アトリエ・マイルストンブログ

2013年5月31日金曜日

RTちゃんのマカロン完成

  5月末日の金曜日・快晴
梅雨の晴れ間、爽やかな風が心地良い1日でした。


RTちゃん(年長さん)、粘土細工を楽しみます。



RTちゃんのクラフト・ワーク「マカロン」が、見事に仕上がりました。
おいしそうなマカロン、可愛いらしさとリアルさが融合した存在感が素敵です。


「 視力検査ゴッコ 」 

 授業後、学童の姉(HTちゃん)らと共に、視力測定を楽しみました。
ちなみにT姉妹、1.2~1.5 あたりの優良な視力の持ち主でした。

見ること(視覚情報)は、知覚・思考の最も重要な基礎と言っても過言ではありません。
至近距離・暗い場所・動きのある状況での読書・ゲーム等は控えて、目を大切にしましょう。
また、遠くの風景・気象などの鑑賞も、おおいに楽しみましょう。

By 講師T

KMちゃんのプレゼント絵

 木曜日・雨

一昨日、ママへのプレゼント絵を仕上げたKMちゃん(小5)、今日からポスター作りを開始します。

              構想を練るKMちゃん。                                   下絵が完成。


KMちゃんのプレゼント絵「ピンクのバラ」が、見事に完成しました。
繊細で複雑な花びらの様子や葉の形などもしっかりと観察された、軽やかな植物画・力作の誕生です。
誕生日にこの絵をいただきたママ、とても嬉しかったとのことです。

虫歯予防のポスター制作の方も、楽しみです。

* * *

RSさん、額縁の仕上げにやってきました。

     中枠の塗装中です            乾燥の合間にデッサン。

RSさんの刺繍作品の額縁、今日は中枠が作られ、クリヤー塩ビ板もはめこまれました。あと一息です。
中枠、2度塗装の合間には、トランペットのデッサンも開始されました。両者とも楽しみです。

* * *

昨日、「動物図鑑ー2」を仕上げたMMちゃん(小4)、今日はファブリック・クラフトの制作を続けます。

 「見て、可愛いでしょ!」                      出番を待つニワトリ一家。


MMちゃんの「ニワトリさん一家」、今日は第1号のヒヨコちゃんが誕生しました。
ニワトリさん一家全員が出揃うのが,とても楽しみです。

2013年5月29日水曜日

EiSさん、ヒマワリ開始

水曜日・曇り(一時雨)
本日、関東・甲信地方いよいよの 梅雨入り


EiSさん、本日から自由模写を開始します。


今日は、構図取りと下地色が施されました。
EiSさんの大好きなゴッホのヒマワリとあって、もう既にその雰囲気が滲み出ています。
次回も楽しみです。

* * *

昨日に続いてやって来たRSさん、早速 額縁の塗装作業を開始します。

塗装前のサンディングです。    いよいよ塗装開始です。


RSさんの刺繍作品用フレーム、本日めでたくグリーン・グレーのマット(艶消し)色が施されました。
作品とのコンビネーションも良好で、完成が楽しみです。

次回、作品保護用のスペーサー入れとアクリル板が施され、いよいよの完成となります。
楽しみですね。

* * *

クラフト・マニアのUK君(小6)、今日もゴム鉄砲作りです。

 パーツ、切り出し中です。           完成したゴム鉄砲。

UK君、分厚い板を幾つも切り出して、重厚な「ゴム鉄砲」を作りました。
(画像、銃身先端部の接着が未乾燥のため、上向きで撮影しました。)
前回、不具合を生じていた引き金のアクションもうまくいき、操作性も充分です。
UK君、組み立て後、乾燥も待たずに早速 持ち帰りました。

* * *

JS君(小5)、制作中のデッサンの仕上げに取りかかります。


JS君のデッサン「コーヒー・ポット」が、完成しました。
絵画的な味わい深い作品です。

 * * *

MMちゃん(小4)、制作中の絵の仕上げに取りかかります。

仕上げ中です。              新作の型紙、制作中。


色々な小動物が可愛く描かれたMMちゃんの「動物図鑑ー2」が完成しました。
リアルな写生とMMちゃんの持ち味が混じった力作の誕生です。

MMちゃん、ファブリック・アートの新作のための型紙も作りました。
こちらも次回、楽しみです。

* * *

HA君(小2)、今日は「図鑑から動物を描く」とのことで、描画が開始されました。


HA君のユニークな動物(?)絵が仕上がりました。
HA君、ネコの写真集の中にあったギリシアの教会の佇まいが気に入り、動物の姿と合体しました。
物語や絵本の一コマを見るようなドラマチックな絵の誕生となりました。


「素敵なバラ、いただく」


昨日、アトリエ生徒第1号のFTさんから、ご覧のような見事なバラをいただきました。
じっくりと写生したくなるFTさんのお母さんが育てているバラ、いつも驚かされる存在感です。

多忙なFTさんが、完成寸前のフェルメールの「青いターバンの少女」を仕上げに来られる日が楽しみです。

2013年5月28日火曜日

祝RSさんの「海景」完成

火曜日・曇天
近畿・東海地方、梅雨入り

RSさん、制作中の油絵の仕上げに取りかかります。
また額縁の方も、同時に制作を続けます。

油絵、仕上げ中。         額縁。カット中。


RSさんの油絵「海景(仮称)」が、本日めでたく仕上がり、その証しのサインが入れられました。

南の島(宮古島)の青い透き通るような海とその潮騒が、リアルに迫ってくるような力作の誕生です。
乳白色の砂浜へと押し寄せる、光が透けた中景の高波を中心にした躍動的な表現が心地良いです。

