アトリエ・マイルストンブログ

2020年4月7日火曜日

「緊急事態宣言」やっと発令さる

晴れ・温暖
学童クラブ、本日より閉所
(但し、学童・小2男子1名来訪)

遅まきながら

政府・安倍首相、本日「緊急事態宣言」発令す


今回のこの伝染病による非常事態、未だかつてないとてつもない国難であり、また世界的危機だと感じています。
「阪神淡路大震災(1995年)」「東日本大震災(2011年)」等々、我が国は戦後の幾つかの国難を乗り越えてきました。
今回の「新コロナ・ウイルス疫病禍」にもまた同様に、官民一丸となって全力で立ち向かわなければなりませんが、
世界同時発生的なこの超大厄災は、我が国がかつて経験したことのない未曾有の危機だと、筆者は痛感しています。

これは目に見えない「戦争」そのものです。
たかがインフルエンザ等と侮るなかれ。
100年前に世界中に蔓延した「スペイン風邪」の感染死者が全世界で3000万人にも上った歴史的事実があり、
(第一次世界大戦の最中のことで、正確な死者数はなくも、推定では1,700万~5000万余に達したとの定説。)
筆者20代前半に興味を持ったオーストリアの画家エゴン・シーレが、我が子を宿していた妻と共に一家全滅、
弱冠28歳と言うその短い生涯に、想像して描いた生まれ出た赤子を抱いた家族3人の肖像画が衝撃的でした。
( 筆者、新P.C購入するも当ブログにてのアップ・ソフトなく、画像、掲載できないのが歯がゆい限りです。)
(-_-;)

「ミュージック・ギャラリー(その408):こんな時勢に・・・」

不真面目・不謹慎だと思われるかもしれませんが・・・、敢えて・・・、
さて、先程今回の新コロナ禍をまるで「戦争」のようだと記しましたが、筆者の胸に去来したのが下の楽曲です。
ベトナム戦争当時に発表されたこの曲、筆者の大のお気に入りアルバム(LPレコード)の冒頭を飾っていました。
不慮の死を遂げたギタリストのブライアン・ジョーンズ亡き後のバンド・サウンドの弱体化の懸念を完全払拭。
その当時、時代遅れの感を否めなかったギターアンプのトレモロ・ユニットが素晴らしい程 活かされています。
冒頭で始まるパーカッションのギロも、新加入のミック・テイラーのブルージー・フィーリングも感動ものです。
ゲスト女性シンガー、アレサ・フランクリンの悲壮感溢れるハイノート・コーラスも、筆者の胸を震わせました。

今回の危機、武力行使を伴った戦争ではもちろんありませんが、世界中の無辜の生命を大量に奪う超大厄災です。
動画のビジュアルがまるでコロナ・ウイルスの感染爆発(オーバーシュート)に見えるのは筆者だけでしょうか。
題名の「ギミー」はギブ・ミー(give me)の口語的表現です。外部スピーカーやヘッドフォーン接続でご視聴下さい。

ザ・ローリング・ストーンズ、「ギミー・シェルター」

The Rolling Stones -" Gimme Shelter " (1969), Official Lyric Video


ネット上にある幾つかの日本語訳詞、今回はその中から最も秀逸だと思われる個人様のブログから無断拝借しました。ご容赦。
<(_ _)>
よろしければ、その緊張感・危機感あふれるサウンドと共に鬼気迫る歌詞、ご鑑賞ください。

Gimme Shelter
Written by Mick Jagger and Keith Richards

Oh, a storm is threat'ning
My very life today
If I don't get some shelter
Oh yeah, I'm gonna fade away

嵐が俺の命を脅かす
今日、このとき
逃げ場がなけりゃ
俺なんて消えて終わりだ

War, children, it's just a shot away
It's just a shot away

子供達よ
ほんの銃の一発で戦争は起きるんだ

Ooh, see the fire is sweepin'
Our very street today
Burns like a red coal carpet
Mad bull lost its way

見ろ、炎が街を覆いつくす、今日この時
真っ赤な炭のカーペットになって
狂った牛は行き場を失う

War, children, it's just a shot away
It's just a shot away

子供達よ
ほんの銃の一発で戦争は起きるんだ

Rape, murder! It's just a shot away

レイプも殺人も ほんの銃の一発さ

The floods is threat'ning, My very life today
Gimme, gimme shelter, Or I'm gonna fade away

