アトリエ・マイルストンブログ

2019年3月4日月曜日

雨の日のカーペンターズ

月曜日・冷たい雨
アトリエお休み日

筆者、当ブログにて長年お世話になっている無料投稿ソフト(グーグル)故障のため、
本来の授業風景やその作品がアップ出来ずじまいにて早1年が経ってしまいました。
筆者、故郷仕込みの「ナンクルナイサー(何とかなる)精神」が結局何ともならずで、
この先も全くメド立たず、しかも今月よりグーグルの当フリーソフトが大幅変更に。
さてこの先、一体どうなってしまうことでしょう?
( ;∀;)

* * *

と言う訳で、今回も恒例となったお馴染み・お茶濁しの、T講師コーナーより出張版をお届けします。
今回は新画像がアップ出来ず、長きに渡って休眠状態だった「森羅万象ギャラリー」も兼ねました。
「雨」の情景を中心にした美しい情景、お楽しみいただければ幸いです。

「ミュージック・ギャラリー(その352)」
兼 久々「森羅万象ギャラリー(その20)」


「雨の日のカーペンターズ」


今回の当コーナー、筆者 典型的なステレオタイプ流儀で選曲を致しました。
「雨の月曜日」、そんな事象にブルー(憂鬱) になる人も多いと聞いています。
そんな人々にこの名曲を観賞いただいて、僅かでも癒されると良いと思います。

筆者のロック狂いの高校時代に、まるで清涼剤のように心に沁み込んできたあの偉大なグループの名・代表曲の一つです。

同曲の動画ながら、それぞれの動画作品の映像美は捨て難く、まとめて3編もお借りしてきました。
最初の2編は、都会に暮らす人々の営みに焦点を絞ったモノクロ基調の雨の日の抒情が美しいです。

「雨の日と月曜日は」/ ザ・カーペンターズ(1971年)
詞:ロジャー・ニコルズ、曲:ポール・ウィリアムズ
THe Carpenters ," Rainy days And Mondays "
Lyrics by Roger Nichols, Composed by Paul Williams


英文歌詞入り


英文・日本語訳詞入り

確かに雨の日は鬱陶しく、洗濯ものの室内干しや路面の泥跳ね等、何かとマイナス面もありますが、
筆者はそんな思いは幸いにも若き日の一時期だけで卒業してしまったので、とてもラッキーです。
それは「絵を描く」ようになって、いつしか雨の情景の美しさを観賞することの方が多くなって、
鬱陶しさよりは情景の美しさ(特に夜景の照明等)の方がお気に入りになって、得した気分です。
😊

* * *

筆者のいつもの連想癖でもう1曲(本当はもっと)聞きたくなってきましたので、追加します。
こちらも以前紹介済みの曲ながら、地球(自然)の織りなす美しい動画と共にご鑑賞ください。
正に「水の惑星・地球」と言った風情が、「森羅万象ギャラリー」の閉めに相応しい映像です。

「フォー・オール・アイ・ノウ」(1971年)
(画面上部に英詞、下部にスペイン語詞)
" For All I Know ", The Carpenters

カレン・カーペンターの唯一無二の上質・端正な低音の魅力、味わっていただけたでしょうか。
それにしても「人生」解らないものです。その当時、酒やドラッグに溺れるアーチスト多く、
ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン等、みんな若くして逝き、
そんな中、カーペンターズはとてつもなく健康的で、年老いても大家族にて笑顔で演奏し、
米国は元より世界中の老若男女より愛される大音楽家になるものとばかりに思っていました。
事情を知らぬ筆者にとって、拒食症由来のカレンの死は、正に青天の霹靂で衝撃的でした。
とは言え、今世紀にもその輝きは失われることなく、兄リチャードの活躍も嬉しいものです。

「デスペラード」「マスカレード」「青春の輝き」「スーパースター」等々、名唱数知れず、
筆者脳裏の自動再生ジュークボックスでは、沢山の名曲が洪水のように流れ出でてきました。
今夜はレコード(低音の膨らみがCDを陵駕)を引っ張り出して、お酒を楽しむことにします。
(#^.^#)

* * *

冷たい雨の1日でしたが、この季節の一雨一雨は また春を招き呼び寄せる象徴のようでもあり、
乾いた大気と大地に潤いを与え、凍え堪えていた生き物たちを蘇らせる恵み深き潤いでもあり。
雨の日は花粉の飛散も抑えられ落ち着きが取り戻せる1日でもあり、去りゆく冬に想いを馳せ、
マスク越しにでもついそこまで来たる温かくも目映い春の訪れをも待ちわびることにしましょう。
四季の国の風土と美の何と潤沢なこと・・・。
別れの季節「卒業式」もまた近し・・・。

By T講師