アトリエ・マイルストンブログ

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2017年7月14日金曜日

TOさん卒制木版画摺り、祝終了

金曜日・晴れ・連日の高温

すっかり夏模様の今日の大山丹沢山系(七沢森林公園際よりの眺望)


TOさん、今回も美大通信・卒業制作のための木版画の追加摺りと、仕上げ作業を行いました。


左「コマドリ」、右「カイツブリ」

全色の摺りが完了した木版画「コマドリ」

TOさん、今日は前回摺った木版画に加筆・修正を施し、周囲の汚れやインクのスポット抜けを加筆しました。
これにて卒制作品の発送が出来る運びとなりました。お疲れ様でした。
おめでとうございます。

* * *

IKさん、製作中の額縁の作業を続けました。

左、カンナがけ中。     右、サンディング中。

TOさんの額縁、今日は外周のカンナがけと仕上げ研磨を行い、合わせて2点の作業が全て終了しました。
次回は製作済みのパネルと共に、同色にて塗装を施す予定です。
楽しみですね。

* * *

アトリエ、明日から3日間は臨時休業日です。
その間、その代わりの「T講師コーナー」をアップする予定でいます。
もしよろしければ、立ち寄ってみて下さい。
頑張ります。(*^-^*)


2017年7月7日金曜日

YYさん模写、彩色終了間近

七夕・金曜日・晴れ


IKさん、製作中の額縁の続きの作業を行いました。

IKさん、今日は額縁とパネルとのスペーサーを縁2本分、合計で8本作りました。
その後、額縁の前面外周をカンナで削り、前面からの緩やかな斜め加工を施しました。
次回もまた斜面部分の仕上げ研磨等、多面的な続きが行われる予定です。
楽しみです。

* * *

YYさん、製作中のアレンジ模写の描写を続行しました。



YYさん、いよいよ各部のディティール処理に取りかかりました。
今日は尾羽根の濃部等に繊細なボカシを加え、半レリーフ状に仕上げてゆきました。

色料での彩色はそろそろ終了を迎えます。
次回からは、線描での縁取りが開始される予定で、濃色や金銀の装飾輪郭などが登場します。
長期間に渡る制作も、いよいよの佳境に入ってきました。
次回が大いに楽しみです。

2017年6月23日金曜日

TOさんの課題・木版画摺り

金曜日・晴れ

TOさん、美大通信・卒業制作の続きの摺りを行いました。


TOさんの今回の課題は、以前摺った作品を同質にて摺るとの事で、その再現を試みました。
その課題木版画は多版多色摺りで、TOさん、見当合わせを含め、その再現に苦労しました。
幾度かの摺りの後、御覧のような摺りが上がりました(右:課題参考作品、左:今回作品)。
木版画の多色摺り大画面、同質に仕上げることは至難の業です。今作で及第点だと良いですね。
お疲れ様。

* * *

IKさん、今回もまた額縁製作の続きと、パネル貼りを行いました。


TOさん・4本のフレームを専用クランプにて接着。その後、本画用紙を自作パネルへ水貼りしました。
次回は額縁の各仕上げ作業と、用紙の下地塗りが予定されています。
楽しみです。

* * *

「沖縄慰霊の日」

遠く伊江島を望む本島西岸の砂浜

筆者の生まれた南島、全国的には知られていませんが、今日は全県を上げての公休日です。

72年前の4月、海の彼方より厄災「鉄の暴風」が襲来し、3ヶ月間の泥沼の戦場で26万人の命が失われました。
それは地上だけではなく、この美しい海上でも死闘が繰り広げられ、多くの命が暗い海底にて眠っています。
「ありったけの地獄」とも言われた太平洋戦争最大の戦い、今もなお数多くの遺骨・不発弾が残存する島です。

筆者の母もまた遺族の一人で、「平和の礎(いしじ)」で催された県主催の慰霊祭に参列したとの事です。
今年もまた島の辻々でお線香の紫煙と香りが漂い、家々の狭間にて立ち込めていたことと思います。
鎮魂・合掌。

