2018年3月22日木曜日

「春分の日」の名残り雪

木曜日・寒戻りの雨天

アトリエ授業は未だ投稿出来ず。
よって再三再四のお茶濁しです。

* * *

待ちに待った春分の日の昨日、
皮肉にも寒戻りの寒い1日となり、一時は降雪も。
そこで、今回の今年の「春分の日」特集となりました。

「ミュージック・ギャラリー(その308):臨時特別篇(その6)」


春分の日の名残り雪、こんな日に登場する曲はもうこれしかないでしょ、と言うような定番です。
このコーナー、筆者若かりし頃のフォーク音楽をちょうど取り上げていることもあり、最適です。
あまりにもステレオタイプ過ぎてつい恥かしくなってしまう鉄板曲、歌もこの歌手で決まりです。

「なごり雪(1975年)」/ 伊勢正三・イルカ・南こうせつ(ライブ)

原曲の詞・曲・歌を担当したかぐや姫の伊勢正三と、カバーして大ヒットに繫げたイルカとの共演です。
イルカの思い入れをセーブしたドライな歌唱法が、この楽曲の持つ抒情世界を逆に活かしています。
動画での立ち位置、中央の南こうせつが?ですが、前後の歌の関係でこの並びとなったのでしょう。
伊勢正三は同じ時期に、この他にも「22歳の別れ」と言う大ヒット名曲も世に送り出しています。
筆者の東京暮らしが板についたのもこの頃で、周囲では両曲の世界が日常的に散見された時代です。
空港や駅等、交通事情に慣れた筆者、友人恋人同士の別れ際にお邪魔虫・立ち合いもしばしば経験、
筆者のアパート、同郷友人たちの東京出張所と化していて、別れ話勃発の際の宿泊・交通案内所化、
遠くに近くに恋人たちの流す涙を見て、伊勢正三の詞のリアル抒情・完成度に感じ入ったものです。

筆者の脱線・思い出話はさておいて

カレッジ・フォークに端を発した我が国のフォーク・ソングの流れは多数の名曲を生み出しながら、
やがてニューミュージックと呼ばれ、抒情的世界や都会的なポップ風タッチを追加していきました。
前者で言えば「神田川」や「妹よ」等、後者では荒井由実やハイファイ・セットの一連の楽曲等です。 
バラエティー豊かになり支持・収益も伸びた半面、当初の手作り感は薄れ、業界的色彩が濃くなり、
当初の反芸能界的色彩は薄れ、現在のJポップへと繋がるマーケティング重視の新たな芸能界へ変貌。
市井の若者の持つ生の体温・不安や葛藤等の感情表出型は、再びアングラ(地下)化されたようです。
自我押しつけ・独善反骨パンクも嫌ですが、安穏・抒情・応援過多にも何故か違和感が・・・

「歌は世に連れ、世は歌に連れ」・・・
春の名曲多し、四季の国の人の春・・・

* * *

この「お茶濁し」コーナーのアップ、
いつまでも続けるわけにはいきませんが、
今しばらく お付き合いしていただければ幸いです。
その内、何とか・・・
(-_-;)
(*^-^*)

By T講師

「追記」

桜の開花が眩しい「嬉しや春」はまた同時に「悲しや春」でもあり、
我が国特有の「春」卒業が若者たちの心を大きく揺さぶる季節です。
そんなシチュエーションの音楽、今年も取り上げるかもしれません。