アトリエ・マイルストンブログ

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2016年8月16日火曜日

久々FTさんの軽め授業

火曜日・薄曇り・昼下がりに豪雨

いつも多忙なアトリエ生徒第1号のFTさん、このお盆休みを利用してやって来ました。
FTさん、完成直前のフェルメールもありますが、今日は予行演習とのことで軽めのデッサンを行いました。

FTさんが今回のウォームアップに選んだのが、M講師作の素焼きの「手作りシーサー」です。
そのユーモラスな表情が今日の気分には最適とのことで、ササッと形を取り、調子も軽く乗せました。
そんなFTさんの言葉通り、大きく口を開いたシーサーのとぼけた雰囲気が良い感じで表現されました。
FTさん、描画は随分久々との事で、今日はその感触を肩肘はらずに楽しみました。
軽やかな筆致と浅めの調子が小気味良い空間と光を作り出し、お洒落な軽食感覚の快作となりました。

ディナーのメイン・ディッシュのようなフェルメールの模写、その完成描画にトライ出来る日が来るのも楽しみです。
今日はのんびりとリフレッシュできて、明日からのハードな仕事もまた頑張れそうとのこと。
めでたし、めでたし。

完成寸前の「フェルメールの青いターバンの少女」も待ってますよ。
次回の来訪が楽しみです。

* * *

「台風接近」

台風7号の影響で、夕刻前には激しい豪雨に見舞われました。
明朝には関東地方へ接近するとのこと。強風雨に気をつけましょう。

豪雨後の大山の様子(低く垂れこめた雲に覆われて頂上部は見えません。)

2012年6月2日土曜日

バラの季節

土曜日のアトリエ。前回 久々登場のFTさんが、フェルメールの模写を続けます。
(ちなみにFTさんは、当アトリエの第1号の生徒さんです。)

細部の描き込みに集中するFTさん


今日は、少女の顔を中心に筆が進められました。
鼻や頬・耳や首の陰影部、また唇の朱色や光など、重要な部分が慎重に描き込まれました。
次回は、いよいよの仕上げに取りかかります。
とても、楽しみです。

* * *

昨日に続き、MMさんがやって来ました。
今日は、原版(亜鉛板)の腐食作業です。

版の腐食具合をチェックするMMさん
2枚(Aー3、A-4サイズ)の原版が無事に腐食を終えました。
次回は試摺りが予定されています。


「バラの季節」


FTさんから美しい見事なバラをいただきました。
特に中央の椿のようなツルバラは、まるで英国風の華麗な庭が浮かび上がってくるような美しさです。

「バラに季節は無い」と言うけれど、緑葉の色や光線具合、瑞々しい雰囲気などから「今」がそうではないでしょうか。

By 講師T

2012年5月27日日曜日

FTさんの久々フェルメール


日曜日のアトリエ、多忙なFTさんが久々にやって来ました。
積もる話しもそこそこに、制作中のフェルメール作「青いターバンの少女」の模写を再開します。

 


左:前回(昨年9/22)までの様子           右:今回の加筆・描画後の様子

FTさん、しばらく振りの油絵でしたが、順調に筆が入れられました。
今日は、衣服やターバンの明部を中心に手が加えられ、少女の表情やその存在感が、更に際立ちました。
画集としっかり見比べないと、その違いが分からないほど完成が間近です。
次回も楽しみです。多忙な合間を縫って、また来て下さい。

* * *

CO君(中1、女子)、前回から描き出した水彩画の制作を続けます。

今日は、前回の下地に中間となる赤や緑などが加えられました。
次回の仕上げが、とても楽しみです。
* * *


UK君(小5)、前回から制作を始めたピンボール兼コリント・ゲームの制作を続けます。














左:制作中のUK君を撮り損なったので、代わりの自画像です。    右:ゲーム盤と本体が組み立てられました。

今日は、本体となる箱(二重底構造)が作られました。
次回は、ゲーム盤上に落とし穴や釘打ちを施し、その後、本体の彩色が予定されています。
楽しみですね。
* * *

