アトリエ・マイルストンブログ

2020年6月12日金曜日

アトリエもまた めでたく再始動

金曜日・未明の雨 、蒸し暑い曇りの日

アトリエも先週末の土曜日より、めでたく再始動。
やる気満々のキッズらで、久々に活気が戻りました。
但し今までと違うのは、筆者も含め全員がマスク姿。

とは言え、相変わらずそれらの描画・工作の様子や作品画像アップ出来ずにいます。
本来のアトリエ・ブログは、新たにリニューアルした後に再開したいと考えています。
そのめでたき暁、いつになるのか不明ですが、マスク姿はどうなっているのでしょうか?
_(._.)_

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その417):梅雨入り、梅雨明け」


蒸し暑い日々が続き、本日からいよいよ「梅雨入り宣言(関東甲信地方)」となりました。
時をほとんど同じくして、故郷の沖縄では早くも「梅雨明け宣言」が出されたとのことです。
そんな中で筆者の脳裏に湧き上って来たのは、熱きスピリットに溢れる米国発のバンドでした。
筆者が小学校高学年の頃(2歳年上の兄の影響)に聴いていたフォークソング名曲のカバーです。
メンバー全員がマルチ・プレーヤーならではの、ルーツ・ミュージック的アレンジが秀逸です。

ザ・フーターズ、「500マイル」

The Hooters - 500 Miles (Video Version)


このフーターズ・バージョン、3番の歌詞を原曲から変えており、列車を100両の戦車と改ざんしています。
その意味が2分過ぎに登場する映像で、大陸の近隣非民主大国では「歴史の闇」に葬られた歴史的事実です。
そのシーンの際には" I'll be free ! I'll be free!"と繰り返され、後半には原曲をヒットさせたPPMの3人の姿も。
社会的関心の高い彼ら、原曲をより反抑圧の強い表現へと彼らなりの独特の演奏編曲と脚色を加えて妙味です。
親日家の彼ら、「スキヤキ(上を向いて歩こう)」もレパートリーの一つに取り入れていて、嬉しい限りです。
(*^^)v

* * *

トレイン(列車)繋がりでもう一つのアメリカン・バンドの曲が自動的に引き吊り出されてきました。 

ソウル・アサイラム、「ランナウェイ・トレイン」
Soul Asylum - Runaway Train (Official Video)

アメリカでの大きな社会問題の一つで、家出など未成年失踪者・行方不明者が1年間で実に160万人以上にも及ぶとの事!
ちなみに我が国では全年齢合計で1年間で約8万人(!)程だそうで、アメリカ国内ではいかに多いのがが判ろうと言うもの。
米国では本人の意思による家出のみならず、離婚家庭の元家族からの拉致も多いそうで、未解決事案も多いとのことです。
我が国のような小さな島国では理解不可な、他民族国家・移民社会・人種住み分け社会等の弊害があるのかもしれません。

以上、80年代のアメリカン・バンドらしい、ストレートで骨太な懐かしい2曲をお届けしました。

* * * * *

「筆者後記:寸感」


今週は記せねばならない無視できぬ事柄が多く、しかもそのほとんどが陰鬱なものばかりでした。

まずはこちら、
北朝鮮の工作機関による拉致被害者の横田めぐみさんのご両親はやさしく強く、ご立派なご夫婦ですが、
残念ながら父であり夫君の横田滋さんが、悲願のめぐみさんとの再会を果たすことなく逝去されました。
また加えてめぐみさんの弟二人もまたご両親同様に立派に成長され、意思を継いで、活動されています。
横田めぐみさんが一刻も早く再び故郷日本の地を踏みしめられるよう、無力ながら祈るしかありません。
横田 滋さん、享年87歳。謹んで冥福をお祈りいたします。

「ミュージック・ギャラリー(特別・後編)」


上の「500マイル」、筆者は確か小学5年生の頃、米国のフォーク・グループ「ピーター・ポール&マリー」盤で初めて聴きました。
その古い民謡を世界的に知らしめたのが彼らP.P.Mの3人組で、メンバーの一人が、拉致被害者の横田めぐみさんの歌を作りました。

ポール・ストゥーキー、「めぐみさんのための歌」インタビュー(2007年放送)

Paul Stookey on TV - "Song for MEGUMI"



当コーナーでも2度ほど(?)登場の名作曲家にして名ギタリスト・名シンガーもまた横田めぐみさんの歌を作っていました。

「あの「伝説の歌手」が横田めぐみさんに曲を捧げる」ピーター・フランプトン




上動画で優しさ溢れる彼、現在では知らない人も多いかと思いますが、70年代当時の人気には凄まじいものがありました。
2枚組のライブ・アルバムは驚異的なセールスで、全米で10週間に渡り1位を記録。プラチナ・ディスクを獲得しました。
そんな才能豊かな彼の最盛期のほんの一片鱗を・・・。

ピーター・フランプトン、「ショー・ミー・ザ・ウェイ」(スタジオ・ライブ)

Peter Frampton - Show Me The Way ( Studio Live at Midnight Special 1975).


