金曜日・晴れ
TOさん、美大通信・卒業制作の続きの摺りを行いました。
TOさん、美大通信・卒業制作の続きの摺りを行いました。
TOさんの今回の課題は、以前摺った作品を同質にて摺るとの事で、その再現を試みました。
その課題木版画は多版多色摺りで、TOさん、見当合わせを含め、その再現に苦労しました。
幾度かの摺りの後、御覧のような摺りが上がりました(右:課題参考作品、左:今回作品)。
木版画の多色摺り大画面、同質に仕上げることは至難の業です。今作で及第点だと良いですね。
お疲れ様。
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IKさん、今回もまた額縁製作の続きと、パネル貼りを行いました。
IKさん、今回もまた額縁製作の続きと、パネル貼りを行いました。
TOさん・4本のフレームを専用クランプにて接着。その後、本画用紙を自作パネルへ水貼りしました。
次回は額縁の各仕上げ作業と、用紙の下地塗りが予定されています。
楽しみです。
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「沖縄慰霊の日」
遠く伊江島を望む本島西岸の砂浜 |
筆者の生まれた南島、全国的には知られていませんが、今日は全県を上げての公休日です。
72年前の4月、海の彼方より厄災「鉄の暴風」が襲来し、3ヶ月間の泥沼の戦場で26万人の命が失われました。
それは地上だけではなく、この美しい海上でも死闘が繰り広げられ、多くの命が暗い海底にて眠っています。
「ありったけの地獄」とも言われた太平洋戦争最大の戦い、今もなお数多くの遺骨・不発弾が残存する島です。
筆者の母もまた遺族の一人で、「平和の礎(いしじ)」で催された県主催の慰霊祭に参列したとの事です。
今年もまた島の辻々でお線香の紫煙と香りが漂い、家々の狭間にて立ち込めていたことと思います。
鎮魂・合掌。
By T講師