アトリエ・マイルストンブログ

2021年6月13日日曜日

春は彼方、梅雨がもう目前に

日付的には、一週間ほどの遅れとなってしまいました。

関東地方、6月14日には「梅雨入り」となりました。


* * *


「ミュージック・ギャラリー(その436)」

「遅ればせながらの ”あいみょん” 登場」


以前より、ここ最近お気に入りのシンガー・ソングライターですが、当コーナーへのアップの時期を逸してきました。

初めて彼女の「マリーゴールド」を聞いた時、筆者告白すれば涙腺崩壊してしまいました(*ノωノ)。

送迎車キャラバン・コーチ(10名乗り)の唯一の音源のAM放送のNHKでその歌は流れ出しました。

小学校への迎えの時ゆえに、大きな空間にただ一人の筆者は誰はばかることなく涙を流しました。

車窓正面には緑の丘陵と丹沢連峰の山々が連なり、その上空には数種の雲々が広がっていました。

「いい年こいて」と筆者自身も思うも、その曲と眼前の素朴な風景と相まったのかもしれません。

その際、筆者の胸と脳裏に去来したのは筆者の青春時代の、昭和の感触だったような気がします。

それは視覚とは別の遠き過去の肌触りや生温かさや、決してクリーンだけではない匂い等でした。

車のビニール皮のシート、米軍払い下げのカーキ色毛布、冬服に染みつくナフタリン・・・。

赤ガス(有鉛ガソリン)、アセチレン・バーナーやマッチの燃える匂い、下水溝、お線香、汗の匂い。

「あいみょん」、素晴らしい感性世界の持ち主に出会った瞬間です。

耳や胸に温かくも懐かしい音楽世界が充満し、ザラッとした質感が、いつまでも筆者の脳裏に残留しては蘇ります。


好きな曲多数あれど、今回はこの3曲を・・・


AIMYON (あいみょん) - 「Marigold (マリーゴールド)」 (Lyrics Japanese | English),2018



あいみょん [裸の心] - 歌詞付き 2020年



あいみょん ~ ハルノヒ LYRICS AIMYON - HARUNOHI, 2019年



「いい歳こいて」と自虐するも、
でも歳、全然関係ないですね。
良いものは、直接心の奥底にまで直球で侵入して突き刺さってくるものです。
素晴らしい歌手に出会えて、良い曲に出会えて、幸せがまた大きく増えました。

(*^-^*)

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By)T講師