お休み日の「雲」と「唄」

本日より８月・月曜日・晴れ

「名作美術館」、今日はお休みします。

代わりの、

「デイリー・ギャラリー（その３９）」

「森羅万象ギャラリー（その１６）」

で、「雲」をお届けします。

下は昨日夕刻の空を撮った写真３枚です。

青空を背にした雲々の表情が豊かでした。

青空いっぱいに広がる雲たちのドラマチックな競演で、その下の丹沢の山々もいつもより小さく見えました。

いつまでも見飽きることのない雲々の色・形・その組み合わせ、これが「水」の変容だとは凄いですね。

＊　＊　＊

「ミュージック・ギャラリー（その２１８）：夏唄ー２」

今日から８月、夏真っ盛り。今回の当コーナー、前々回に続いて、夏唄特集に戻ります。

筆者の小中学生時代、夏と言えば「海！」に、夏と言えば「キャンプ！」と言う文字も加わりました。

小学校時代のボーイ・スカウトのキャンプに始まり、中学時代には友人たちで気ままな移動キャンプをしました。

高１（は厳しい吹奏楽部・部活で遊ぶ時間無しでした）の夏を除き、夏休みの間に２～３回はキャンプをしました。

その当時、アコースチック・ギターも流行り、キャンプ・ファイヤーを囲んで、みんなで一緒によく歌ったものです。

和製フォークでは吉田拓郎や岡林信康、五つの赤い風船など、洋楽ではボブ・ディランやニール・ヤングなど。

そんな中、親しみやすいメロディーの定番のスタンダードや日本の唱歌等も、みんなでよく合唱したものです。

それらの曲はシンプルで音域の狭い旋律、シンプルなコード進行、シンプルな歌詞等の共通性がありました。

この曲もそんな１つで、筆者たちのキャンプでは良く歌われ、現地で仲良くなった米兵らとも共に合唱しました。

前置き、長くなりました。

有名なプロ歌手ではないようですが、素朴な音作りや絵作り、良い雰囲気です。

「ユー・アー・マイ・サンシャイン」 / エリザベス・ミッチェル

" You Are My Sunshine " / Elizabeth Mitchell

動画投稿者は、自らのガール・フレンドのために製作・アップしたようです。

軽快なツー・ビートで、つい幸せいっぱいの歌のように聞こえますが、歌われる詞の内容は切ないものです。

筆者若かりし頃は、このようなシンプルそのものの歌がいっぱいありました。

「風に吹かれて」「パフ」「５００マイル」「花は何処へ行った」「朝日のあたる家」「マイ・ボニー」「ドンナ・ドンナ」等。
もちろんビートルズの「アンド・アイ・ラブ・ハー」や「ヘイ・ジュード」、ストーンズの「テル・ミー」等も大定番でした。

歌やギター初心者にはやさしい良い時代だったんですね。

いつまでも歌い継がれていってもらいたいと思う名曲です。

今のヒット曲は旋律もコード進行もリズムも複雑で、みんなどんな曲を最初のとっかかりにしているんでしょうか？

By　講師T