この動画でも彼の特徴の一つである「トーキング・ボックス」を、ギターと共にユニゾン演奏しています。
同時期、やはり英国の名ギタリストのジェフ・ベックが「迷信」で、トーキング・ボックスを使用してました。
そんな才能豊かな彼も何と早70歳。近年は難病とも戦いながらも昨年ラスト・ツアーを行ったとのことです。
今では好々爺の風貌 著しい永遠のシンガー&ギター青年の彼、その幸福なる晩年を祈る今日この頃です。



「迷走する大国アメリカ」

世界の多くの国々が増々混迷を深める新型コロナ感染禍の危機的状況ですが、国々や人々は、
まるで旧約聖書に登場する「バベルの塔」にて登場する当事者たちのように意思の疎通を欠き、
言葉と思考は永遠に合致するところを見い出し得ないような危機的状況となってきました。
アメリカでは、皮肉なことに「不寛容」による強権的言動がブーメランとなって、大統領自らに突き刺さり、
国民の思考・感情は二極に分断され、両者の対立の溝は日々深まり、混迷の度合いを増々大きくしています。
「差別」が良い訳ありませんが、その反対運動に乗じて悪漢どもが略奪をし、大統領選にも利用されています。
「デカップリング(切り離し)」が現代米国社会の各層にて拡大し、加えてコロナ感染リスクが増大しています。
この混迷の行きつく先に、良き解決図があるとは到底思えません。



「一国二制度」と「国家安全法」

大陸の非民主大国が国際的公約を破って、我が国が戦前に施行していたかつての「治安維持法」的な手段を選びました。
その大陸では外国からの情報は完全に遮断されており、強力で独裁的な国家統制による情報で国民が洗脳されています。
「民主主義」国家に於ける「言論・信教の自由」「三権分立」等は封殺され、歴史すら歪曲・捏造する前近代的権力です。
香港の自由はもはや風前の灯と化し、明日は台湾がその延長線上に置かれ、前準備段階として故郷もまた危機的状況です。
島々への領海侵犯はもとより、「チャイ○マネー」が故郷の多くの分野で侵食しており、「明日は我が身」が懸念されます。
前県政より顕著になったこの傾向、現知事など国を通り越して「一体一路」に参加協力したい等と言ってはばかりません。

一つだけ良いニュースがあるとすれば、それはかの大陸の首領の国賓来日が無期限に白紙状態に戻ったと言うことです。
いっそのこと正式な中止になることを心より願ってやみませんが、親中派の多いマスコミ・政財界にあっては困難かも。
大陸国家国内に於いては、少数民族の大量抑圧をはじめ、過去に於いては近隣諸国に攻め入り無理やり併合の暴挙も。
世界中で傍若無人な恫喝外交を連発している無法松親分を、我が国の国賓として迎え入れることがあってはなりません。
「21世紀の新アヘン戦争」は既に始まっていて、多くの国々がその麻薬を打たれ、人としての尊厳を既に抜かれています。
我が国もまたこのままの「見ざる聞かざる言わざる」を決め込む訳にはいかず、それなりの覚悟・決意が求められています。



結局、全てに共通しているのは「基本的人権」の問題


その「基本的人権」、では翻って我が国ではどうでしょうか?

「言論・表現の自由」が保障されていることを良いことに、加えてネット上では「匿名性」を良いことに、
安易な誹謗中傷を書きこみ、一個人の人格や尊厳をいとも容易く傷つけ踏みにじり、命までも奪っています。
「愛と憎しみ」が人間性の根本原理だとしても、想像力を欠いた人々が存在していることは悲しいことです。
性被害に対して実名を以って声を上げた女性に対しても、同様の無神経さによる情報発信が流布されています。
お金や地位や職業や、安易なP.CやSNSの世界や手段があったとしても、不幸を振り蒔く種は衰えるべきです。
祖父母や、両親や、兄弟や、我が子や、恋人や、友人や、知人や、隣人らと共に楽しく暮らすよう努めましょう。
誰の人生も一瞬の一回きり。
(#^^#)

以上、個人的寸感、ご容赦。
_(._.)_

By T講師

* * *

「追伸:筆者後記(その2)」

先週、国策・厚労省企画の布製マスクが2枚、我が家にもやっと届きました。
巷ではマスクも入手可能な状況下、遅れてやって来た「あだ花」となりました。
寄付の道もあるそうですが、今のところ愚策記念としてとって置くつもりです。



やはり国策の「特別定額給付金」と、「持続化給付金」の2種、
未だ何の反応も無く、当方にはビタ一文 支給されてはいません。
これでは緊急的措置としての「効力無し」と断定せざるを得ません。
幸いにも私共は事業が維持されてはいますが、そうではない危機的状況下の人々も多く、全くの立腹ものです。
しかも、その予算を国の機関でピンハネ、後の業務を民間の企業へ丸投げ。その企業も下請けに丸投げとのこと。
我が国の官僚の優秀と言われる人々の頭は、国家予算の「我田引水クスネ」にのみ、さも腐心しているようです。
しかも加えて、その企業とは長時間残業で社員を自殺へと追いやったことで有名な超ブラック企業の広告代理店!
「コロナ禍」で市井の人々の生命失われ、「コロナ禍で官僚 焼け太り愚策」で民人の職と食が日々また失われ・・・。

これでは我々庶民(納税者)が、一向に救われません。
( ;∀;)

By T講師