アトリエ・マイルストンブログ

2019年8月19日月曜日

いよいよ夏休みも後半へ突入

月曜日
本日よりアトリエ、学童クラブが再開。
いよいよ、夏休みも後半へと突入。

 * * *

以下のお知らせコーナーは、昨年の8/20付けの当ブログ「T講師コーナー」よりのまんま転載です。
長かったはずの夏休みもあと僅かとなり、宿題絵に焦りを感じ始めた小・中学生らにお勧めです。

「 お知らせ:既存作品鑑賞・他人(ひと)真似の勧め 」


夏休み「宿題絵」、良いアイデアが浮かばず、「産みの苦しみ」で唸っている子やパパ・ママさんたちにお知らせです。
「ダメな時はダメ」、かくなる上は良い絵の作品群に触れて創造心に刺激・触発され、参考にするのも大いに有りです。
当アトリエ・ブログの昨年8月のアーカイブを参照して、アトリエ・キッズたちのテーマ別の力作作品を見るのも良し、
また「T講師コーナー」にて、昨年紹介済みの学童たちの作品や、MOA美術館の入選入賞作品も多数取り上げています。
( 特に昨年のMOA美術館主催の児童画入選作品は、傑作・力作・秀作・快作揃いでした。)

平年にも増して傑作揃いだった昨年のMOA美術館・児童画展入選作品群(約100点程)は、2017年10月18日付、
学校都合・押しつけ指定のテーマ別ポスター作品等は、2017年9月1日分(ウィークリー・ダイアリー、その17)
で見ることが出来ます。

 他の作品群に触れて、刺激・影響を受けることも有意義なことです。
是非 検索して、残りの夏休み、頑張ってみてはいかがでしょうか?


「種が何も蒔かれていない畑からは、何の収穫も期待できません。」

「他所から借りてきてでも自分なりに育てると、それが以降の肥しとなり、やがて収穫の実を結ぶことにも繋がっていきます。」
「真似ることは決して恥ずかしいことではなく、真似てみて初めて気がつく事柄は多く、その後の開眼の契機ともなります。」
古今東西の巨匠・天才と呼ばれている人たちも「真似」ることからまず学んでいます。他者から刺激を受けて頑張りましょう。
何も「無し」よりは真似でも「有り」が何十倍も有意義なものです。
残りの夏休み、刺激を貰って素晴らしい作品を生み出してください。

* * *

と言う事で、その参考作品に・・・。
一昨年、当ブログの「T講師コーナー」に掲載したMOA美術館・児童画展の作品群を掲載しました。
昨年もまた撮影したのですが、この通り 画像投稿不可となっているので、一昨年分をご鑑賞下さい。

心が洗われる快作・力作・秀作・傑作たちが次から次へと目白押しです。
夏休み宿題絵にはまるで関係の無い大人の方々にも、絶対のお勧めです。
下の↙タイトル文字をクリックの上、是非ご鑑賞ください。



ー 以上 ー

「描きたいイメージがない」またはあるにしても「描く方法が分からない」と、悩んでいる君、または心配のご両親、
上で紹介したような力作群の中から刺激と方法をもらい、残り少ない夏休みを有意義に過ごせるよう頑張ってください。
その僅かなきっかけが、新たな自分を開発させてくれるかもしれません。
「千里の道も一歩から」
(*^^)v


* * * * *

「ミュージック・ギャラリー(その372):夏唄再開特集」


今朝は気温も低く感じられ、何となしに秋めいたような雰囲気が感じられました。
お盆を過ぎると、今まで膨らみの絶頂だった「夏風船」が、心なしか萎みはじめたように感じられるものです。
また午後7時頃まで明るかった陽もいつの間にやら短くなり、6時を過ぎた頃には辺りは暗くなってもきました。
真夏が盛りを過ぎ、秋の気配が微かに、でも確実に漂うこんな季節、今一度「夏情緒」を楽しんでみましょう。
と言う事で、
今朝の光と空気を感じた時に筆者の脳裏内の自動ジュークボックスに再現された曲たちをちりばめました。
その時系列もジャンルもばらばらなそんな曲たちを筆者得意な独断の「夏唄」として見立ててみました。
前々回特集の夏唄で熱々オキナワン・ロックを取り上げましたが、今回はクールダウンに近いものです。
編集時、選曲の当初は2~3曲くらいに絞ろうかと試みましたが、欲張って多くを貼ることにしました。
当コーナーにて度々登場のお馴染みの曲たちも幾つかありますが、共に楽しんでいただければ幸いです。
筆者の脳内・自動ジュークボックスにて時折かかる定番曲集です。
では、どうぞ。

