アトリエ・マイルストンブログ

2018年8月27日月曜日

夏八月も去りつつありて・・・

月曜日・晴れ
本日もまたまた猛暑、夜は反動の雷雨(ホッ)

当ブログは、恥ずかしながら相も変わらずのアップ不能が続いています。
(;^ω^)

* * *

よって恒例となったお茶濁しの

「出張・ミュージック・ギャラリー(その323):夏唄(沖縄音楽特集)」

をお届けします。

故郷・沖縄のお盆は本土各地より遅く、旧歴のお盆で23~25日です。
先祖や逝去家族たちと触れ合うお盆、今年もその象徴のエイサー大会が県内各地域で盛大に催されたとのこと。

そんなエイサー大会時の演舞や会場を大いに盛り上げる音楽を、今日は夏唄として取り上げました。
以前、当ブログの「T講師コーナー」にて既に紹介済みの曲ですが、新しく歌詞付きの動画を発見。
とても良い曲なので、皆様に広く知っていただきたいと思い、出張コーナーでの登場となりました。
今回の画像、つい先だってご紹介した「海の日」特集にはピッタリ・ハマりの映像となっています。
まだまだ猛暑続きの今年の夏、熱い音楽を聞いて(踊って)汗かいて、暑さを吹き飛ばしてください。

「ダイナミック琉球(歌詞付き)」/ イクマあきら(作曲)、作詞:平田太一

この勇壮な「沖縄ソング」、高校野球の仙台育英や今年偉業を達成した大阪桐蔭の応援歌でも使われ、
( ちなみに筆者もまた典型的な判官びいきで、公立の秋田の金足農高を応援していたのですが・・・)
次第に全国的にも知られるようになったとのことですが、地元沖縄での発表は何と10年前の曲です。
作曲・歌のイクマさんは東京出身の方ですが、沖縄の人や風物に惚れて、活動拠点を移したとの事。
この歌の本土での熱狂的愛好者も増え、カラオケでは沖縄方言の口説まで覚えて、楽しんでいるとの事。
口説(クドゥチ、ラップ)の方言単語の詳細は、「T講師コーナー(1/8付)」にて御覧になって下さい。
当ブログを訪れた皆さんも、南国の熱血パワーを貰って、まだまだ続くこの猛暑を乗り切って下さい。


上動画、まるで「海の日」のようだったので、ついでに「T講師コーナー」にて紹介済のエイサーをお届け。
上の曲をバックに、東京・新宿にて気合たっぷりに演舞する沖縄の若者たちの気迫・雄姿を御覧ください。
当動画の演舞、音質悪いながらも上の歌詞の島の太鼓(テーク)の響きがよく表れていて、すこぶる快感です。

エイサー演舞、「ダイナミック琉球」/ 琉球舞団・昇竜祭太鼓(2016年、新宿MOA4番街)

みんなカッコ良いですね。特に流石はフロント・ラインの女子二人、パーランクさばきも見事でつい見惚れてしまいます。


エエイ!「毒を喰わらば皿までも」、エイサー演舞の動画(こちらも既に紹介済み)をもう一つ。
こちらは沖縄在住のインディーズ・バンドの曲で、そのバックのエイサー集団の演舞が見事です。
バンドは本島中部のごく狭い地域の同級生が集まっていながらも、メンバー全員が実力者揃いです。
バンド名のHYは彼らの地元・東屋慶名(やけな)の略で、その素直な世界は多くの支持を得ています。
エイサー隊と彼らのコラボ、完成度高く圧巻です。

HY、「時をこえ」、奈良・東大寺(世界遺産)ライブ(2010年)
エイサー演舞:琉球国祭り太鼓、琉球鼓舞道場

ヘッドフォンや外部スピーカーだと、演者たちの打ち鳴らす低周波を伴った太鼓の響きがド迫力です。
彼ら彼女らの体幹や全身の鍛え方、半端じゃなく、見ているこちらが代わりに筋肉痛になりそうです。
気迫と熱血の「エイサー演舞」、当ブログ上にて重複しましたが、お楽しみいただけたのなら幸いです。
故郷のお盆、
島の辻々にて、お線香と供物の熟れた果実の濃密な匂いとが混じり合い漂い、黄泉の国へと繋がります。


今年の異常なほどのしつこい猛暑、まだまだ続きそう(!)なので、根負けしないように頑張りましょう。
以上、お茶濁しのミュージック・ギャラリーでした。



夏八月も去りつつありて、しかしなお猛暑は未だ留まれり。
先人たちの人智の「処暑」もまた死語となりつつあり・・・
欲望たちの人為の結果が、この母星を狂わせつつあり・・・

水分・塩分補給はまめに、睡眠時間はお互い充分に。



アトリエ・キッズや学童たちの夏休み宿題絵、「産みの苦しみ」を経て続々・鋭意描画中です。
今や佳境、完成まで もう一息、最後まで頑張って!
(*^-^*)

By T講師