2017年7月25日火曜日

キッズ3名、宿題ポスター開始

火曜日・晴れ・暑し
夏休み、第1週

ゴッホの風景画・模写を描いているNFちゃん(中1)、でも今日は別の新製作のためにやって来ました。


NFちゃんの新作は夏休みの宿題で、ポスター作りを行うことです。
そのテーマは「古都鎌倉の世界遺産登録」で、かなり厳格な前提条件が設定されたものです。
NFちゃんが選んだモチーフは荏柄(えがら)天神社で、アトリエ来訪前に行ってきたとの事。
デジカメで撮った神社本殿等の写真をプリントを参考に、早速その様子を下描き・構図決め。
スナップ的な斜め撮りではなく、神格性を醸す左右対称の構図を選び、本紙へ線描を開始。
新作ポスターの初日が無事 終わりました。
次回の続きが楽しみです。

* * *

元学童クラブ同窓の二人、久々の再会で、こちらも共に2コマ授業で夏休みの宿題制作を開始しました。


中学に進学して急激に背が伸びたHIちゃん(中1)、やはり宿題のポスター作りを開始しました。

 
設定された幾つかのテーマの中から、HIちゃんが選んだのは「防火ポスター」です。
HIちゃん、新購入のスマホで火事の原因上位10件を検索、その中からポスターのモチーフを選びました。
そしてそれらを基に構図決めと標語選定も行い、本紙(4切り)へと線描しました。
次回から、本格的な彩色に取りかかります。
楽しみですね。

 * * *

昨年の夏休みでやはり「防火ポスター」を描いたChちゃん(小6)、今年も同じテーマとの事です。

 Chちゃん、今年のポスターには煙草の火の不始末にテーマを絞り、早速の標語・構図決めを行いました。
構図決め線描を済ませたChちゃん、レタリング文字に苦労しつつも、標語のオレンジ色を彩色しました。
次回から、背景の大面積を優先的に彩色していく予定です。
こちらもまた次回が楽しみです。


「 筆者(立腹)寸感 」

偶然にも夏休み宿題のポスター作りを開始した3名、夏休み開始早々の着手が頼もしい限りです。
今日はポスターのテーマ選びが早々に決まり、一安心です。

筆者、毎年夏が来るたびに個人的に思うのですが、学校が出すポスターのテーマに不満があります。
「下水道」「明るい選挙」「ゴミ減量リサイクル」等々、子供らにとっては苦痛なテーマが多数です。
 中でも「明るい選挙」等、選挙権のない子供らには迷惑で、第一「明るい」の意味さえ不明瞭です。
学校からの選挙の問題点等の説明もなく、子供らに宿題として一方的に背負わせるのは無責任です。
「明るい選挙」等と言う恥ずかし気もないゴマカシを子供らに要求するのなら、せめて大人たちが、
抽象的な表現はやめて、投票の棄権や買収等、現実の大人社会の汚点・闇を堂々と説明すべきです。

このようなポスター制作を宿題として与えるのは大人側の勝手な都合で、「百害あって一利なし」です。
上記のテーマ等は美術の楽しさからは全く乖離しており、美術嫌いな子供らを逆に更に増やすだけです。
社会性に目を向けて欲しいのならレポートがベターで、美術では好きなテーマを自由に描かせるべきです。
「一挙両得」を狙っているのかも知れませんが、大人ですら表現が困難な重苦しいテーマは宿題に不適です。
しかも宿題ポスター提出後、学内での優秀作品の発表展示等もなく、ただ返却されるのみと言うのですから、
もう「何をかいわんや」です。
  (恥ずかしながら)立腹失礼  

By
教育専門家ではない単なる素人の、町のしがない絵画教室の講師Tの戯言・苦言です。