アトリエ・マイルストンブログ

2018年6月30日土曜日

「梅雨」何と早々と明け・・・

土曜日・晴れ・猛暑
昨日、観測史上最短の「梅雨明け」。
と同時に、列島各地で猛暑日を記録。

ブログの制作風景などは未だアップ不能。
本日は多くのキッズ(10名)たちで、アトリエが賑わいました。
新人を含め、快作続々完成、または誕生中。公開できないのが残念です。

* * *

ここ数日、梅雨らしい降雨なく、「雨」にまつわる曲を特集しようと思って機会を伺っていたら、
前述の如く早々と「梅雨明け」宣言が出され、その予想外の速さに面食らってしまいました。が、
当初の予定を縮小し、少しだけ猛暑の中での過ぎ去ってしまった「雨情緒」を楽しみましょう。

「(出張)ミュージック・ギャラリー(316):雨歌」


 「梅雨明け」後にて、少々 気が引けなくもないですが、下の曲2曲だけを登場させました。
1986年、大ヒットを記録した「The Way It Is」に次ぐ全米トップ5を果たしたヒット曲で、
メロディー・メーカーでピアニストのブルース・ホーンスビーらしい美しい旋律が印象的です。
雨の降り注ぐ雫をマンドリンの美しい音色やトレモロに例えていて、詞もまたリリカルです。

    1.「マンドリン・レイン」、ブルース・ホーンスビー・アンド・ザ・レインジ
  " Mandolin Rain " , Bruce Hornsby  and The Range, 1986

冬の冷たい雨ではなく、水の温かみさえ感じられる雨粒群のようで、この梅雨の季節にはピッタリでは?
と思っていましたが、街角の日向でしぼみ気味なアジサイのように季節外れな感じとなってしまいました。
また余談ですが、詞に出てくるマンドリンとバンジョー、筆者ネット・オークションで共に入手しました。
この夏、大好きなレッド・ツェッぺリンのアコースティック曲・数曲をマスターするよう頑張る予定です。


さて2曲目、
英国のロック・バンド「トラヴィス」のヒット曲で、筆者もその当時に彼らのアルバムをよく聴いていました。
自らの不運を嘆く若者に似合うのもまた「雨」のようで、儚げな存在感が漂う彼らの世界にはピッタリでした。

2. 「ホワイ・ダズ・イット・オールウェイズ・レイン・オン・ミー」、トラヴィス
" Why Does It Always Rain On Me " /  Travis , 1999

当コーナーで色々と取り上げた「雨」にまつわる名曲、今年はこの2曲でお開きとさせていただきます。
せっかち・性急な季節に置いてけぼりとなった今回の当コーナー、お楽しみいただけたのなら幸いです。
快晴・猛暑の中で聞くのも、おつなものかもしれません。
次回からしばらくの間は「夏唄」の特集を組む予定です。


筆者、若かりし頃には嫌いだった「雨の日」もいつの頃からか、次第に好きになっていました。
おそらく絵を描くようになって、色々な情緒や気象や光、森羅万象に関心が強くなってからかもしれません。

豊かな「水の国・日本」、その変幻自在の美しい風土や情緒は、様々な文化・習慣を生み出してきました。
時として水害等あるも稲作や飲料水にも大切な「降雨」、こんなに早く梅雨明けしてはこの先が心配です。

* * *

当アトリエのブログ・アップ、未だ不能。
未投稿映像、溜まりに溜まって早4カ月(!)。
明日より早7月(!)、夏休みももうすぐそこに。
「何とかせねば」が呪文のように繰り返され、重なるだけの日々。
さて「この先、どうしましょう?」

By T講師

2018年6月23日土曜日

本日「沖縄慰霊の日」

土曜日・雨
当アトリエ・ブログ、残念ながら未だ投稿不能です。
再開できるよう、試行錯誤中です。


本日、アトリエは7名の生徒たち(内・成人1名、2コマ授業2組)で賑わいました。
完成した皆様の数々の秀作・力作をネット上にて紹介できないのが重ね重ね残念です。
( ;∀;)

* * *

本日

「沖縄慰霊の日」


  今日、6月23日は「沖縄戦没者・慰霊の日」です。
「鉄の暴風」と形容された地獄の戦場から73年目。
 地や海や空に散って逝った二十万余の命に想いを馳せ、
語り尽されぬ悲しみや苦しみ、癒されぬ傷や痛みから目や耳を背けることなく、
命や日々や平和の尊さを自覚し、その連環の絆を過去から未来へと繫げる1日です。

「ミュージック・ギャラリー(315):慰霊の日、特別篇」


今回の動画は、当ブログにて5年程前に取り上げましたが、再びの登場です。

「さとうきび畑」作詞作曲:寺島尚彦(1969年)元唄:森山良子、
歌:夏川りみ(後半合唱:テノール歌手・新垣勉)、
 ピアノ:故・羽田健太郎、尺八:藤原道山、
「題名のない音楽会」公開ライブ、発表年不詳
音楽界の歴史に残って然るべき名唱・名演・名編曲で、正に宝です。


次の島唄のカバーは前曲の熱唱や、この詞の内容とは異なって、淡々とした思い入れの無さ(無垢さ)が逆に光る(?)名唱です。

児童らによる合唱版「島唄」(詳細不明)
故郷・沖縄は本日 梅雨が明けたとのこと。
毎年、慰霊祭に参列していた母もさすがに今年は断念。
報道では、沖縄県民の9割が戦後生まれになったとのこと。

