アトリエ・マイルストンブログ

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2018年2月4日日曜日

AYさんの久々工作・金箔貼り

日曜日・晴れ

「立春(!)」


AYさん、製作中の「扇舞美人図」のアレンジ模写をお休み。今日はオリジナル屏風の制作を開始しました。
今回の手作り屏風の使途は、先日めでたく1歳を迎えた愛娘の桃の節句の雛人形の背景として飾るためです。

左:パネルへ和紙張り。  中:無風・無圧状態にて金箔貼り中。  右:金箔・圧着中。

AYさんのその屏風作りの初日、最大ポイントだった金箔貼りも無事終了しました。
AYさん、次回さえ許せばその上に梅や桜などを描画したいとの希望を持っています。
その描画終了後、外周を締めるフレーム作りを行い、3枚のパネルに丁番も施す予定です。
育児で多忙なAYさんの描画と屏風の完成、3月3日の桃の節句までの完成が望まれます。

* * *

久々M姉弟、色々と頑張りました。

姉のNMちゃん(中3)、学校宿題の肖像模写の仕上げにやって来ました。

若い女性の顔を自宅で描画してきたNMちゃん、原稿の頭髪が黒くなり過ぎて見えず、往生していました。
そこで筆者所有の資料を基に、頭髪の階調の味方を3段階に分け、その流れに沿って描くことにしました。
また加えてクロス・ハッチング線も利用しながら、必要な濃度を獲得して質感や光沢も表現しました。
細かい部分等は、帰宅後に練消しゴムを利用して描き込む予定です。
宿題作品の提出日までには、今以上の完成度になることと思います。
(気が早いながら先回りして)完成おめでとう。

* * *

弟のKM君(小5)の方は、製作中の木工・飛行機の続きの作業を再開しました。

KM君の木工ジェット戦闘機、各パーツが組み上がったので各部の研磨を行いました。
 研磨終了後の次回はいよいよ全体の下地塗装が予定されています。
 また同時に翼下のミサイルや増槽タンク等の制作も開始されます。
楽しみですね。

* * *

前回、美しいコリント・ゲーム機を仕上げたS姉弟、2コマ授業で描画等を楽しみました。



姉のMSちゃん(小5)、今日は自由画で自身が造り出した空想の動物を描きました。
イヌ科のようなネコ科のような不思議な姿をした動物が画面に現れ、またリアルな岩も描かれました。
次回の仕上げが大いに楽しみですが、MSちゃん、このオリジナル動物に何と言う名前をつけるのでしょうか?
次回の完成と命名が楽しみです。

* * *


弟のAS君(小3)もまた図鑑のネコ科動物を参考にしながら、体毛の模様等を複数種でミックス。
オリジナルな風景と合わせて、こちらも不思議な世界を造り出しました。
こちらもまた次回の仕上げと命名が楽しみです。

AS君、木材を利用して球体も作りたいとのことで、指導筆者が切り出した木片を研磨し始めました。
一般的・同世代男子たちにとっては苦痛な研磨作業ですが、AS君、いとも易々・楽々とこなしました。
水彩画と共に、次回の作業も楽しみです。

* * *

M姉妹、仲良く並んで描画を楽しみました。


姉のMiMちゃん(小4)、図鑑からウサギを選び、よどみなく描き上げました。
元々、観察・描画力のあるMiMちゃん、各部ポイントが抑えられた簡潔な仕上がりとなりました。
特に小さな目の表情が可愛いですね。
次回から1コマでは終わらずとも、背景をを含めた水彩画にも挑戦してもらいたいですね。
完成おめでとう。

* * *

妹のYuzちゃん(小1)、描く図鑑とさんざんにらめっこした揚げ句、蝶々を描くことになりました。
その「アオスジアゲハ」、多少前羽根が小さめながらも、この年齢でしか描けない可愛らしさも付加しました。
こちらもまた、完成おめでとう。

* * *

S姉妹も描画もやって来ました。


姉のSSちゃん(小3)、製作中の「七夕物語」の続きを行いました。
今日は前回製作した背景下地の上に、織姫と彦星を描き移す作業です。
SSちゃん、二人の下絵デッサンを苦労しながら拡大、そしてカーボン紙を用いて転写。
その後、輪郭線の掘り起こしを行いましたが、そこで今回は終了。
次回の続きが楽しみです。

* * *


一方、天真爛漫・妹のMiSちゃん(小1)の方は持参した腕時計を描写。
ほぼ原寸大の金むく時計をしっかり描写し、簡潔で美しい水彩となりました。
おめでとう。

その後、ひらめき娘ぶりを発揮したMiSちゃん、白ボール紙を用いて何とドア付きのトイレを作りました。
何のことやら不明の筆者に「髪の毛の長い女の人の幽霊」を作ってくれと頼んでいた理由がそこにありました。
でも残念、筆者にはその時間はありませんでしたが、MiSちゃん帰宅後に自身で作ったかもしれません。
可愛い「トイレの花子さん」を・・・。
こちらのリアル・トイレも、おめでとう。

* * *

想像力豊かなKoK君、今日も古代図鑑から魚を描きました。

KoK君が不思議図鑑から選んだのは、古代魚シーラカンスのような魚と、深海魚のような魚です。
KoK君、深い海を造り出し、銀色に妖しく輝く魚たちを画面に出現させ、その物語も造りました。
絵の完成、おめでとう。
( 絵の物語は、しばらく続くようです。)

