アトリエ・マイルストンブログ

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2017年11月10日金曜日

TOさん木版画、更なる試摺り

金曜日・晴れ のち 曇り(夜:強風雨)

 4日連続の秋景色。秋の美しい様相もあと僅か(森の里青山、NTT・松蔭大学間のイチョウ並木)。


TOさん、美大通信の卒制作品の続きを行いました。


左:前回の初試摺り         今回2回目・試摺り

TOさん、今日は以前 夏に試摺りした「コマドリ」のバリエーション摺りを行いました。
今作は右側前景の丘に色鮮やかな花畑を配し、随分と賑やかな雰囲気の画面となりました。
今日のモノタイプ、逆にその対比として空は灰色に薄暗くして、前景を引き立ててあります。
次回の続きの摺りも楽しみです。

* * *

KKさん、製作中の油絵を続きを行いました。

KKさんの風景油絵「シドニーのオペラハウス(仮称)」、今日は各所に渡って筆が入れられました。
画像では判然としませんが、パート(厚めの)絵具を塗り込めた効果もあり、空気感・物質感 共に確固としてきました。
次回の続きも楽しみです。


2017年10月17日火曜日

MaOちゃんのアニキャラ祝完成

火曜日・5日連続の冷たい雨 のち 曇り

HTさん、製作中のアクリル画の続きを行いました。

HTさん、今日は前回の続きとして、オニユリの花のボカシ加工を行い、更にシベや葉のハイライト等を加筆しました。
その後、葉の右側面に濃色の影入れを行い、前景と中景・草原部との分離・立体感や距離感を獲得しました。
次回も引き続き、各所・各部の細部への筆入れを続ける予定です。
密度が更に加わると思いますので、楽しみです。

* * *

前回から開始されたKKさんの新作油絵、今日はその2日目です。

 

KKさんの風景画「シドニーのオペラハウス(仮称)」、今日は随分と描画が進みました。
画面左側の前景の海面や遠景などに陽の光が現れ、逆光の中景の建物群を引き立たせ始めました。
自然や大気の大きな広がりを感じさせる情緒が、2日目でにして早くも画面に立ち現れてきました。
次回、どう展開されるのか、今から楽しみです。

* * *

前回、鮮やかなグラフィック・ワーク(クレヨンしんちゃん)を仕上げたChちゃん(小6)、今日から新作です。

Chちゃん、油絵で祖母宅のワンちゃんを描く予定があるものの、その画像未だ入手できず。
今日はその前哨戦・前研究として、モチーフはネコながらもソフトな毛の描写にトライしました。
Chちゃん、形体の輪郭は気にしながらも、1本の線ではなく複数の短いストロークの線にトライ、
その多数の描線の集合体で、柔らかな毛の質感を表現するデッサンを行いました。
良い感じにはなりましたが、最終仕上げは惜しくも次回の前半までとなりました。
完成楽しみです。

* * *

仲良く並んで描画に集中する低学年コンビ2人

AYちゃん(小2)、今日は「龍を描く、竜を!」と、描くモチーフをしっかり決めてきました。


これまでにもペガサス等、各種の伝説・架空の生き物を描いてきたAYちゃんの新しいターゲットは龍でした。
AYちゃん、元図をしっかり観察・描画、調子を付け、今回は更に指布使用による擦筆ボカシを導入しました。
その龍の手には新たに玉(ぎょく)が握られ、迫力ある龍の姿が再現されました。
このままでも充分に完成とも言えますが、AYちゃん、細部や周囲の雲など更に加筆したいとのことでした。
次回の最終仕上げ、とても楽しみです。

* * *

MaOちゃん(小1)もまた、今日のモチーフを決めていて、それはアニメのキャラクターとの事。 


MaOちゃんが選んだモチーフは「タイムボカン」と言うアニ・キャラで、多数の姿を描写しました。
色々な昆虫が元ネタらしいキャラ、MaOちゃんしっかり観察・描画、カラフルな彩色を加えました。
透視図法・俯瞰図で描かれたこれらのキャラ、MaOちゃんの丁寧な色分けで活き活きとしてきました。
日々の何気ないこのような観察・模写が、やがて優れて鋭く器用な目と手を生み出していきます。
完成、おめでとう。

