アトリエ・マイルストンブログ

2017年2月19日日曜日

女子3名の快作「花」誕生

日曜日・晴れ

前回、「椿」を綺麗に描いたMiMちゃん(小3)、今日も花の水彩画を描きました。


MiMちゃんの花の絵、今日は指導筆者の勧めもあって「サクラ」を選び、見事に仕上げました。
MiMちゃん、花びらが多すぎると描画前は消極的でしたが、その几帳面な性格を活かしました。
花びらの数を減らしアレンジすることも「絵」だとのアドバイスも効いて、積極的に描画。
持ち前の端正な筆致に加え、丁寧に絵具も塗り込め、爽やかなサクラの絵が誕生しました。
間近の開花シーズンの一足先に額装して、その瑞々しさをティータイムで観賞しましょう。

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KaMちゃん(小5)、製作中のビニール袋入れの箱の続きと、新たな描画を開始しました。


KaMちゃん、箱側面の絵の仕上げに着手、輪郭線などのポイントを加筆、同時に不具合も発見。
修正のために気に入らない部分を下地色で塗り潰し、次回にその仕上げをやることになりました。
なので、予定されていた完成は次回となりましたが、納得のいく良いものを作ることは大切です。
次回の完成を待ちましょう。

KaMちゃん。箱作り作業の後には新作を開始。写生で花を描きました。

KaMちゃんの新作・水彩画の「ユリ」、綺麗な形と色で快調に仕上がりました。
縦長の構図とユリの雰囲気がミックスされて、和風のやさしい感じになりました。

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弟のHM君(小2)も新作を開始、描きたいスペースシャトルを検索・プリント。

HM君のスペースシャトル、直定規を一部利用しながら、その構図をしっかり線描しましたが、今日はここまで。
次回の彩色、楽しみです。

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SH君一行、3人仲良く並んで描画を開始しました。


前回、ジェット機をデッサンしたSH君(小5)、アトリエ備品の石膏婦人像を描きたいと、早速描写。
あっと言う間に「出来た!」との事ですが、形体も階調も充分ではありませんが、その意欲はグーです。

そのSH君、その次に図鑑から魚を描写。
こちらの方はモチーフのブリの特徴をしっかり観察、丁寧に彩色され、簡潔な仕上がりとなりました。

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SH君の妹のYHちゃん(小2)、花を描きたいと張り切って挑みました。

そのYHちゃん、選んだバラの花の複雑さに何度も描き直し、しばし意気消沈。
指導の筆者が別の紙に形体・構造の要点を描いて導き、何とか描き終えました。
そのYHちゃんの形や線描、しっかりした観察力と意志力の現れた凛とした雰囲気となりました。
次回もめげずに挑戦すれば、どんどん良くなること間違いありません。

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H君兄妹の従兄弟のTY君(小3)、モチーフ選びに今日も手こずりました。

クジラを描いてみたり、他の動物を途中まで描いたりしましたが、なかなか本命が決まりません。
TY君、そこで気分転換を兼ねて御覧のマンガ(石膏像同様の台座付き)を描きました(なかなかです)。

TY君、結局モチーフが決定できず、指導筆者が代わりに選んで指定、どうにか描画を開始しました。
そのモチーフとなった「ジャングル・キャット」、輪郭線描と下地・支配色を乗せた段階で終了。
味わい深い形体の線画、その続きは次回へと持ち越されました。
次回、その描画意欲が維持されていると良いですね。