アトリエ・マイルストンブログ

2015年6月18日木曜日

KIちゃんの円柱デッサン完成

木曜日・曇り 一時 雨

TOさん、制作中の木版画の続きを行いました。
今日は前回摺った第1版を確認しながら、第2版目の描刻を行いました。
次回、摺りが重ねられる予定です。
楽しみです。

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KIちゃん(小6)、前回から描き始めた円柱(円筒形)のデッサンを仕上げました。
今日は前回の調子の上に更に調子が重ねられ、明暗のグラデーションを豊かにしました。
KIちゃんの本格的デッサン入門 第2作、「円柱」が丁寧な階調で完成です。

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MMちゃん(小6)、制作中のルノアール作の少女像・模写の制作を続けます。
今日は背景に点描での各色を更に加筆しました。
MMちゃん、不慣れな点描でしたが加筆の甲斐もあって、密度のある背景が誕生しました。
次回、少女を更に描き込んで、完成する予定です。
楽しみですね。

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前回、見事なセザンヌの静物画・模写を仕上げたHaT君(小4)、今日から工作との事でその選定を行いました。
HaT君、木工で作るモチーフの電車を色々選んでやっと決まり、その下絵を描きました。
次回、材料の切り出しなどを行い。本格的制作が開始される予定です。
楽しみですね。
(描画中のHaT君の様子、撮り損ねてしまいました。すみません。)

2015年6月17日水曜日

梅雨時、お休み日

水曜日、曇り 一時 雨

アトリエ、授業なくお休みでした。

そこで、久々の
「デイリー・ギャラリー(その24)」
「森羅万象ギャラリー(その14)」
合体編をお送りします。

あじさい(英名:ハイドランジア、hydrangea)

あじさい(紫陽花)は我が国が原種の花で、花に見えるところが実は萼で、実際の花は中心部の小さな部分です。
万葉集にも登場するほど古い花で、漢字はライラックの呼称を後に誤用したものが定着・一般化したのことです。
江戸時代、シーボルトが西洋へ持ち帰り、彼の地でも広まり、数々の品種改良がなされて今日に至っています。




アジサイはその色彩の変化で、花言葉には「移り気」「高慢」などのネガティブなイメージがあるようです。が、
降雨や曇天がちな梅雨時、暗く重く沈んだ雰囲気の街角で、私たちの目を楽しませてくれる貴重な存在です。
「七変化」とも呼ばれる美しい花、この季節の主役を張るにふさわしい素晴らしい花火花たちです。

By 講師T

2015年6月16日火曜日

RSちゃんの2作目デッサン

火曜日・曇り


KKさん、制作中の油絵の続きで、今日は全体的に筆が入れられ、画面が更に明るくなりました。
明るい陽光が作り出す乾いた雰囲気の木洩れ陽に、何故かそよ風も感じて心地良さ気です。
次回も楽しみです。

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前回もデッサンでブリキのミニ・ジョーロを描いたRSちゃん(小3)、今日もデッサンに挑戦、カボチャを描きました。
RSちゃん、カボチャの形態をよく観察し、丁寧な筆致で的確な調子を施し、見事に完成しました。
表面の粉が吹いたような乾いた質感や、重さも感じられる立体感も素晴らしい作品となりました。

* * *

Y兄弟の兄HY君(小3)、今日もお気に入り図鑑を持参、その中からカブト虫を選び、見事に仕上げました。
学年を越えたHY君特有の鋭い観察力と描写力でカブト虫独特の形態や質感を見事に捉え、描出しました。
表面の光沢や立体感が素晴らしく、今にも動き出しそうな迫力ある水彩画となりました。

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一方、弟のTY君は乗り物図鑑からヘリコプターの正面図を描き、仕上げました。
思い切りの良い直線や細部の再現が鋭く、シャープさの感じられる絵になりました。
兄弟二人、共に次回も楽しみです。

2015年6月15日月曜日

川端龍子の抒情名画

月曜日・梅雨の晴れ間

「名作美術館(その128):半・室内、半・風景画」

川端龍子(りゅうし)、「佳人好在」、大正14年(1925年)
136 x 115cm、絹本・着色、京都国立近代美術館・所蔵

近代日本画界の異端、川端龍子の戦前の作品です。
季節は不明ですが、筆者が勝手に梅雨時の曇天の雰囲気を感じ、今回の紹介となりました。
描かれているのは、とある和室の食膳と、長い庇(ひさし)と竹縁台の向こうの庭の様子です。
漆塗りのお膳の料理は一流の板前料理人の手によるものらしく、食器もまた立派な品物です。
美しい畳に加え、庇や天井・障子窓・半閉じの雨戸などの設えも地味ながら、上質な造りです。
庭に目を転ずれば、シダや万年青(オモト)やヤツデらしき日陰を好む植物に囲まれた池が見えます。
左上の軒先の木にはカワセミらしき野鳥の姿もあり、池の中の鯉でも狙っているのかもしれません。
室内・屋外を包む光はあくまでも柔らかく、開放的ではない庵(いおり)のような佇まいが感じられます。
それもそのはず、画題の佳人とは美しい女性を指し、好在の意味は不明ながら、画家の心情では・・・。

