アトリエ・マイルストンブログ

2011年8月8日月曜日

HT君のトラック・タイヤ作り

HT君がやって来ました。
制作中のピックアップ・トラック、今日はタイヤ作りです。


左: 前後左右4本のタイヤ、その表・裏の角、計8面の研磨をします。地道な作業です。
右:研磨を終えたタイヤに着色です。4本の表裏8面、接地面4面、計12面を塗ります。
細部の地道な作業を着実に行うことが、完成に近づく唯一の方法であり、また全体を造り上げます。


一連の作業を終えた4本のタイヤが、車体に仮付けされました。
アクリル絵具の半光沢の黒色タイヤが、ボディー・カラーの重厚な質感を更に引き立てています。
今日はその他にも、タイヤ中央部のホイール・キャップも切り出され、その角取りが行われました。
次回の作業(ホイール・キャップと前後バンパーの銀塗装など)が楽しみです。

2011年8月7日日曜日

夏休みイベント(その3)

今日は夏休みスペシャル・イベント「張り子で貯金箱」の日です。
市内から3名の子供たちが集まり、M講師・指導の下(もと)、張り子・貯金箱に挑戦しました。
以下は、その様子と、出来上がった作品のご紹介です。
(制作風景・作品など全画像、画面内をクリックすると拡大画像が見られます。)


今回は球体のマザー(原型)を基に、小さな紙片を重ねて形を作っていきます。
左:説明の後、さっそく紙片を重ねます。右:出来上がった球体の分割法を聞く子供たちの様子です。

* * *

まず最初は、上荻野からお父さんと共にやって来たY君(小1)です。


Y君、大好きと言うポケモンの中からキャラクターを選んで、張り子作りに励みました。


仕上がった作品は「 ポッチャマ」と言う可愛いキャラの頭部です。
お父さんの的確・要所のヘルプもあって、色鮮やかに塗り分けられた仕上がりは完成度・抜群です。

* * *

お次は、みはる野からやって来た元気いっぱいのMANAMIちゃん(小2)です。
(一人だけ名前が紹介されているのは、本人たっての希望です。)


 意欲的に紙片を張るMANAMIちゃんの様子。



制作前に描かれたイメージ画2枚(トトロとカエル)。裏・表の両面をフル活用です。


ユニーク(個性的)でとぼけた表情が魅力的なトトロ(左)とカエル(右)、球体の前後・共に完成です。
リボン・ほっぺなど各所にキラキラと輝くラメも施され、お洒落で可愛い仕上がりになりました。

* * *

最後は偶然にもやはり、みはる野からやって来たYちゃん(小5)です。
今日は猫を作ることになりました。


 Yちゃんもまた、的確な判断力と器用さで作業をスムーズに進めました。


 制作前のイメージ画(左)と、仕上がった猫さん(右)です。可愛いですね。


両耳の裏にはYちゃんのサインが、背中には2輪の花(左)、そしてシッポにも花があしらわれました。
清楚で幸せそうな表情が、沢山の貯金を呼び寄せそうな雰囲気に溢れています。

 *

時間を少々オーバーしつつも、全員・無事完成しての記念写真です。


記念撮影、その手には作品、と言いたいところですが、女の子二人はアトリエの子ネコを抱いています。
(実はY君も子ネコを抱いていましたが、残念にも撮影直前に逃げられてしまいました。)
何回かの張り子の乾燥待ちの時間中にすっかり仲良くなって、スポーツ教室のように汗びっしょりでした。
Yちゃん、MANAMIちゃん、そして猫嫌いを返上したY君、貯金箱・完成おめでとう。

以上、夏休みスペシャル、「張り子で貯金箱」イベントとその作品のご紹介でした。

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後 記
( By イベント助手:講師T )

