火曜日のアトリエ。HSさん、前回から制作中の油絵の仕上げに取りかかります。
細部の波頭の描き込みに余念のないHSさん。
HSさんの油絵「湘南サンセット」が、めでたく仕上がりました。
たそがれが迫る江ノ島が、写実的かつ抒情的に描かれました。
水面には沈みゆく西陽の最後の光が波頭をぎらつかせ、ボートで遊ぶ人のシルエットを浮かび上がらせています。
遠方の島影(江ノ島)には、夜の訪れを報せるかのように灯が点き始め、ロマンチックな時空を演出しています。
写実的空間と、情緒的な雰囲気が程良く入り交じった「絵画」ならではの世界の誕生です。
この季節を締めくくるに、ふさわしい作品となりました。
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「 収穫の秋、間近 」
上古沢・Mさん家水田の稲穂 |
暑い夏や残暑の中、良く育った稲穂の様子です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の諺のように、穂先が重さで湾曲を始め、また色づき始めたようです。
黄金色に輝くフィールドも、もうすぐ見られそうです。