フレーム・カッター。          フレーム・クランプ。

RSさん、刺繍用の額縁の方も本日接着作業が行われました。
次回の仕上げのための研磨・塗装が楽しみです。

* * *

HFさん、今日は球体のデッサンを行いました。


透視図法による幾何学形態の3作目「球体」が、見事に仕上がりました。
正確な形態に丁寧・繊細なグラデーションが施され、立体感・量感・空気感がしっかり再現されました。
次回は水彩画の予定で、こちらも楽しみです。

* * *

「祝・SA君の力作プレゼント絵、完成」


SA君(小6)、水彩絵具の使い方も見事に、集中力を切らさず一気に描き上げました。
ワシのダイナミックな形・構図とその細部、水彩絵具の使い方も見事で、非常に完成度の高い力作の誕生です。

* * *

「祝・KMちゃんの力作プレゼント絵、完成」


KMちゃん(小5)、ママへの誕生プレゼントの絵を、本日めでたく完成させました。
その水彩画、明日の誕生日までは内緒なので、画像の公開はありません。残念。
明日あらためて、このコーナーに掲載する予定です。今から楽しみです。

「お迎え弟妹」

Cちゃん、転んで顔に怪我してしまいました。
K君、新手のテンプレートたちに萌えました。


今日は揃って4点の力作が誕生しました。おかげでブログも大充実です。
アトリエ冥利に尽きる1日でした。

2013年5月27日月曜日

国吉康夫の描く「女」

月曜日・時折 薄日の射す曇天
( 九州・四国地方は梅雨入り )

アトリエは定休日。
恒例の名作美術館(その47)を、お届けします。


デイリー・ニュース Daily News  1935年 127.0 x 83.8cm 油彩 / カンヴァス  シンシナティ美術館蔵

国吉 康雄(くによし やすお、1889年1953年)は、日本洋画家岡山県岡山市出身。 
20世紀前半にアメリカ合衆国を拠点に活躍し、国際的名声を博した。
2015年にアメリカワシントンスミソニアン博物館で回顧展が行われる。
日本でも横須賀美術館ベネッセハウスミュージアムで回顧展が開かれるなど、再評価の機運が高まっている。
( ウィキペディアより抜粋 )

筆者若かりし頃(70年代)、国内初の本格的な展覧会で見た画家の筆致は生々しくも痛々しく、魅力的でした。
17才で渡米し、様々な艱難辛苦を乗り越えてきた画家ならではの哀愁に満ちた「絵心」が素晴らしい名作です。
絵画が、外界の現象を切り取る写真とはまた異なるものと言うことを、あらためて認識させられた展覧会でした。

* * *

ミュージック・ギャラリー(その48)

国吉康夫の描く、 けだるくも艶っぽくい女性の魅力にちなんだ音楽を選びました。

ジュリー・ロンドン 「モア」~「この世の果てまで」
Jullie London   " More ~ The End Of The World "

このコーナーで度々登場する親子ラジオからも、ジュリー・ロンドンは良く流れて出でてきました。
子供心にも、その湿った吐息を含んだハスキーな歌声は心地良いものと記憶に刻まれています。
今回の2曲は60年代初頭のものなので、親子ラジオも終わった後の、電波のラジオで聞きました。
「KSBK RADIO」と言う、現在のFENのような英語放送です。

上のyoutube画面は、日本国内で発売されていたコンパクト盤と言う4曲入りのレコード・ジャケットです。
筆者は小学生ながら、近所に住んでいた叔母から貰ったアメリカ製の分厚いLP原盤を持っていました。
そのせいもあって、この曲が流れる度に米軍の将校クラブに勤めていた叔母の顔が今でも脳裏に浮かんできます。
叔母はそこに出入りする米軍将校と恋に落ち、度々「国吉康夫の描く女」のような遠くを見つめる顔をしていました。
ある日、我が家に電話を借りに来た叔母、その男と別れ話になり、電話を切った後に大粒の涙を落としていました。
叔母から貰った多くのLP盤、実はその別れた妻子持ち将校からのプレゼントだったのです。

タバコと酒で焼けた叔母の声もなぜだか、ジュリー・ロンドンを彷彿とさせます。
今では遙か昔の、復帰前のオキナワの頃の「男と女」のありふれたお話しです。

By 講師T

M姉弟の「父の日」計画

日曜日・曇り

雲に覆われる丹沢山系 (伊勢原市西富岡地区からの眺望)
 * * *

Mさん一家がやって来ました。ママは英会話。子どもたちはアトリエで、父の日のプレゼント絵やカード作りです。

家族写真を見ながら、構想を練るNMちゃん(小5)


NMちゃんの「父の日」のプレゼント絵、今日は構図取りと下地塗りが行われました。
背景にあしらわれたパパの大好きなもの(ワインと家族)が、グッド・アイデアですね。
次回、完成予定です。どんな風に仕上がるのか、楽しみです。

* * *

一方、弟のKM君(小1)は、「父の日」のカードを作ることになりました。



KM君の「父の日」カード、表紙・本文共に見事に仕上がりました。
表紙絵には、パパの好きなワインのボトルとブドウが描かれました。
アトリエ・マイルストンの文字は不要なのですが、KM君本人がどうしても入れたいとのことでした。
スペルのIの字が2箇所ほど抜けているのは、ご愛嬌です。


KM君、カード作りの後は、さらに猫に扮した家族の絵を描いてコラージュにしました。
下部の吹き出し部には、家族・個々の好きな食品が記述されています。

NMちゃん&KM君からのプレゼント、パパが喜んでくれること間違いなしですね。



 * * *

AYさん、習作・銅版画(5作目)の描刻を続けます。

 

今日は作品画像はありませんが、前回のAYさんならではの繊細なフォルムに加え、更に暗部調子が刻まれました。
次回、第1回目の腐食が行われる予定です。
楽しみですね。