モノを作るには様々な要素や物が必要です。線や形や色、筆記具や紙やノリや絵の具など・・・。
でも、まず最初に必要なモノは、この時点では目には見えない「イメージ」と「意欲」。
子供たちの中にあるこの二つがあってはじめて、モノが物としてこの世に産み出されます。
子供たちの「意欲」が目を使い・手を使い・道具を使い、やがてその「イメージ」は具体化されてゆきます。
1枚のイメージ画の平面が新たに立体になっていく様は、子供たちの傍らで見ていても感動的です。
これからも色々な経験をして、「意欲」と「イメージ」を膨らませ、日々を楽しんでいただければと願います。
今日が、その一助になれれば私共も幸いです。
参加された皆様、どうもありがとうございました。

(また当アトリエ・ブログ制作にご理解とご協力いただき、ありがとうございます。)

2011年8月6日土曜日

FTさんの久々フェルメール

土曜日のアトリエ。
いつもアクティブなIKちゃん。今日は絵本を作ることにしました。


製本の後、色鉛筆を使ってさっそく描き出しました。物語と絵の同時進行です。


 絵本のタイトルと表紙(左)と中表紙(右)、それに1ページ目の文(略)と絵(中央)が、描かれました。
怖そうなタイトルとは反対の可愛い絵ですね。
次回以降、どんな物語や絵になるのか、楽しみです。

* * *

前回、シンビジユームの油絵を仕上げたKKさん、今日から新作(F20号)に取りかかります。
自ら育てた立派なユリ(カサブランカ)の綺麗な写真を持参して、構図取りと下塗りを始めました。

 
 下塗りが終わりました。既に軽快な色調による光と空間が捉えられています。
これから楽しみです。

* * *

仕事が多忙なFTさんが久々に顔を見せました。
ブランクにめげることなく、フェルメールの代表作「青いターバンの少女」の模写を再開します。


 今日は、ターバン頂上・黄色の明部を中心に筆が入れられました。
少しずつですが、完成の日が着実に近づいてきています。
その日が楽しみです。

*

数多(あまた)の雷(いかずち)が、その閃光と轟音とで闇夜を裂き、
数多の文明の利器を断ちて、夏の夜の暗闇と鮮光とを交互に点す。
交錯する光と雷鳴と、その闇間・狭間で錯綜・蘇る遠い時の記憶。

今日は8月6日。1945年、広島に原爆が投下された日。
鎮魂と反省
人類の愚行・戦争、「ノーモア・広島、長崎」
人類の奢り・原発、「ノーモア・チェルノブイリ、福島」
(By 講師 T)

2011年8月5日金曜日

今日も空(その4)

アトリエ・ブログ・タイトル、「ソラ」と読むか「カラ」と読むか。
いいえ、どちらも・・・。
と言うことで、今日も迫力の夏空(雲)ご紹介。

「 夏、入道雲・三昧 」

(空の下に水平線が見えないのがちょっと残念ですが、さすが山懐・森の里・上古沢。雲が頭上・間近です。)

 

頂きが雲に覆われてしまった大山の様子。まるで入道様がコブシを振り上げているようですね。


 

今週は「水の週間」とのこと。
未明の雨も、このモクモクの白銀雲も、その後の通り雨もまた全て水。
黒潮と太平洋高気圧に抱かれて大気も蒸し蒸して水気浸し。
故郷は台風、真っ只中。
水の国、水の惑星。
感無量。

( By 講師T )

2011年8月4日木曜日

SKちゃんのポスター完成

SKちゃん(小6)と祖母のTSさんが仲良くやって来ました。
今日は、夏休みイベント・前回と、取りかかっているポスターの仕上げに挑みます。

SKちゃんのポスター「夏」、本日めでたく仕上がりました。

テーマの「夏」にふさわしい数々のモチーフ・風情が元気よく、またおいしそうに描かれました。
大きな色面の中や細部にもボカシ技法が取り入れられ、見応えのある作品に仕上がりました。
静物画(下)、動物画(中)、画面全体で風景画と、バラエティーに溢れた画面構成が楽しいですね。
しかも、前景・中景の昼に加え、遠景・上部の夜の花火が、時間を超えた四次元的表現で斬新です。

