9月19日・土曜日・晴れ
このブログは、9/23にアップしました。
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先日、体験授業に訪れたSHさん、今日からアトリエで学びます。
SHさん、前回に続き、今日も基礎デッサンに挑戦しました。
今回は幾何学形態の円筒形(円柱)で、タテ軸の透視図法とグラデーションを学びました。
楕円形など、しっかり観察した形体に丁寧な筆致で、正確かつ柔らかな調子を施しました。
周囲を包む光や空気も良い感じで表されました。
姉のMSちゃん(小3)が図鑑から選んだのは、白いフワフワ毛が特徴のスピッツでした。
MSちゃん、そのソフトな体毛を丁寧にしっかり再現、その上、面白い背景を加えました。
薄緑の山、深緑の三角山、それに青い富士山を並べ、赤い夕陽をも加えました。
そのことでスピッツは少々 目立たなくなりましたが、代わりに不思議な雰囲気が漂い始めました。
物語性があるような印象深い作品の誕生です。
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弟のAS君(小1)は図鑑に中から、トカゲ2種を選び、色鉛筆で描きました。
上右は、メタリックなカラーリングのイシガキ・トカゲで、下左は一般的なアオカナヘビです。
両者ともにその特徴が良く捉えられ、活き活きとした動物絵となりました。
トカゲの下にはお姉ちゃんの勧めで土も加えられましたが、この位がちょうど適当でしょう。
S姉弟、授業の残り時間を利用して、シンメトリー(左右対称)に切り抜くクラフトも楽しみました。
筆者が白ボール紙に描いたトカゲ、蝶々、トンボ、小鳥などを起用に切り抜き、持ち帰りました。
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RH君(小2)もまた好きな昆虫を図鑑から描きました。
RH君が選んだのは、カブト虫やクワガタの王者3種。
その彼らの形体の特徴をしっかり捉え、その質感や量感も描ききりました。
黒光りする固い表皮や手足の細部も見事に再現、迫力ある水彩画となりました。
簡潔ながら、造形的にも力強い見応えある作品の誕生です。
キッズ3名、それぞれの観察力と感性で捉え、紙面に現れた生き物たち、それぞれの作風が妙です。
それぞれの心や性格(内的世界)で捉えられた外的世界、これからもそのコラボレーションが楽しみです。