2017年9月29日金曜日

KKさん、新作油絵・開始

金曜日・晴れ

美大通信の卒業制作に精を出しているTOさん、今日も新作を摺りました。


 TOさんの卒制・野鳥連作の新作「シジュウカラ」の試摺りが本日行われました。
画面中央には熟して落果した苦瓜が配され、それを無心についばむ2匹のシジュウカラの姿が浮かび上がりました。
対角線や直角などの不思議な構図取りの効果も有って、何だかユーモラスな動きや雰囲気さえ漂ってきます。
次回の仕上げ作業が楽しみです。

* * *

KKさん、製作中だった孫娘さんの油絵は一時中断、本日から大きなサイズの新作を開始しました。

KKさんの新作は風景画で、以前に旅行で訪れたオーストラリアはシドニーのランドマークがモチーフです。
それは外観がユニークで有名なあのオペラハウスで、KKさん、自ら撮影の写真を参考の描き出しました。
KKさん、今日はその線描による構図取りを行い、手始めとしてまずは海の色を乗せました。
次回から本格的な彩色が開始されます。
楽しみですね。

2017年5月23日火曜日

キッズたちの力作、続々完成

火曜日・晴れ・本日も全国的に夏日や真夏日を記録


しっかり夏風情の今日この頃の光景。


「梅雨前なのに、もう真夏?」
「四季」は便宜上 人間界の都合で分けたのは、百も承知してはいますが・・・、
爽やかな薫風をもう少し味わいたく、少々恨めしく感じてしまう今日この頃です。

* * *

TOさん、美大通信課程の卒業制作にやって来ました。

TOさん、今回の作業は前回までに製作・摺った作品と同様の摺りをするようにとの課題です。
いわゆる本摺りとしての安定的・同一性の摺りを評価するのが目的だと思われます。
TOさん、前回の試摺り同様の摺りをしっかりと画面上に再現することが出来ました。
卒業間近なTOさん、次回その作品の仕上げ・発送などを行う予定です。

* * *

KKさん、製作中の油絵「孫娘(仮称)」の仕上げ作業に取りかかりました。
今日は顔面の細部を中心に、背景なども含め全体的な見直しを行いました。
全体的な統一感が出始めるも、細部描き込みの過程で、目が少々大きくなってしまいました。
次回、その微調整などを行い、最終的仕上げに繫げる予定です。
楽しみですね。
 
* * *


Chちゃん(小6)、前回から開始したデッサン「ティー・ポット」の仕上げにやって来ました。
Chちゃん、今日は前回の下地に更に濃調子を乗せ、加えて細部のニュアンスなどを描き込みました。
最後に練りケシで反射のハイライトを抜き、金属の質感たっぷりなデッサンを完成させました。
おめでとう。

* * *

小2の3名、仲良く並んで描画に励みました。

AYちゃん、上のChちゃんのデッサンに刺激されて、初めてのデッサンに挑戦しました。
AYちゃん自ら選んだ「ガラスの小瓶」をしっかり観察、その形状や表面のテカリなどを見事に再現しました。
筆者が指導時こだわる調子の3段階(明・中・暗)も効果的に利用されて、見事なデッサンが誕生しました。
おめでとう。

* * *

RMちゃん、今日も図鑑から好きな動物を2頭選び、めでたく完成させました。
その「タテガミ・オオカミとヤブ犬」、まるでキャラクターそのものの完成度の高い作品となりました。
子供ならではの無心・無欲なそれら2頭の形や表情の醸し出す雰囲気、もう「一期一会・唯一無二」の宝です。
ずっと大切に保管して下さい。
おめでとう。

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前回、素晴らしいシャチを描いたYuKちゃん、今日も水中の生き物を描きました。
YuKちゃんが選んだ「サケたち」、産卵のために遡上した川の中のサケたち様子が、躍動的に描かれました。
瞬間的・急激なサケたち動きやその発する音が、今にも聞こえてくるようなリアルな臨場感が素晴らしいですね。
おめでとう。

