アトリエ・マイルストンブログ

2018年7月30日月曜日

異例のヘソ曲がり台風、去る

月曜日・ここ関東は台風一過の晴れ

ヘソ曲がり・つむじ曲がりの台風12号、偏西風の影響も受けず異例のコースを辿り逆に西進。
先だっての西日本豪雨の被災各地の更なる水害が懸念される中、被害も拡大せすに済んだよう。
但し中国・四国地方の次は何と九州へ上陸、南進中との事。新たな災害がないことを祈ります。



夏休みのアトリエ、土・日は宿題絵に精を出すたくさんのキッズたちで賑わいました。
今日はアトリエ定休日
ですが、特別に中1~2女子3名がやって来て、宿題絵の仕上げに取りかかりました。
聞けば提出日が何と出校日の今週末。宿題ポスター、果たして間に合うのでしょうか?

* * *

恒例・お茶濁しの「出張ミュージック・ギャラリー(その319)」


「暑中見舞い特集:ジャズ婆ちゃんと孫娘の旅日記」

上、表題は筆者が勝手に名づけました。以前 民放テレビで放映された映像を投稿者がアップしたものです。
終戦後の若かりし頃にプロのジャズ・ドラマ―だったご高齢女性が、孫娘と共に渡米した際の顛末記です。
曲1曲の動画ではありませんが、感動のドキュメントなので、よろしければ暑気払いにでもご鑑賞下さい。
( 動画の一部に画像・音声の乱れがあります。あらかじめ ご承知ください。)

【完全版】ジャズばあちゃん、夢のセッション、アメリカ(2000年放送)

説明不要の感動物語、いかがだったでしょうか。
亡き夫の遺影と共の憧れのアメリカ・ニューオーリンズでの望外なセッション演奏顛末記、楽しんでいただけたのなら幸いです。
お婆ちゃんのスウィング感豊かなスティックさばき、ハイハット・ワークもブレイクも決まってましたね。流石に昔取った杵柄です。
登場のお婆ちゃん番組収録後の同年10月に他界されたとのことですが、人間力豊かな孫娘と共に夢を果たせ幸福だったと思います。
今頃、先に旅立たれた演奏者仲間の御主人に素晴らしい褒美をあげて、また貰っていることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。

* * *

暑中 お見舞い申し上げます。
暑い熱い今年の夏、体調維持には気を付けて真夏の日々の情緒を楽しみましょう。
水分・塩分補給はまめに、睡眠・休息は充分に・・・。
(*^-^*)
(;^ω^)

By T講師
「 夏はゴーヤー・チャンプルーに限る!」

 😋


2018年7月23日月曜日

キッズや学童たち、夏休みに突入

日曜日・晴れ
連日の猛暑

夏休みが始まり、初日の土曜日には10名ものキッズたちが宿題絵を開始、その制作に勤しみました。
本日・月曜日からは学童クラブも早朝迎えを開始、これから1ヶ月間のてんやわんやの日々を迎えます。

* * *

当ブログは相変わらずの停止状態が未だに続いています。
例によって、代わりの「お茶濁し特集」をお届けします。

「出張ミュージック・ギャラリー(318):夏唄ー2」


筆者若かりし頃、我が国のフォーク音楽が広く一般的に市民権を獲得しました。それは、このシンガーの登場からだと思います。
学生フォークをその発祥とした我が国のフォーク・ソング、米国からの影響を受けつつ、日本語での独自の世界を獲得しました。
飾らない身近な詞を親しみやすい旋律に乗せ、その当時の若者たちの圧倒的な共感・支持を得て、大きく花開きました。
今回はそんな時代の代表曲で、「昭和の時代の夏風情」が如実に表現された名曲です。
当動画は戦後まもなくの雰囲気が満載で、筆者小学生の頃に映画見学で観賞した名作「二十四の瞳」が使用されています。
以下、お楽しみください。

 吉田拓郎、「夏休み」(1971年)

吉田拓郎は鹿児島出身(後に広島)で、当地での思い出を綴ったとのことですが、投稿者は広島に絡んだ動画に仕立てています。
その解釈の是非はさておき、遠くになってしまった昭和の夏情緒、エアコンなど無くても程良い情緒が漂っていたような気がします。
庭の水巻き、井戸のスイカ、氷ゼンザイ、井戸端行水、満天の天の川、ホタル、天花粉と蚊取り線香の香り、蚊帳の仄暗さ等々・・・