* * *

「 水彩・風景・模写 二題 」

一方、祖母のTSさん、水彩で風景画にチャレンジです。
著名な水彩画家MA氏の画集の中から好みのシーンを選び出し、その自由模写を試みます。





画面全体に渡って彩色されるので、紙のシワによる色ムラ防止に水張り処理を行って描き始めます。
今日は各部の下地色が施されました。既にイギリスの田舎の雰囲気が漂っています。
次回が楽しみです。

* * *

KHさんもまたTSさん同様、水彩で風景画の模写に挑戦です。
TSさんと同じく、MA氏の別の画集からイギリスの景色が選ばれ、その一部の自由模写を試みます。



やはり水張りを施したパネル・紙面上に、今日は各部・固有色の下地色が施されました。
この時点で画面を構成している重要な色彩や調子の基本的3段階が把握されます。
画集を見ながらどう処理していくのか、またはどうアレンジしていくのか、次回が楽しみですね。

*

「模写」は「写生」同様、絵画を学ぶ上でとても重要で有効な手段です。
画家の目(感性)・手(技術)・真髄(精神)に加え、自らとの相違・共通点など、様々な事が学べます。
古今東西の著名な画家達も、様々な「模写」をいっぱい行っています。
臆することなく、自由に気軽に、日常的にトライすることをお勧めします。
今まで見ていなかったことや「目からウロコ」の新しい発見、思いもかけぬ収穫等、おおいに楽しみましょう。
( By 講師T )

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「 体験授業 」

夏休み中の大学生・KN君がクラフトの体験授業にやって来ました。
物作り(特に立体)が好きで、木を彫ったり・削ったりを経験したいとのことで、さっそくトライします。


小さな木片を選び、のこぎり・カッター・ヤスリ・彫刻刀と、道具と木の感触を確かめていくKN君の様子です。


しばらくの後(のち)、手の平に入るほどの木片(角棒)が、「ネコ」の頭部へとその姿を変えました。
その頂上部には別の小片が仮接合され、耳へと変身しました(写真の頭部下は撮影用の台座)。
でも、あっと言う間に時間は過ぎ去ってしまい、今日の制作はここまで、でした。

アトリエに通うことになったKN君、「ネコ」がどう作られてゆくのか、これからが楽しみです。
久々の木工・手作業。どうも、お疲れ様でした。これからも楽しんで下さい。


2011年8月3日水曜日

今日も空(その3)

今日、アトリエは空(から)。
で、ブログには今日の空。




雨上がり、清らかな大気と夕刻の空に浮かぶ美しい雲々の様相。


2011年8月2日火曜日

EiSさんの初水彩画、完成

ATさんがやって来ました。
前回から取りかかっている「ケシの花」(水彩)の線画を続けます。


ところが前回の構図にどうしても気になる点があったため、ATさん、始めから描き直しをしました。


構図を取り直したところで今日の作業は終了。
諺「始めよければ全て良し」のように、構図は確かに最も重要な要素の一つです。
じっくりマイペース派のATさん、最終的な輪郭描画を次回に繋げます。お疲れ様。

* * *

EiSさん、前回からの初・水彩画「ブドウ」の仕上げに取りかかります。

 今日は前回・施した基盤となる下地色に、濃調子や各部のニュアンスや加えてゆきます。


EiSさんの初・水彩画「ブドウ」が仕上がりました。
実それぞれの質感の違い(色、表面の艶具合)や葉の角度・陰影部など、丁寧に描出されました。
水彩絵の具での片ボカシ法なども駆使され、初めてとは思えない存在感溢れる作品となりました。

* 

昨日・8月1日は「水の日」で、その週が「水の週間」とのこと。初めて知りました。
水彩画にも水、その紙を作るにも大量の水、版画のリトグラフにも絶対不可欠な水。
もちろん人を含めて全ての生き物にも大切な水。
水の恩恵、水の国、水の惑星・・・
あらためて考えてみることは多くて大きいようです・・・
(By 講師T)