アトリエ・マイルストンブログ

2019年8月15日木曜日

「お盆」と「終戦記念日」

木曜日・台風余波の(一時)強風雨
日本海側の新潟などでは40度超え(Σ(・□・;))の猛暑を記録したとの事!
アトリエはお盆休み中

本日は「お盆」の最中であり、また74回目の「終戦記念日」でもあります。
当ブログにても、毎年そのことに関しての何某かの記述を投稿してきましたが、今年は止めておきます。

ただただ先の大戦で犠牲となった余りにも多くの国内外の死者や傷病者や遺族に対して首を垂れるのみです。
鎮魂・慰霊・合掌

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その371)」


前回の当コーナーでも同曲を取り上げました。今回は器楽曲ですが今年もまた・・・。

「故郷(ふるさと)」" My Home Country "、インストルメンタル
作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一(1914年・大正3年)

歌詞

兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷

如何にいます父母 恙(つつが)なしや友がき
雨に風につけても 思い出ずる故郷

志を果たして いつの日にか帰らん
山は青き故郷 水は清き故郷



どの国の人にとっても、どこの出の人にとっても、故郷はいつもいつまでも温かく幸せな母のような拠り所で在りたいもの。



こちらの曲もまた幾度目かの登場ですが、当コーナーでの新動画です。

「涙(なだ)そうそう」(作詞:森山良子、作曲:ビギン)、夏川りみ(ライブ映像、歌詞付き)
(筆者注:YouTube上からお借りしました動画、残念にも早速 ブロックされましたので急遽、別バージョンを)


先に逝った人たちに想いを馳せ・・・、
感謝と日々の平安を噛みしめる今日の日です。

* * *

「 お盆と終戦記念日に寄せて(散文風に) 」

今回も記したいことが山ほどありて、幾度もの試行錯誤を試みて、ここはもう逆に削るしかないと感じました。

故郷が踏みにじられてしまった人々・・・、
故郷への帰還を夢見つつ逝った人々・・・、
両親・家族・妻・恋人への再会が叶わなかった人々・・・。
そんな人々の声なき無念さが故郷の上空で渦を巻く・・・。

そんな里野の片隅に記された君の名と享年・・・、
今や誰も訪れぬのか、朽ちゆく小さな墓標・・・、
見下ろす野山変わらねど、時替わり君忘れ・・・、
君が若き遺骨 故郷に無く、君が足跡も今や故郷に無く・・・。

夏青空にクマゼミ騒ぎ・・・、
夏夕暮にヒグラシ泣く・・・。
里に漂う鎮魂香の紫煙・・・、
里に漂う生と死の狭間・・・。

微風に揺らぐ穂薄の波の目映き白さよ。



By T講師