「クラフト体験授業の二人」

HちゃんとYちゃんの二人(共に小2)が体験授業で、木製の人形を作りました。

  木材チップ各部の角取り研磨終了後、2Fアトリエで彩色を開始したHちゃん(左)とYちゃん(右)。

各部の彩色後、手足が針金で止められて、可愛い人形達が完成しました。
水玉の服や靴などがとてもオシャレです。


HちゃんとYちゃん、出来立てホヤホヤの人形を持って、早速の完成記念撮影です。
ピタリと合う可愛い名前、それぞれに付けてあげて下さいね。どうもお疲れ様でした。

2011年9月22日木曜日

COさんのデッサン完成

台風一過の木曜日のアトリエ、COさんがやって来ました。
前回から始めた「根菜」のデッサンの仕上げに取りかかります。

COさんの根菜(玉葱とジャガイモ)のデッサン、完成しました。
今回のテーマである「それぞれの固有色と質感の違い」が、見事に的確に再現されました。
玉葱の艶やかで乾いた表皮、ジャガイモの艶消しで柔らかなゴツゴツ感など、しっかりと描写されました。

* * *

フェルメールの「青いターバンの少女」模写中のFTさん、久々の再開です。


 今日は少女の顔の明部や唇、それに背景の暗部などが加筆されました。
よほど画集と見比べない限り、仕上がっているように見える段階に達しました。
でも、まだまだ。次回もまた更に楽しみです。

* * *

前回、ダ・ビンチの人物画デッサンを仕上げたESさん。今日から初めての油絵に挑戦します。
4号のキャンバスを用いて、テーブル上にセットされた静物画を描きます。
講師の発案でイタリアの画家モランディーの作品を参考に、シンプルなモチーフと構図が選ばれました。


ESさん、初めての油絵の感触を慎重に確かめながらも、着実に筆を進めてゆきます。
今日はここまで。下地となる基盤の色(絵の具)が丁寧・繊細に施されました。
しばしの緊張から解放されたESさん、油絵ならではの感触と質感に満足げでした。
次回がとても楽しみです。


台風15号の北からの突風で、アトリエの庭木(スパルタン杉2本と夾竹桃1本)も傾いてしまいました。
でも震災の被災地をはじめ、各地の甚大な被害に比べれば微々たるものです。

2011年8月6日土曜日

FTさんの久々フェルメール

土曜日のアトリエ。
いつもアクティブなIKちゃん。今日は絵本を作ることにしました。


製本の後、色鉛筆を使ってさっそく描き出しました。物語と絵の同時進行です。


 絵本のタイトルと表紙(左)と中表紙(右)、それに1ページ目の文(略)と絵(中央)が、描かれました。
怖そうなタイトルとは反対の可愛い絵ですね。
次回以降、どんな物語や絵になるのか、楽しみです。

* * *

前回、シンビジユームの油絵を仕上げたKKさん、今日から新作(F20号)に取りかかります。
自ら育てた立派なユリ(カサブランカ)の綺麗な写真を持参して、構図取りと下塗りを始めました。

 
 下塗りが終わりました。既に軽快な色調による光と空間が捉えられています。
これから楽しみです。

* * *

仕事が多忙なFTさんが久々に顔を見せました。
ブランクにめげることなく、フェルメールの代表作「青いターバンの少女」の模写を再開します。


 今日は、ターバン頂上・黄色の明部を中心に筆が入れられました。
少しずつですが、完成の日が着実に近づいてきています。
その日が楽しみです。


数多(あまた)の雷(いかずち)が、その閃光と轟音とで闇夜を裂き、
数多の文明の利器を断ちて、夏の夜の暗闇と鮮光とを交互に点す。
交錯する光と雷鳴と、その闇間・狭間で錯綜・蘇る遠い時の記憶。

今日は8月6日。1945年、広島に原爆が投下された日。
鎮魂と反省
人類の愚行・戦争、「ノーモア・広島、長崎」
人類の奢り・原発、「ノーモア・チェルノブイリ、福島」
(By 講師 T)