「♩ささやかな幸せは泡沫(うたかた)の波浪(なみ)の花・・・♩」
人の世も人生もまた同様、
「命(ヌチ)ドゥ宝」、「行遭(イチャ)リバ兄弟(チョ―デー)」
「イチン・イチマディン・チムニ・スミリヨ―ヤ―(いつも、いつまでも肝に銘じましょう。)」

「♩海よ、宇宙よ、神よ、命よ、このまま永遠に夕凪(平安)を・・・♩」
鎮魂・合掌

By T講師 

* * *

「T講師コーナー・アーカイブのお知らせ」

昨年の「沖縄慰霊の日」に筆者のコーナーにて特集を組み、アップしました。
「デイリー・ギャラリー」にて、沖縄戦に於ける戦争写真を取り上げました。
国内外(特に米軍資料)から収集した貴重な記録写真が満載です。
歴史にご興味のある方は、是非ご来訪ください。

[ INFORMATION ]

Once I picked up historical photography of " BATTLE OF OKINAWA "
on this blog pages, just 1 years ago.
If you have interested in these photos and topics. Please visit my private corner.
Japanese writing is 「T講師コーナー」.
Please click my tug above right-side.
And Check the blog archive 2017,6 (June ),23.
I hope your visiting.
Thank you.
  
By HIDEKI TOMA

2018年6月6日水曜日

「関東地方、本日 梅雨入り」

水曜日・雨
アトリエ定休日
アトリエ・ブログは相変わらずの投稿不可が続いています。
( ;∀;)

「関東地方、本日 梅雨入り」


いよいよの雨の季節です。
木製のアコースティック楽器の音は曇り、逆に蛇皮張りの沖縄三線は情緒豊かな良い響きとなります。
眠気を誘う琉球時代のたおやかな古典音楽でも聞いて、またその習得に励んでみるのも良い季節です。
但し脳内にアルファ―波が湧き出でて、睡魔で瞼を閉じてしまうかもしれませんが。
  α,zzz・・・
(=_=)

* * *

「出張ミュージック・ギャラリー(314):沖縄音楽・特別篇・最終回」


当ブログ、前々回からの「沖縄音楽」の最終回です。
月曜日、先週末よりの短期帰郷から戻って来ました。
例によって様々な想い・情緒が錯綜している渦中にあります。
半世紀にして初の中学の同期会は充実したものとなりました。
もう会えないのではと諦めていた友人たちと再会を果たせました。
但し逆に、
この機会を以ってしても会うことができなかった友人たちもいます。
過去からのか細い絆が繋がった友、その絆が断ち切れたかのような友、
また残念ながら若くして先に逝ってしまった小中学の友も十指に余り、
筆者のその想いは嬉しくもあり、かつ同時に悲しくもあり、複雑です。
「生者必滅・会者定離」「一期一会」、筆者の胸に深く突き刺さります。

さて今回の曲、沖縄音楽の先駆的楽曲とも言える若き日の知名定男のスマッシュ・ヒット曲です。
今でこそ全国的な認知度となった「沖縄音楽」、その当時は局地的でまだマイナーな存在でした。
世界的活躍のネーネーズ等も育て上げ、今では沖縄音楽界の重鎮となった彼の持ち味タップリです。
今回の筆者のセンチメンタル・ジャーニー(感傷旅行)の最後を飾る曲として、お借りして来ました。

「バイバイ沖縄」、知名定男(ちなさだお)、1978年
" Bye Bye Okinawa " / Sadao Thina

歌詞

1.グブリー(御無礼)サビタン「お邪魔しました」、 マタヤ―サイ「またお会いましょう」
 島尻(しまじり・南部) 中頭(なかがみ・中部) 山原(やんばる・北部)とぅ 、海の青さに空の青 想い出 沖縄の旅、バイバイ沖縄 バイバイ沖縄 又ハーリヌチンダラョ(石垣島の方言で「また逢いましょう」の意) 2. グブリーサビタン、マタヤ―サイ  芭蕉姿の黒髪は、 黒い瞳のカマドゥグヮ(娘) 想い出 初恋の女(ひと)、バイバイ沖縄、 バイバイ沖縄 又ハーリヌチンダラョ 3. グブリーサビタン、マタヤ―サイ  ユンタ 、ジラバ、 遊び歌(歌の形式) ハーリー(羽龍船)、 エイサー(盆踊り)、ムーアシビ( 毛遊び、集団野外宴会の意) 想い出 沖縄島唄、バイバイ沖縄 、バイバイ沖縄 又ハーリヌチンダラョ



今回もまた初対面の方々を含め、筆者 多くの愛情オーブをいただいて来ました。
羽田への飛行機から眼下の雲間に浮かぶ故郷の島は、小さくも美しいものでした。
筆者の人生のページが残り少なくなった今、故郷との絆を更に深くと念じました。
これも筆者を救った高校時代の友人たちの尽力のおかげと、しみじみ感じました。
感謝

「バイバイ故郷 沖縄、アンシェー・マタヤ―サイ(Then, see you again)!」



" Okinawa Mi Amor " /  Los Diamantes (Albert Shiroma )、1993年

(;_;)/~~~

(*^-^*)

By T講師