月曜日・晴・猛暑
アトリエは定休日。明日から１６日（金）までは、お盆休みです。
今日は久々の「デイリー・ギャラリー（その10）」を、お届けします。
題して「飛沫 （ ビニール・プール ）」です。
SPＬＡSH ＩＮ ＶＩＮＹＬ ＰＯＯＬ / H ・Toma ( 2013 )
上の写真、先週から始めた学童クラブのビニール・プールでの、先週金曜日のスナップ・ショットです。
全長３ｍのプールとは言え、魚雷のように突き進む遊泳中の子供たちの放つ飛沫が美しく、無心でシャッターを切りました。
流体としての水と、発せられる飛沫と光が造り出す一瞬の非日常的フォルムが、久々に創作意欲を掻き立ててくれました。
「絵に描きたい！」
そんな情熱の沸騰も束の間、掌中のデジカメにも飛沫の一群が襲いかかり、ハンターの目は現実に引き戻されてしまいました。
かくて、ブログには必須の数年来愛用のデジカメが不覚にも使用不能に陥り、文字通り冷や水を浴びせられた形と相なりました。
「思慮浅く、ビニール・プールの底の様」 トホホ・・・
＊ ＊ ＊
「ミュージック・ギャラリー（その６２）」
ここは気分を変えて、デジカメ・ショックを吹き飛ばすような、夏にこそ似合うエネルギッシュな音楽を２曲、お届けします。
題して「夏歌：英米ビート対決」です。
１曲目は、その当時ビートルズと共に全米を揺るがせたブリティッシュ・ロックの雄、ローリング・ストーンズです。
ローリング・ストーンズ 「サティスファクション」 （1965年）
The Rolling Stones " Satisfaction"
２曲目は、アメリカン・ビート・ポップ・バンド、デイヴ・ディー・グループの「キサナドゥーの伝説」です。
Dave Dee（Group),Dozy,Beaky,Mick&Tich "The Legend Of Xanadu"（1968年）
１曲目の「サティスファクション」、筆者中２の時に出会って、思いっきりハマッてしまいました。
初めて聞いた（意識した）ファズ・トーンのかかったリード・ギターの音色とパワフル＆シンプルなビートに一目ならぬ一耳惚れ。
中学を出てプロになった幼馴染の女友達の兄のお披露目演奏会場で見て聞いて、目と耳からウロコが落ちてしまいました。
幼稚園時代から大の音楽好きだった子供が、バンド少年へとひた走るきっかけにもなり、人生の分かれ目ともなった１曲です。
小学校入学以来、ずっと優秀だった筆者の成績は、その後 右肩下がりの綺麗な急降下カーブを描くこととなります。
「キサナドゥーの伝説」は、GSのジャガーズもカバーしていて、来沖公演では周囲の女子達の黄色い声の渦中で聞きました。
（筆者にギターの手ほどきをしてくれ、両方の会場も共にした親友のピンパン君は、若干17才にして逝ってしまいましたが・・・）
今ではみんな、良いおじさん（おじいさん）＆おばさん（おばあさん）です。
夜中だと言うのに、蓄積疲労も吹っ飛び、何だか元気が湧いてきました。
ムチの力、否、[音楽の力]、恐るべし。
By （涙ソーソーの）講師T
