アトリエ・マイルストンブログ

2019年12月31日火曜日

大晦日はグレン・ミラーとルイで

月曜日・快晴

「大晦日!」


とても暖かな小春日和ならぬ大(!)春日和となり、ぎりぎりまでの大掃除が心地よく はかどりました。
!(^^)!

あっと言う間の1年間・・・、年々短くなる1年、また先も短き年の瀬なり・・・。
今年も残すとこ、あと30分程となってしまいました。30分後は新年2020年・・・。
お酒のせい(にしている)で、またまたブログ・アップが間に合いそうにもありません。
そこで、
(いつものことですが)未完ながらも無理やりアップを試みました。
お立ち寄りいただいた方、ありがとうございます。ご容赦ください。
では!

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その395)」
「大晦日は何てたってグレン・ミラーとルイ(サッチモ)でしょう!」



筆者の遥か遠き小学生~中学生時代、テレビで映画を放映するのは年末くらいのものでした。
「グレン・ミラー物語」や「ベニー・グッドマン物語」や「五つの銅貨」等の音楽家が主人公のハリウッド映画。
またはトニー・カーチス、ディ―ン・マーチンやジェリー・ルイスら出演のドタバタ・コメディー映画等でした。
また筆者上京後も、ニュー・グレン・ミラー楽団の来日は、何故かいつも決まって年末の時期と記憶しています。

と言うそんな訳で筆者の年末の音楽と言えば、グレン・ミラー。
大晦日と言えば、サッチモこと我らがルイ・アームストロング。
日本語の歌よりも先に聴いたのが占領国アメリカの音楽でした。
恒例ながら、今回も両者の曲を取り上げさせていただきました。



筆者、幼稚園前後から聴き始めたグレン・ミラー楽団、その音楽は軽快でそのほとんどがお気に入りでした。
「アメリカン・パトロール」「茶色の小瓶」「イン・ザ・ムード」「ムーンライト・セレナーデ」等々多数。
また高1に在籍していた吹奏楽部でもパレード曲や公演などでもグレン・ミラーの曲を演奏もしていまいた。
筆者幼年期の米国音楽ベスト3は、ルイ(サッチモ)にナット・キング・コールに、グレン・ミラー楽団でした。
アイルランド民謡の「ダニー・ボーイ」もよく聴いていて大好きな曲でした。そんなメドレー、どうぞ・・・。

「ダニー・ボーイ」~「タキシード・ジャンクション(メドレー)」

Glenn Miller Orchestra  " Danny Boy – Tuxedo Junction "




この曲の軽快なスィング感も堪りません。サックス隊の甘いハモりも同様に快感です。

「真珠の首飾り」

Glenn Miller Orchestra ," A String Of Pearls "




グレン・ミラー楽団、最後を飾るのは以前にも取り上げたこの愉快な曲で。
「チュー・チュー」とは、「ポッ、ポー!」のような汽車の警笛のことだそうです。

「チャタヌガ・チューチュー」

 Glenn Miller Orchestra with Natalie Angst, " Chattanooga Choo Choo "


楽団員とゲスト女性シンガーのコラボ・コーラス、それにリーダーの歌唱、ご機嫌ですね。
ついでながら、楽団員の譜面台上の譜面の分厚さはハンパではない驚くほどの量(かさ)です。
昭和の電話帳か、はたまた現代用語の基礎知識(筆者は昼寝枕にも使用)かと見紛うほどの高さ・塊りです。
さすが、老舗の楽団だけのことはあります。
(-_-;)

* * *


大晦日恒例のこの曲、今回はロッド・ステュアートによるカバーを取り上げました。
感動的なシーン、大晦日に相応しいです。

ロッド・ステュアート、「この素晴らしき世界」

 Rod Stewart , "What a Wonderful World "

 ( from One Night Only! Live at Royal Albert Hall,U,K.)


心温まる素晴らしいパフォーマンスですね。
その昔、ロック・シンガー兼プレイボーイで名を馳せた彼、男性客の差し伸べた手は見えず、握りませんでした。
ちなみに画面左側の楽団で一人演奏なしの黒ドレスの美脚女性は、サックス奏者のキャンディー・ダルファーです。
オランダ出身の彼女はパワフル&ファンキーさが持ち味のプレーヤーで、当夜の別の曲でロッドと共演しています。



当コーナーでいつもお世話になっている投稿者様の動画、今回は「子供が泣いてる」を鳴くにしてしまったそうです。
「ドンマイ・ドンマイ」

ルイ・アームストロング、「この素晴らしき世界」、日本語訳詞付き




貴重なライブ映像もまたYouTubeよりお借りしてきました。

Louis Armstrong ' What A Wonderful World ' ,LIVE 1970 


1967年発表当時、人気絶頂だったビートルズを抜きさって全米1位に。
米国はベトナム戦争の泥沼で、兵士休暇場所だった筆者の故郷も騒然としていました。
人種差別など、様々な艱難辛苦を乗り越えてのこの満面の笑み、宝石以上の輝きです。
晩年は国連のユネスコ親善大使にも指名され、世界規模で多くの協力貢献をしました。
この動画の翌年、彼はその波乱万丈の生涯を閉じます。享年69歳。


Louis Armstrong & Kenny G - What A Wonderful World


ルイの死後にケニー・Gのソプラノ・サックスをオーバー・ダビングして出来た企画ものです。
彼特有の甘い抒情性が加わり、また新たな風と命が吹き込まれたようです。
動画末尾に記されている言葉が、筆者の胸にもまた静かに沁みわたります。
" We'll Miss You , Satchimo ! " 
as our great sweet Daddy !

* * *

「オマケ」

トリで締めたはずなのに欲張りな筆者、大好きなこの曲も聴きたくなってしまいました。
と言うことで、こちらの名曲を最後に・・・

「ハロー・ドリー」
" Hello Dolly "

冬に聴く彼の声は更に温かさに包まれていて、正に父親のような包容力が絶品ですね。
時代や世紀が移り変わっても、いつまでも聞かれ続けてもらいたい名曲・名歌唱です。




遅ればせながらの「新年追加版」をお届けします。


今回の大晦日に相応しかった動画を新年になって発見。
タイトルにもなっているグレン・ミラー楽団の演奏で。
( 筆者注:動画画面白線上の「この動画はYouTubeでご覧ください」をクリックしてご鑑賞下さい。)


HAPPY NEW YEAR 2020 !

「蛍の光」 (Fireworks and " Auld Lang Syne ")  By Glenn Miller


「皆様、良い年をお迎えください。」

v(#^.^#)v

アトリエ・マイルストン主宰:T講師こと 当真 英樹

( 大晦日としての旬はたったの僅か30分!願わくば新年のおとそ気分のBGMとしても立派に通用。ご利用をば。)
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