限られた室内と庭の一角を見ているだけで、筆者の想像・妄想は限りなく広がり、一遍の映画と化します。
ちなみに場所は京都の奥座敷・南禅寺界隈の高級別荘群の一軒との事、社会的名士のみの住処です。
静寂な趣きが漂う庭の池の水も、明治時代に築かれた琵琶湖疏水による引き水なのかもしれません。
緻密に描かれた自然と人工物の細部と、拡散した淡い光とが織りなす非日常世界、見所は尽きません。

前回の当コーナーのボナール作の室内、屋外半々の「窓」との共通点・相反点など、比較も面白いですね。
両作品共に親しみや憧れ、違和感や臨場感など、様々な感情が湧き上がり交錯する奥深い抒情名画です。

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「ミュージック・ギャラリー(その156)」

(画像は別ですが)この曲、以前にもアップしており、今回が2度目の登場です。
上の作品とは直接的な繋がりはありませんが、共通点は梅雨時・曇天の雰囲気です。
「星影」の曲名からすれば晴天なのですが、しっとり感を感じ筆者が勝手にこの時期に聞きたくて選びました。

「星影の小径」/ちあき なおみ

しっとりとしたエアー感ある糸を引くような歌声、遠くなりつつある「昭和」の雰囲気です。
上の絵画作品同様、気品ある抒情はいつ聞いて(見て)も良い気分にさせてくれます。
ともすれば つい鬱陶しい季節と感じてしまいがちですが、この季節ならではの情緒を楽しみたいと思っています。
道すがらの紫陽花たちの移ろいゆく淡い色彩の柔らか花火を道連れに・・・。

By 講師T

2015年6月14日日曜日

AYさんの初本画、祝誕生

日曜日・曇り(時々 晴れ)

AYさん、初・本画の完成を目指します。


AYさんのアトリエでの初・本画(中国画模写「芙蓉図(李迪筆、国宝)」が、本日めでたく完成しました。
原画の持つ馥郁(ふくいく)たる香り漂う雰囲気を継承し、構図や一部の形にアレンジを加えて描画。
更に原画の経年変化の褪色を推量し、AYさんなりの彩色が施され、美しい絵画の完成となりました。
用紙に施した絹張りの中間調有色下地が活きた秀作絵画(画材はアクリル絵具使用)の誕生です。
(実際にはしばらく時間を置いて見直し、細部を補彩して最終仕上げ、落款が施される予定です。)

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RSさん、前回から開始した水彩画の続きを行いました。
RSさん、基本となる構図・線画取りを終え、彩色を開始しました。
今日は基本の下地色3色が、ウォッシュ法(筆触無しの平塗り、海と空)と、筆触利用法(山の緑)で塗られました。
下地のこの時点で、空気感のある良い雰囲気が画面から漂い出しました。
次回の続きが楽しみです。

2015年6月13日土曜日

YAちゃんの2本立て授業

土曜日・曇り(時々晴れ)

アジサイが綺麗に色付く季節となりました(YSさん宅の庭から)。

絵本制作中のYAちゃん(小5)、その続きを行いました。


YAちゃん、今日は可愛らしい2点の絵を描きました。文章の方は後日 加えられるとの事。

そのYAちゃん、気分転換にと、授業後半には工作を開始しました。
作られたのは「鉛筆立て」。今日がその表面に下絵の線画を施しました。
次回、彩色して完成予定です。
絵本、鉛筆立て、どちらも楽しみです。

2015年6月12日金曜日

Yツインズ動物親子、祝完成

金曜日・朝:雨 のち 曇り

動物好きなYツインズ(小5)がやって来ました。
KYちゃんは先週のカモ親子の仕上げを、SYちゃんは図鑑から好きな動物の描画を行いました。


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KMちゃんの水彩画「カルガモ親子」が、本日めでたく完成しました。
温かな色合いの水面を仲良く進むカルガモの親子の様子が、可愛らしく愛情深く描かれました。
先導する親鳥も、後を追う黄色い産毛混じりのヒナ鳥たちも、素朴な味わいが魅力的な作品となりました。

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図鑑からイノシシの親子を選んだSMちゃんもまた見事な水彩画の誕生となりました。
デッサン的には完璧な形態ではないのですが、その産み出された形態は正確さなどを越えた魅力に満ちています。
特に2匹の子どもイノシシ・うり坊の形態・表情が、作為を越えた素晴らしい可愛らしさです。