By T講師

2017年6月16日金曜日

RiSちゃん木彫、完成間近

木曜日・曇り



IKさん、今日は額縁作りと、用紙のパネル(水)貼りを行いました。

左:45度カット。      右:4辺・接着中。

 左: 用紙、採寸中。       右:水貼り、開始。

IKさんの額縁が接着・組み立てられ、パネルにも用紙が無事 貼られました。
次回は、額縁の表面研磨や着色(用紙も)などが行われる予定です。
楽しみですね。

* * *

「北斎の鳳凰図」をアレンジ模写中のYYさん、今日もその続きを行いました。
YYさん、自宅でも鳳凰顔面やその周囲を中心に、細部の描写をやって来ました。




細かな羽毛の先端部など細部への加筆で、鳳凰の表情に求心力が出て迫力満点になってきました。
次回が楽しみです。

* * *

「愛犬」の木彫を製作中のRiSちゃん(小6)、その仕上げにやって来ました。
RiSちゃん、愛犬の毛色の少し近づけるため、前回 施したステインに更に濃い褐色を重ねました。

 左:細かな部分を補彩中。   右:合間に鉛筆削りを練習。

左:前回の下地塗装後。    右:濃褐色、彩色後。

RiSちゃんの木彫「愛犬 ・ 麦ちゃん」、前回の下地色より更に濃く着色されました。
その方が麦ちゃんの毛色(黒に近い濃褐色)に近づきます(但し、リアルな濃さは避けたいとのこと)。
 RiSちゃん、着色後、持ち帰るつもりでしたが、パテの部分や凹みの部分を加筆することになりました。
ですので、残念ながらめでたく完成と言う訳にはいかず、次回へと仕上げを持ち越しとなりました。


RiSちゃん、ワンちゃんの着色乾燥待ちの間に、次回から開始した果物の絵の続きも行いました。
今日は前回の構図に加え、新たにブドウも描き足しました。
これで線描は終了し、次回からいよいよ彩色が開始されます。

木彫「愛犬・麦ちゃん」の仕上げと共に、次回の両者の続きが楽しみです。

2017年6月9日金曜日

TOさんの卒制木版、祝完成

曇り のち 晴

TOさん、美大通信・卒業制作の木版画の最終摺りにやって来ました。

ローラーを転がして、 色版の重ね摺りの準備をするTOさん。

 TOさん作品の原版の一部(1版多色摺りの様子が分かります)。

TOさんの卒業制作・木版画「ユリに鳥(仮称)」が、本日めでたく摺り上がりました。
TOさん、前回のメリハリの効いた試摺りから一転、ソフトな色調の摺りに方針を転換しました。
その効果もあり、ユリの花の香しい存在感と、白抜きシルエットの鳥の姿がソフトに融合されました。
浅めのインクが「胡麻斑摺り」状になり、物体と空気の両者がうまくミックスされた抒情的・木版画の誕生となりました。
おめでとうございます。(間に合って良かったですね。)

* * *

 IKさん、製作中の額縁作りを続け、今日は前回接着したL字型フレームを45度にカットしました。
1本の額縁分で計8回のカットを要し、ノコ歯目の微細なピラニア・ノコでそれなりの時間をかけました。
次回、その接着・組立などを行う予定です。
次回も楽しみです。

2017年6月2日金曜日

IKさん、YYさん、製作着々

金曜日・晴れ・連日の夏陽気



夏風情、更に濃く。
( 写真は飯山小学校から望む大山・丹沢山系 )

* * *

 IKさん、前回から開始したパネル及び額縁製作を続けました。


IKさん、今日は2枚の絵画用パネル作りで、シナべニア材の周囲にフレームの桟材を接着しました。
次回は額縁作りの方にも着手する予定です。
楽しみですね。

* * *

YYさんの2本立て授業、まずは沖縄三線(サンシン)の運指と譜読みを行いました。

演奏曲目の方は沖縄民謡定番の「安里屋ユンタ」と、「海の声」の2曲を重点的に練習しました。
今日は奏法・表現に不可欠な、強力ハンマリング(プリング・オン&オフ)の習得を目指しました。
次回も楽しみです。




YYさん、その後は製作中の「北斎の鳳凰図」のアレンジ模写を開始。
今日は前回から開始した頭部や周囲羽毛の細かい描写の続きを行いました。

描画の途中で学童たちが帰所、人気のYYさん、多くの見学(野次馬?)に囲まれ、1階アトリエに移動(避難?)。
繊細丁寧な描画の効果も現れ始め、鳳凰の顔面には更なる迫力や鋭い眼光が加わり出しました。
次回の続きも大いに楽しみです。