボカシ法を随所で利用し、西洋古典絵画のような明快な写実性を獲得しました。
一方のSTさん、柔らかな色彩と形態が絵画的で、ボナールなどに通ずる叙情性に溢れています。

両者共に初めてとは思えないような観察力と画材の活用で、果実の持つ魅力を充分に表現しました。
是非とも額装して、日々の中で楽しんで下さい。これからも楽しみです。


台風上陸


2階アトリエ北窓の屋根には雨トイがなく、風雨の強くなった午後には凄い音が室内に響き渡りました。
でも予想以上に早く去ってくれたので、何とか一安心です。

2011年8月24日水曜日

COさんのブドウ完成

STさん、YuKさんが揃ってやって来ました。
今日は初の水彩画で、ブドウに挑戦します。


 まずはSTさん、正確な形に下地となるそれぞれの支配色が入れられました。
その上に水彩ならではのボカシや滲みを駆使して、果実の立体感や影が加えられました。
柔らかな色調が、温かな雰囲気を醸し出しています。

* * *


次にYuKさん、やはり的確な形に下地・支配色が施され、ボカシや滲みを活用して立体感が再現されました。
 メリハリある色調で果実のプリッとした感じが表現されています。

STさん・YuKさん共に短時間で正確な形を取り、やはり短時間のうちに的確な彩色が施されました。
観察力・描写力など、力のある証しです。
次回の仕上げが楽しみですね。

* * *

前回から水彩画でブドウ(こちらは青ブドウ)を描いているCOさんもやって来ました。
今日は、その仕上げに取りかかります。


COさんの初水彩画のブドウが完成しました。
果実の光沢の強弱、色のニュアンスに加え、葉脈や細い枝など、しっかり再現されました。
また、テーブル上に拡散された影や、果実間から覗く僅かな隙間などが、明るい光を感じさせます。


 今日は偶然にも三者三様のブドウが誕生しました(又は、しつつあります)。
三者共にそれぞれ個性的で、三者共にそれぞれの絵心に溢れています。
それが「絵画」ならではの魅力です。
アトリエでそれらが産み出されるきっかけになることは、私達のやり甲斐でもあり、楽しみでもあります。


今日の空


今日は久々に夏らしい入道雲の数々が空を美しく彩っていました。
雲々の様々な形態・質感・色彩・トーングラデーションは、見ていて見飽きることがありません。
折角・雄大で素晴らしい天体ショーに出会えたのに、車・運転中で、撮影し損ねたのが残念です。
(By 講師T)