アトリエ・マイルストンブログ

2020年7月6日月曜日

幸せだった3密の街角芸人たち

月曜日・本日も雨

投稿日の時差、ひどいもんです。
「ご容赦」
<(_ _)>

* * *

「ミュージック・ギャラリー(421)」
「幸せだった3密フリー時代の街角芸人たち」


前回の当コーナーが暗いマイナー調で終始したので、今回はそれらの対極を感じるような動画で固めました。
「大道芸人」たちと記しても良かったのですが、筆者の個人的な考えで敢えて「街角芸人」たちとしました。
筆者の独断イメージでは「大道芸人」だと興行師のプロの印象が強すぎて、ハイアマチュアの方には似合わず、
「稼ぎ」ももちろん重要ですが、見知らぬ市井の人々とのコミュニケーションをこそ大切にしている人々も多く、
そこで、その出会いのある「街角」を「表現の場」として選び、積極的にアピールする人々の心を汲みたいと、
前説が長々となりましたが、そんな筆者の勝手な思い込みにて今回は「街角芸人」とさせていただきました。

と言う訳で、まずはこれ、
動画の投稿者はロシアの方らしいですが、何はともあれ理屈抜きに楽しんで下さい。

世界的・新コロナ感染禍の今日では考えられない街頭の人々の密集・・・、
何気ない日常の出会いや刺激や笑顔こそ「宝」で幸せそのものだったんですね。

路上の才能。 最も素晴らしいストリートアーティストとそのパフォーマンス



驚嘆のアーチストたち

Top 10 - Incríveis Artistas de Rua



 次の動画はソロのパフォーマンスですが、アーチストの四肢が八面六臂の大活躍です。
筆者の大好なブルースを天性の卓抜したリズム感で楽しませてくれます。

ジャジー・スミス、「トレイン・ライド」

Juzzie Smith - Train Ride


オーストラリア先住民の独特な吹奏楽器「リジュディドゥ(発音難しい~!)」まで駆使した超絶パフォーマンスでした。


芸達者な外国の人々にただただ圧倒されますが、少数ながらも日本人のアーチストも負けてはいません。
上の楽器「リジュディドゥ」繋がりで、YouTubeのお勧め欄で素晴らしいパフォーマンスに出会えました。


ユキ&タク(シンガポールでの演奏)

Yuki and Taku in Singapore


ユキさんのメタル・ハンド・ドラム(ハンドパン)も神秘的で良いですが、タクさんが抜群ですね。
リード楽器演奏と同時に奏でる右脚での後乗りビートの4拍子が最高です(後半はユキさんです)。
聴衆に対し時折見せるユキさんの笑顔が素敵で、彼女の豊かな人間性が出ているような気がします。
このパフォーマー二人、どう知り合ったのか不明ですが何か運命的なようで、良き旅人だと感じます。
ヒッピー風ドレッドヘアーの外観が強烈ですが、目を閉じて聴くとトランス状態に引き込まれます。
安全な良き旅に恵まれることをお祈りいたします(ひょっとして、もう帰国しているかもですね)。

* * *

YouTubeにいつも大変お世話になっている筆者、そのライブラリーの中の「Street Musician」の数が膨大に・・・。
今回を機に数えてみたら、何とその数 実に288本にも上っていました。
卓抜した演奏技術もさることながら、既成の分野には無い個性的な試みや、常識では考えられないのパフォーマンスも多数で、
中でもプロを目指している風でもないにもかかわらずの、その鍛錬を持続発展させている情熱にはただただ脱帽するばかりです。
人々の無関心・無感動や冷徹な一瞥の中、それらに負けじのその情熱と努力と才能には、いつも大いなる感動をもらっています。
そんな中、国籍も名前も知らない者同士が感性を交感し合い、その証しとしての笑顔が見られることは筆者の喜びでもあります。
海外に出かける喜びは、何も歴史的な名所旧跡ばかりではなく、そんな人々との出会いの瞬間もまた捨て難い魅力や醍醐味です。

昨今の新コロナ感染禍でステイホームの人々の時間が増え、そんな動画の数々と出会い、旅に出かける気になると良いですね。
筆者もまたここ10年程、海外には出かけてはいませんが、また旅に出て街角で燃える芸人たちと出会いたくなってきました。
「いつの日か・・・」
(*^^)v

By (海外どころか国内や故郷にすら自由に出かけれられない現状の)T講師
( ;∀;)