アトリエ・マイルストンブログ

2011年6月4日土曜日

新人二人

梅雨の晴れ間で気温がグンと上がった土曜日のアトリエです。

先日、体験授業を受けた大学生のAH君、本格的に学ぶことになりました。
今日は、前回のコーヒー・カップのデッサンの最終仕上げに取りかかります。


完成しました。前回の柔らか階調に、ポイントとなる暗部と細部が更に描き込まれました。
取っ手やソーサー等、ハイライト部も練りゴムで再現され、陶器の質感も見事に描出されました。
これからも楽しみです。

* * *

次もやはり先日、体験授業を受けたYK君(小5)、アトリエに通うことになりました。
今日はYK君の大好きなゲームのキャラクター「ヨッシー」を描きます。


的確で柔らかな描線で形が取られ、色鉛筆でしっかり彩色されたヨッシーが2点、描かれました。
恐竜の子供のような、カメのような、しかも靴を履いた姿が何ともユーモラスで愛らしいですね。
(YK君、ヨッシー知らなくてスミマセン。次回までにはその存在をチェックしておきます。)

 * * *

ISちゃん(小2)が、体験授業を受けにやって来ました。
まずは粘土で関心のあるものを作ります。


 出来ました。左より、草まんじゅう、カマボコ、タルト、ハンバーガー(ちっちゃくて可愛い)です。
次は、その中からタルトの絵に挑戦です。


ISちゃんの美味しそうなタルト、堂々の完成です。
イチゴやブルーベリー等のトッピングに加え、鳥や家の絵、両端にはロウソクも立てられています。
そして何と傍らにはワイン・グラスに注がれたグレープ・ジュースまで添えられました。

ISちゃん、無意識の内に明暗法(左側の影)や俯瞰(透視図)法などを駆使して、傑作を誕生させました。
余談ですが、左の写真には絵の出来(または食べ物?)を見守るTシャツ・プリントの猫ちゃんが見えます。

立体・平面・両者ともカラフルで可愛らしく、おいしそうで、素晴らしい表現力です。
(食いしん坊なT講師、ゴクリ生唾を飲み込んだばかりではなく、グーグーお腹まで鳴らしていました。)