アトリエ・マイルストンブログ

2018年7月23日月曜日

キッズや学童たち、夏休みに突入

日曜日・晴れ
連日の猛暑

夏休みが始まり、初日の土曜日には10名ものキッズたちが宿題絵を開始、その制作に勤しみました。
本日・月曜日からは学童クラブも早朝迎えを開始、これから1ヶ月間のてんやわんやの日々を迎えます。

* * *

当ブログは相変わらずの停止状態が未だに続いています。
例によって、代わりの「お茶濁し特集」をお届けします。

「出張ミュージック・ギャラリー(318):夏唄ー2」


筆者若かりし頃、我が国のフォーク音楽が広く一般的に市民権を獲得しました。それは、このシンガーの登場からだと思います。
学生フォークをその発祥とした我が国のフォーク・ソング、米国からの影響を受けつつ、日本語での独自の世界を獲得しました。
飾らない身近な詞を親しみやすい旋律に乗せ、その当時の若者たちの圧倒的な共感・支持を得て、大きく花開きました。
今回はそんな時代の代表曲で、「昭和の時代の夏風情」が如実に表現された名曲です。
当動画は戦後まもなくの雰囲気が満載で、筆者小学生の頃に映画見学で観賞した名作「二十四の瞳」が使用されています。
以下、お楽しみください。

 吉田拓郎、「夏休み」(1971年)

吉田拓郎は鹿児島出身(後に広島)で、当地での思い出を綴ったとのことですが、投稿者は広島に絡んだ動画に仕立てています。
その解釈の是非はさておき、遠くになってしまった昭和の夏情緒、エアコンなど無くても程良い情緒が漂っていたような気がします。
庭の水巻き、井戸のスイカ、氷ゼンザイ、井戸端行水、満天の天の川、ホタル、天花粉と蚊取り線香の香り、蚊帳の仄暗さ等々・・・


「 (遅ればせながらの)追悼特集 」

先だっての当コーナーの特集の折に、シンガー・ソングライターの故・遠藤賢司氏の曲を取り上げました。
残念にも、今回もまた同世代のシンガー・ソングライターの作品を取り上げることになってしまいました。
筆者若かりし頃より異質な存在感を発しつつ、その独特な世界は世代や時代を超え、光り続けていました。
マスコミ嫌いで反体制的なその当時の若者たちの中に在っても、特に露出や情報の少ないシンガーでした。
結局、最後まで本名も私生活も明かさず、謎のままひっそりとこの世を去ったのが、また彼女らしいです。
楽曲に秀逸作品 数あれど、やはり稀代のこの名曲を取り上げて、その追悼とさせていただきます。
図らずも、以前(4月)に特集した「日本のフォーク特集」の続編みたいになってしまいました。

森田童子(もりた どうじ)、「僕たちの失敗」(1975年)

当曲、特集の「夏唄」ではありませんが、また逝去されたのも4月だそうですが知らず、今回を機に取り上げさせていただきました。
歌詞の「地下のジャズ喫茶」や「チャーリー・パーカー」も筆者にはタイムリーで、当時新宿の「木馬」と言う店に親しんでいた頃です。
広い店内に流れるチャーリー・パーカーの流麗な演奏は、筆者が吹奏楽部時代に吹いていた同じアルト・サックスとは思えませんでした。
彼女のトレードマークのサングラスにカーリーヘアーはおそらく変装で、その当時に素のままのご本人にも出会っていたかもしれません。
2003年にはTVドラマの主題歌にも採用され、新世代にも支持されましたが、最後までメジャーになることを避けていたようです。
前回の追悼特集の遠藤賢司 同様、商業的ではない生き様が潔く、まるで武士道の極みのようです。享年65歳、冥福をお祈りいたします。

* * *

それにしては暑い熱い「夏休み」になってしまいそうな気配が濃厚です。
異常な高温続きの今年の夏、8月もまた同様に酷暑になるのでしょうか?
世界的規模の熱波が続発中ですが、そのまま常態化していくのでしょうか?
兼ねてより危惧されている「地球温暖化」の顕著な始まりなのでしょうか?

何はともあれ、熱中症にはお互い充分に気をつけて夏の日々を過ごしましょう。

By T講師