2017年4月21日金曜日

KKさんの初1階アトリエ

金曜日・晴れ・薫風(良い響きです)
これから梅雨までの間、筆者にとっての一番目のベスト・シーズン(春・秋)がやって来ました。(*^-^*)


KKさん、初の1階アトリエで、製作中の油絵を続けました。


 KKさんの油絵「孫娘(仮称)」、今日は肌の色を中心に筆を入れました。
その効果もあって、幼女の瑞々しい繊細な皮膚の感じが表れ、その影響で画面全体もより清楚な雰囲気に・・・。
次回のポイントやニュアンスなど、細部の詰めが楽しみです。

* * *

インフルからめでたく復帰したYYさん、久々に三線(サンシン)教室と美術教室を楽しみました。



部分拡大図
YYさんのアレンジ模写「北斎の鳳凰図」、今日は画面右側の尾羽部に青色絵具を丁寧に加えました。
完成までまだまだ時間を要しますが、我が国の伝統美術らしい緻密かつ装飾的な画面が魅力です。
YYさん、それを更に工芸的にアレンジする予定です。職人的・地道さで淡々と頑張りましょう。
これからも楽しみですね。

2017年2月21日火曜日

AHちゃんのスズメ一家、完成

火曜日・晴れ

KKさん、製作中の油絵の続きを行いました。

 右:前回、描画終了済みの様子。 

YYさんの油絵「孫娘」、前回、集中的に顔を描き込み、人物肖像画としてのクオリティーを高めました。
今日はそこに加え、手足の微妙な形体の細部を詰め、また各部の調子や色彩も丹念に整理しました。
その効果もあって造形的な立体感や空間が明確・強固になり、孫娘の息吹きが更に輝き出しました。
次回の続きが大いに楽しみです。

* * *

Chちゃん(小5)、製作中の木彫「アマツバメ」の続きの作業を行いました。

Chちゃん、今日は前回カービング(彫刻)した細部や全体を研磨、いよいよの各部接続を行いました。
翼と尾羽を木工ボンドと小釘を用いて胴体に接着、釘頭はポンチで木材奥へ打ち込み、各部隙間はパテ埋めを行いました。


 全貌を露わにしたChちゃんのツバメ、軽やかなフォルムがとても美しいですね。
ボンド乾燥後の次回、全体のパテ埋め・最終研磨と、新たにくちばし作りを開始します。
また時間があれば、飾り用スタンド(台座)作りも開始されるかも知れません。
こちらも次回が大いに楽しみですね。

* * *

同学年・同クラス・コンビの二人(共に小1)、久々に仲良く揃って張り子作りと描画の2本立てを楽しみました。



 AYちゃん、今日は最初にイルカを線描し、彩色を次回送りとしました。
そして、今日のメインを張り子のネコちゃんの彩色と決め、支配色・下地色の薄灰色を塗り込めました。
この下地色で、アメリカン・ショートヘアとしての毛色が分かり、リアルな感じとなってきました。
これにて学童たちに「太ったタヌキ?」とはもう言わせません。
ネコちゃんとイルカの次回の続きが楽しみです。

* * *

 久々AHちゃんの方は新作描画を中心にアトリエを楽しみました。


動物好きなAhちゃん、今日はスズメが描きたいと図鑑を観察、しっかり可愛く完成させました。
おなじ種類の生き物を複数で描くのを好むAHちゃん、今日もまたそのパターンを登場させました。
その微妙な形体の違いや表情の違いなどが面白い効果を上げ、見る者に和み感を与えてくれます。
AHちゃんの見事な水彩画「スズメ」、大人では決して表せない無意識の可愛らしさが垂涎ものです。

AHちゃん、中断していた張り子の「カルガモ」作りを久々に再開。
今日は強度が不足がちな薄い各所を探して、重点的に和紙を張り込めました。
次回は胴体と首の位置関係などを見直し、アレンジを施しながら、クチバ作りなども始める予定です。
次回の作業が楽しみです。