「春分の日」
月曜日・曇り
「名作美術館(その164):桜図」
今日は「春分の日(代休)」特集と言うことで、下の桜図を選びました。
今日は「春分の日(代休)」特集と言うことで、下の桜図を選びました。
「(色紙貼付)桜山吹図屏風 / (伝)俵谷宗達、貼付色紙・筆:本阿弥光悦」
江戸時代(17世紀、1605年頃)、155.7cm x 363.6、東京国立博物館・所蔵
(屏風絵・部分) (貼付色紙の1点)
琳派の創始者・俵谷宗達初期の名品です。
御覧の通り、緑成す丘斜面を飾る桜と足元の山吹がリズミカルに描かれています。
貼り付けられた色紙は古今和歌集の句で、宗達の下絵と本阿弥光悦による書です。
低木性のヤマブキ、視点の位置からか、桜の花々より大きな存在感で画面を賑わしています。
桜の花、山吹共に、白色の岩絵の具(胡粉)で分厚く、盛り上げて表現されているとのことです。
お借りした画像、鮮明さに欠けますが、桃山文化特有の柔らかさと華やかさが感じられれば幸いです。
筆者・学生時代、授業の一環で何度か訪ねたトーハクですが、残念ながら筆者の記憶にはありません。
見る物が多過ぎて、また見る目を持たずで看過したようです。機会を得て是非とも再訪したいものです。
* * *
「ミュージック・ギャラリー(その193):春訪れ唄ー2」
当コーナー前々回と同じ曲の連続登場で、今回は故ジョン・デンバーのバージョンです。
その際も少し触れましたが、ジョン・デンバーの持ち歌としてライブでいつも披露されていた曲です。
前々回のボビー・ゴールズボロの動画も綺麗な桜等が登場しましたが、今回も多くの桜が見られます。
投稿者は外国の方のようですが、富士山など日本の風景が随所に登場する春にふさわしい動画です。
ジョン・デンバー、「トゥデイ」(ライブ)
John Denver , "Today ",( Live Performance )
虚飾を捨て去った清楚な唄声、いつも心が洗われます。
筆者・高校生の頃、ハード・ロックに熱中、バンド活動に没頭していた頃の一抹・一服の清涼剤でした。
カレン・カーペンターやジョン・デンバーの透明な唄声、否定しようにも抗えない存在感がありました。
泥芥(あくた)にまみれた心身を洗い清めてくれた二人、もっと長生きするものと勝手に決めてました。
「今日」と言う日を穏やかに大切にと肝に銘じ、来たる春の日々を享受したいと思う今日この頃です。
By 講師T
筆者・高校生の頃、ハード・ロックに熱中、バンド活動に没頭していた頃の一抹・一服の清涼剤でした。
カレン・カーペンターやジョン・デンバーの透明な唄声、否定しようにも抗えない存在感がありました。
泥芥(あくた)にまみれた心身を洗い清めてくれた二人、もっと長生きするものと勝手に決めてました。
「今日」と言う日を穏やかに大切にと肝に銘じ、来たる春の日々を享受したいと思う今日この頃です。
By 講師T