* * *

「立春」に相応しい今日のアトリエでした。

もっとも寒い時期と言われるこの季節ですが、陽射しには確実に春の訪れを感じます。
寒風・寒空に先陣を切って屹立・開花する梅の花の姿がもうすぐそこまで来ています。
(*^-^*)


2017年12月3日日曜日

KuMさん素描&水彩、祝完成

日曜日・晴れ のち 曇り

MSさん、製作中の油絵の描画を続けました。


MSちゃん、今日は前回施した敷物の下地に、細かな部分を描き加えました。
その効果もあって親子の下には、柔らかな感じの敷布が現れました。
皺やヒダや、パステル・トーンの模様もリアルな雰囲気となりました。
これにて全体の構図は完成、次回から仕上げに向けての描き込みが開始されます。
楽しみですね。

* * *

前回までに幾何学形態のデッサンを終えたKuMさん、2コマ授業で新段階へと進みました。

 KuMさんの次の段階のデッサンは静物を描写することで、今日はその初回としてカボチャを描きました。
その主だった趣旨は固有色の違いの描き分けと、質感描写の2点です。
KuMさん、表皮の薄橙色・ヘタの濃緑等しっかり描き分け、粉がふいたような乾いた質感も再現しました。

KuMさん、2コマ目では初水彩画でリンゴにも挑戦、見事に仕上げました。
当アトリエでは淡彩画等だけではなく、水彩絵具を活かした写実的なアプローチも行っています。
支配色を基調とした下地を基盤に、多層の重ね塗りを施して立体的な表現を身につけてゆきます。
KuMさん、リンゴの的確な形体と色彩を紙面上に再現、素晴らしい水彩画の誕生となりました。
秀作となった静物のデッサンと水彩、おめでとうございます。
これからも楽しみです。

* * *

M姉妹、来年の干支の「戌(犬)」を描きました。


姉のMiMちゃん(小4)が選び、描いたのはトリコロール模様が可愛い「ジャック・ラッセル・テリア」。
MiMちゃん、その目を自分なりにアレンジして愛らしい丸目に仕立てました。
ベロも可愛いですね。

* * *

妹のYuzちゃん(小1)の方は、愛嬌のある「ウェルシュ・コーギー」を選び、描きました。
こちらもまた可愛らしさでは共通ですが、加えて「ブサカワ的」でユーモラスな仕上がりとなりました。
共に親しみのある雰囲気を湛えていて、年賀状のデザインには最適かも知れません。
可愛い「ワンちゃん2匹」の誕生、おめでとう。

* * *

昨日に引き続きYumちゃん(小2)、2コマ授業で描画に励みました。


 Yumちゃん製作中の水彩画「秋を楽しむ愛犬ムサシ(仮称)」が、本日めでたく完成しました。
今日は昨日加筆した落ち葉の葉脈など、各所の細部を描き込み、全体的な密度を高めました。
愛犬の表情が個性的(とても似ています!)で、印象的な作品となりました。完成おめでとう。

Yumちゃん、更に自宅で描いてきた自宅近くの風景に彩色を開始。アッと言う間にここまで着色。
表現主義的な赤い紅葉の山並みと、リアルな人々の営みのバランスが微妙で、仕上げを次回へと持ち越しました。
Yumちゃんの野心的意欲作、一体どうなってゆくのか、次回が楽しみです。

* * *

久々KoK君(小1)、今日も描画を楽しみました。


ストーリー性を大事にするKoK君、今日は絵のモチーフがなかなか決まらず。
結局、何枚かを描き直し、最後に蝶々にたどり着きました。
その蝶々、金色と青色で羽根の鱗粉を表現して、画面いっぱいに描き出しました。
背景もオレンジ色で塗り込めたいとのことでしたが、今回はここで終了しました。
お疲れ様。次回も楽しみです。

( そのKoK君、夏休みの公募展で金賞を受賞したとのこと。おめでとう。)

2017年9月3日日曜日

KoK君のジンベエザメ祝完成

晴れ 時々 曇り
( ここ数日、明け方はめっきり涼しくなってきました。)

RSさん、製作中のアクリル金背(きんはい)画の続きを行いました。

RSさん、今日は桔梗の花の中心部の葉脈を描き、その後 調子を描き加え始めました。
その効果もあり、花びらが徐々に立体的になってきました。
次回の続きが楽しみです。

* * *

KoK君(小1)、今日は図鑑からジンベエザメを描きました。


日頃、工作の大好きなKoK君、物の形は取れるのですが、手先の器用さが今一つ足りません。
そこで指導の筆者、確固とした輪郭取りと、その後の彩色を重点的に丁寧に行うことを提案。
その絵具の塗り分けに、今まで以上に集中して丁寧に塗り込める作業をやってもらいました。

こうしてKoK君のジンベエザメが、見事に完成しました。
色分けは体表面の灰色と水中の青色と口の黒の3色で、その後 白色絵具で斑点模様を描いてもらいました。

今まで、形体把握の線描輪郭取りも彩色も速度に任せて行っていたのですが、今回はその手法を避けてみました。
その方法がKoK君に合っているかはまだ分かりませんが、自らの意思を紙面に表すには極めて大切な手法です。
その手法の繰り返しと日々の積み重ねを行うことで、手先の器用さは徐々に次第に培われて行くことと思います。

KoK君の次回のアプローチも楽しみです。