2011年3月14日月曜日

幼馴染みの二人

今日から、節電のための輪番制・計画停電が始まりました。
(幸いなことに、予定されていたここ厚木では行われませんでしたが・・・) 

*  

月曜日のアトリエです。
会社が急遽お休みになったFTさんが、同じく会社が休みになった近所のお友達を伴ってやって来ました。
FTさん、さっそくフェルメールの模写を開始しました。




今日は、ターバンの青い部分と顔を中心に描き込みをしました。
原画としっかり比較しない限り、その相違がすぐには分からなくなってきました。
仕上がりが楽しみです。

* * *

FTさんが3才の時からの幼馴染みのMIさん、今日は体験授業で水彩画を描きます。
MIさん、数種類の果物の中から、青リンゴを選びました。





学生時代・以来と言う水彩でしたが、見事な青リンゴの絵が仕上がりました。
色味や質感のニュアンスを始め、その重さや空気感までもが再現されました。

大のビートルズ・ファンと言うMIさん、同じくビートルズ・ファンのT講師のLPレコード・ジャケットを見て感激。
その数枚には偶然にも青リンゴの絵(ビートルズ創設のアップル・レコードのマーク)がありました。

* * *

地震のもたらす最大・最悪の二次災害・原発事故が予断を許さない状態です。
人智で掌握・コントロールされ、沈静化されることをただただ祈るばかりです。



2011年2月24日木曜日

久々のフェルメール

多忙なFTさんがやって来ました。
久々にフェルメールの「青いターバンの少女」の模写に取りかかりました。

 
今日は、その4日目です。図版の色とその位置などを確認しながら慎重に筆を入れてゆきます。


 今日の作業も順調に終了しました。
左の加筆前と比べると、その成果は一目瞭然です。
ターバン上部と衣服の黄色、それにイヤリングの白などが加えられました。
また時間を見つけて続きをやりたい、とのこと。
次回も楽しみです。



2011年1月28日金曜日

Fさんの「フェルメール」

今日のアトリエです。

昨日に続き、Tさんがやって来ました。
今日は、いよいよ着彩です。

 下地となる支配色を丁寧に乗せてゆきます。

 下地の彩色が終わりました。
花や蕾・茎・葉の中の片ボカシの色も、うまい具合に溶け込みました。
次回の仕上げが、とても楽しみです。

* * *

フェルメールの「青いターバンの女」の模写をやっているFさんがやって来ました。
今日は、その3日目の作業です。いよいよ個別の彩色の開始です。

顔の肌色や、衣服やターバンの色を慎重に加えてゆきます。


今日の作業が終了しました。


とても順調に進行しました。

左が前回までの様子、右が今日の描画後の様子です。
とても初めての油絵とは思えないFさんの見事な判断力と筆さばきです。
フェルメール特有の輪郭のない繊細なボカシのおかげで、目鼻の位置決めには苦労したとのこと。
次回もとても楽しみです。




2011年1月4日火曜日

(再びの)仕事始め

今年の「仕事始め」の朝です。


(小鮎地区より、雄大な空と大山・丹沢山系を望む)

* * *

     今日、アトリエにはFさんと、Fさんの姉夫妻が体験授業にやって来ました。


フェルメール「青いターバンの女」の模写・2日目のFさん。姉夫妻は揃って木版画に挑戦です。
  

        摺り上がりの出来映えに、ご両人とも思わず笑みがこぼれています。

* * *

Fさんのお姉さんは大好きな「飼い犬」を、ご主人さんは早くも来年・辰年用の年賀状を仕上げました。 

一方、Fさんの方も模写・2日目を順調に終えました。 

背景や人物の陰影部には濃茶褐色を施し、更に形態把握のために暫定的な白や薄紅色も加えました。
また、衣服や頭部・ターバンの陰影部にはテルベルト(灰緑土)も施され、次回への準備が整いました。
次回もとても 楽しみです。


最後に自作を持って、皆で記念撮影です。

空腹に耐えながらも、楽しんでいただけたようで何よりです。
どうも、お疲れ様でした。



日々の中で創作する喜びや鑑賞など、おおいに楽しみましょう。
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。