「 (遅ればせながらの)追悼特集 」

先だっての当コーナーの特集の折に、シンガー・ソングライターの故・遠藤賢司氏の曲を取り上げました。
残念にも、今回もまた同世代のシンガー・ソングライターの作品を取り上げることになってしまいました。
筆者若かりし頃より異質な存在感を発しつつ、その独特な世界は世代や時代を超え、光り続けていました。
マスコミ嫌いで反体制的なその当時の若者たちの中に在っても、特に露出や情報の少ないシンガーでした。
結局、最後まで本名も私生活も明かさず、謎のままひっそりとこの世を去ったのが、また彼女らしいです。
楽曲に秀逸作品 数あれど、やはり稀代のこの名曲を取り上げて、その追悼とさせていただきます。
図らずも、以前(4月)に特集した「日本のフォーク特集」の続編みたいになってしまいました。

森田童子(もりた どうじ)、「僕たちの失敗」(1975年)

当曲、特集の「夏唄」ではありませんが、また逝去されたのも4月だそうですが知らず、今回を機に取り上げさせていただきました。
歌詞の「地下のジャズ喫茶」や「チャーリー・パーカー」も筆者にはタイムリーで、当時新宿の「木馬」と言う店に親しんでいた頃です。
広い店内に流れるチャーリー・パーカーの流麗な演奏は、筆者が吹奏楽部時代に吹いていた同じアルト・サックスとは思えませんでした。
彼女のトレードマークのサングラスにカーリーヘアーはおそらく変装で、その当時に素のままのご本人にも出会っていたかもしれません。
2003年にはTVドラマの主題歌にも採用され、新世代にも支持されましたが、最後までメジャーになることを避けていたようです。
前回の追悼特集の遠藤賢司 同様、商業的ではない生き様が潔く、まるで武士道の極みのようです。享年65歳、冥福をお祈りいたします。

* * *

それにしては暑い熱い「夏休み」になってしまいそうな気配が濃厚です。
異常な高温続きの今年の夏、8月もまた同様に酷暑になるのでしょうか?
世界的規模の熱波が続発中ですが、そのまま常態化していくのでしょうか?
兼ねてより危惧されている「地球温暖化」の顕著な始まりなのでしょうか?

何はともあれ、熱中症にはお互い充分に気をつけて夏の日々を過ごしましょう。

By T講師

2018年7月16日月曜日

「海の日」の懐かしの夏唄

月曜日・快晴・昨日に続き猛暑
アトリエ定休日 兼  
国民の休日「海の日」

アトリエも3連休を予定していましたが、2日間オープンしました。

* * *

「出張ミュージック・ギャラリー(その317):夏唄:「海の日」」


さて当コーナー、毎年「海の日」に因んだ古今東西の名曲を取り上げてきましたが、今回も懐かしのサウンドを。
youtubeからお借りしてきた動画、歌詞に関わる静止画像の海や故郷へと近づく道路等の風景、お楽しみ下さい。
中盤以降の効果音としての波の音も快感で、目をつぶって聞いていると様々な光景が脳裏に展開してゆきます。

「アイム・ユア・キャプテン」/ グランドファンク・レイルロード
" I'm Your Captain ( Closer To Home )" / Grand Funk Railroad (1970)

ワイルドなライブ・パフォーマンスでならしたグランド・ファンクには珍しいロマンティックな曲想が爽快です。
筆者若かりし遠き遠き高校時代に、日夜 情熱を注いでいたロック・バンドの得意レパートリーの代表曲の一つです。
その当時、各楽器の担当メンバーがレコードから耳コピーをし、還ってきた筆者のそれはズタボロ傷だらけでした。
それなりに長い曲ながら、バンドで演奏して最も楽しい曲の代表で、半世紀を経た今でも筆者の愛聴曲の一つです。
その当時の沖縄はベトナム戦争の特需時代で、明日を知れぬ多くの米兵たちにも圧倒的な人気を誇っていました。
特に地元沖縄の伝説的ロック・バンド「キャナビス」の演奏は圧巻で、多くの若い米兵達が熱狂していました。
当動画のコメント欄にも、その当時に軍務に服していた元アメリカ兵たちの感想なども垣間見ることが出来ます。
その当時を知る筆者としては、潮風・潮騒・米語と共に、
野外コンサートやビーチ・パーティーで痛飲したバドワイザーやオリオン・ビールの匂いも鼻腔の奥で蘇ります。
「 夏、本番!」
(でも南国の故郷より、こちらの夏の方が蒸し暑く、また寝苦しく、つい風が欲しくなってしまいます。)
(-_-;)

* * *

前回のブログにて、今年の早過ぎる「梅雨明け」に因み、今夏の水不足等の件について記しました。
が、御承知のように西日本を中心に未曾有の大水害が発生、多くの犠牲者・被災者を出しています。
今回の水害に際し、
前回ブログの記述が余りにも不適切で、広範囲に渡る甚大な被害の報道に接し、言葉もありません。
多大な犠牲者の冥福を祈るとともに、今は一刻も早い復興(日常の回復)を祈るしかありません。
合掌

By T講師