洪水が俺の命を脅かす、今日この時
逃げ場をくれ、さもないと俺なんて消えてしまう

War, children, it's just a shot away
It's just a shot away

子供達よ
ほんの銃の一発で戦争は起きるんだ

I tell you love, sister, it's just a kiss away
It's just a kiss away

愛はどこにあるか、君に教えてやるよ
一度キスしたらわかるよ、その先にあるから

By ladysatin, Technical Translator's Blog


勝手な転載、勘弁・感謝。
(人''▽`)☆

「ほんの銃の一発で戦争は起きるんだ」
正に歌詞のような一人の人間の感染が、こんなにも重大な結果(現在進行形の経過)をもたらしたのです。
それが誰だかは知りませんが、その1人目がいなければ今回の疫病禍は発生しなかったのかもしれません。
( ;∀;)

* * *

さて次の2曲目も何故だか、筆者の脳裏にて幾度となく再生されました。
冗談・大袈裟抜きに、これが筆者にとって聴き納めになるのかもしれません。
感染爆発や長期戦(多分1年以上続くのでは?)になった場合、生き残れる自信がありません。

上の緊張に満ちた危機的サウンドとは一転打って変わった甘い歌声と旋律の懐メロが、幾度となく流れ出でました。
何の不安も恐れも無く、ただただノホホンと生きていられた幸せだった幼き頃の時代への憧憬からなのでしょうか。

コニー・フランシス、Where The Boys Are / ボーイハント [日本語訳・英歌詞付き] 

Connie Francis, " Where The Boys Are " ( 1961 )

この歌を聞いた頃はもう筆者も小学生。幼稚園の頃の米国音楽専用の(有線)親子ラジオは我が家には既になく、
真空管ラジオで地元の日本語放送を聞くようになっていて、遠い祖国日本でも歌謡曲の全盛期でもありました。
KSBKと言う英語の中波放送もありましたが筆者は歌謡曲に目覚め、英語放送への回帰は中2~高校生の頃です。
この曲は近所に住んでいた従姉のMネーネーがシングル・レコードで聴いているのを傍らで聞いたのが最初です。
彼女は混血児。赤茶の頭髪を三つ編みにして、制服姿のまま一心不乱にレコードジャケットを見つめていました。

もちろんその当時、その良さ・魅力等まるで分かりませんでした(その後はロック等)が、大人になってから、
古臭い過去の物と思っていた彼女の甘い歌声がある日、筆者の中であたかも時限爆弾のように炸裂し蘇りました。
「切なさ」と言う言葉がよく似合うその粘りある艶やかな甘い歌声、21世紀の今日も未だに捕り憑かれています。

* * *

昨日の「入学式」の月曜日、学童クラブを卒業し、中学へと進学した学童ら(4名)が、制服姿を見せにやってきました。
ランドセルの3倍ほどしかなかった身長、6年間に随分と大きく成長した彼・彼女らの制服姿に感慨深いものがありました。
「な~に?これから中学生役の芝居でも始めるの?」とジョーク(嫌味)を言って、その姿恰好を記憶室の中に留めました。
「異性への目覚め」もそう遠くはない年頃です。ある者は既に目覚め好奇心満載で、またある者は未だ嫌悪中の只中です。

こんな非日常的危機的ご時世に、小学校の卒業式も中学の入学式も賑やかに盛大に祝ってはもらえない世代となりましたが、
彼ら・彼女らの近い未来に良き異性に出合い、遠くない将来に良き伴侶を見つけ、幸せになって貰いたいと願う今日です。

「おめでと~っ!」と大声では叫べない2回目の休校措置、始まりました。
もちろん、その休校解除の日がいつになるのやら、もはや誰も知りません。

危機、確実に迫るも・・・

「でも、共に頑張りましょう!!」

V (#^^#) V


By T講師

時々、アップします。よろしければお立ち寄りください。
_(._.)_

市内の携帯ショップにて複数感染者が確認されたとのこと。
割と近くなので、危機が身近に迫ってきた感ひとしおです。
(-_-;)