KYちゃん・SYちゃんの両作品、この年齢でしか表現できない「一期一会」的な宝物の誕生です。
是非 額装して鑑賞・保管して下さい。

2015年6月11日木曜日

TOさんの木版画、摺り開始

曇り(夜、雨)

TOさん、美大通信の課題の木版画の摺りをいよいよ開始しました。

摺りの前の最終チェック彫り。   版木へ インク詰め作業中。

TOさんの多色摺り木版画の第1版が、めでたく摺り上がりました。
夜の帳(とばり)に浮かび上がる室内の灯りが、もう既に良い感じです。
次回は、第2版目の色版作りが行われる予定です。
楽しみです。

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ルノアールの少女像を油絵で模写しているMMちゃん(小6)、その続きを行いました。
今日は細部に筆を入れ、顔や頭髪、衣装、更に背景上下の花や緑も描き足しました。
MMちゃん本人はまだ試行中の真っ只中ですが、画面からは良い結果が出始めています。
次回も楽しみですね。

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HaT君(小4)、デッサンでカボチャを描き始めました。
が、途中で学校の宿題を思い出し、急遽、その制作を始めました。

それは夏のイベントのインフォメーション・ポスターで、今日はそのアイデア出しと下絵作りを行いました。
みんなの目に付くポスターが仕上がると良いですね。
と言うわけで、デッサンの続きは次回以降に持ち越されました。

2015年6月10日水曜日

YSさんの風景油絵、進む

水曜日・晴れ

初春の林をモチーフに油絵を制作中のYSさん、続きの作業を行いました。
今日は木立の幹や枝などを中心に筆を入れ、画面に奥行き感を持たせました。
淡い光や清々しい空気感が良い雰囲気です。
次回、ひょっとすると仕上がるかも知れません。
楽しみです。

2015年6月9日火曜日

Y兄弟の迫力動物絵、完成

火曜日・雨

山に被さる分厚く重い、今日の梅雨空(七沢森林公園際)
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Y兄弟、図鑑から好きな動物を描きました。


兄のHY君(小3)、大好きな恐竜図鑑を持参、その中から好きな恐竜を描きました。
特徴をしっかり捉えた形態に的確な色彩を施迫力・重量感ある見事な水彩画となりました。

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弟のTY君(小2)はヒョウを選び、兄同様、しっかりと特徴を捉え、絵具を施しました。
いかにもヒョウと言えるような獰猛な顔や身体つきを見事に描写、仕上げました。
デッサン力あるY兄弟、次回も楽しみです。

2015年6月8日月曜日

梅雨入り、ボナールの「窓」

月曜日・曇り のち 雨
関東地方、いよいよの梅雨入り。

「名作美術館(その127):ボナールの「窓」

Pierre Bonnard " The Window" (1925)

前回、前々回に続き、ボナール作品の登場です。
制作年代からすると、長年暮らしたノルマンディーのベルノンではなく、新居となった南仏のル・カネかも知れません。
アンティミスト(親密派、室内画家)と呼ばれる画家ならではの温かな視点と厚みある補色たちが心地良い作品です。
但し、当作品は室内外半々の構図、室内画なのか、または風景画と呼ぶべきか、ジャンル分けに迷ってしまいます。
野暮な分類はともかく、筆者にはバルコニーも含めた室内も、見下ろす家並みも、遠景の山や空もとても魅力的です。
窓を基点の、室内の家具調度や住人の暮らし、又は外に広がる街並みや丘の辻々に筆者の想像が尽きません。
とりわけ、空一面を覆う低く垂れ込めた分厚い瑠璃色の雲波が筆者の想像力を痛く刺激、増殖して止みません。

アンティミスト・ボナール。美しい緑の丘陵と光に抱かれた悠々自適な画家の営みが産み出した今回の名作です。

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「ミュージック・ギャラリー(その155)」

今回の当コーナーは今日の梅雨入りにちなんで選びました。
春の爽やかな薫風も過ぎ去り、南の太平洋がもたらした豊かな湿り気が列島を覆い始めました。
大気が湿潤し、部屋の空気も重く澱をなす頃に聞きたくなる心地良い気だるさが魅力的な1曲です。

ザ、ウォーター・イズ・ワイド / カーラ・ボノフ (1979年)
The Water Is Wide ( Irish Traditional ) / Karla Bonoff 

筆者の大好きなアイリッシュ・ソング。円熟シンガーのエアー感ある歌声と、哀愁あるバック・アレンジが快感です。

アコースチック・ギターもその響きを鈍くさせる季節ですが、代わりに沖縄三線(さんしん)が蘇る季節の到来です。
レイジーな鈍い響きにお線香の紫煙が良く似合う、そんな雨の季節の始まりです。

By 講師T