レオ・セイヤ―、「モア・ザン・アイ・キャン・セイ(邦題、何故か:星影のバラード)」

Leo Sayer , " More Than I Can Say " (with lyrics) 1980


イントロや間奏で活躍する粘り感タップリな後乗りビートのギターの調べ、いつ聴いても惚れ惚れしてしまいます。
余談ながら、このような後乗りビートこそが、国内ミュージシャンたちの多くが不得手とするところでもあります。
当曲で筆者が最も印象的だったのは、故郷で聴いたオキナワン・ロックのメデューサの喜屋武マリーさん歌唱です。
ビーチサイドでの野外ステージが素晴らしく、黄昏ゆく大空にこの力強い旋律が溶け込んでゆき、極上の時空でした。


この頃はまだレコード全盛の時代で、傑作アルバムの大きなLPジャケットのモノクロ写真が印象的でした。

ビリー・ジョエル、「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー(邦題:素顔のままで)」
Billy Joel, " Just The Way You Are ", (with lyrics) 1977

言わずも知れた名曲。
リバーブ感たっぷりのエレクトリック・ピアノとアルト・サックスが都会的な情緒を上品に醸し出していて秀逸です。
録音盤はフィル・ウッズのアルトですが、当動画のあて映像でのライブでは、テナー・サックスが使用されています。
エアコンのしっかり効いた涼やかな室内で、焙煎コーヒーの香りを味わいたくなってしまう清涼感が素晴らしいですね。


筆者幼年時代にその印象的なタイトル・リフレインに惹きつけられた名曲です。

ドリス・デイ、「ケ・セラ・セラ」(日本語対訳付き)

Doris Day, " Que Sera Sera (whatever will be, will be) ", (with lyrics) 1956


筆者・幼年の頃、真空管ラジオで聴いた昼寝にはピッタリの温かい時空が懐かしいです。
故郷言葉で言えば「ナンクルナイサー(何とかなるさ)」みたいな意味で、その呑気さが快感ですね。
(*^^)v
追記:ドリス・デイ、今年5月に亡くなられたそうです。享年97歳。幼年時代、数多くの歌声と楽曲にお世話になりました。
感謝・合掌


往年のアメリカン・ポップス・コーラスが大好きだった筆者、この曲もそんな魅力的なハーモニーの1曲です。

レター・メン、「サマー・プレイス(邦題:夏の日の恋)」

 The Lettermen, "A Summer Place " ,(with Lyrics),1966



やはり、大ヒットの御本家のこちらの方も聴きたくなりました。

パーシー・フェイス楽団、「サマー・プレイス」

Percy Faith ," Theme From A Summer Place " 1960


涼やかでスペーシーなストリングスの音色もさることながら、
ブラシ使用による緩めのスネア・ドラムの響きと、眠たさ・気だるさを感じさせるホルンがとてつもなく快感です。


筆者・小学校高学年の頃より、周囲のお兄ちゃんたちの間で流行りだしたエレキ・バンドの代表的バラードです。


ザ・ベンチャーズ、「ブルー・スター」
The Ventures, " Blue Star", 1966

原曲(1954年)は、偉大なる作曲家・ビクター・ヤングの手によるもので、他にシャドウズなどもカバーしてヒットしました。
こちらは中学生の頃、学校帰りに道草で入り浸った市内海岸のボートハウスのジュークボックスで黄昏時によく聴いていました。
街並みに灯火が点灯する頃、涼しくなりはじめた生ぬるい潮風に包まれつつ、泳ぎ疲れた身体と目や耳が家路を促していました。


我が国ではビリー・ボーン楽団のインストルメンタルが有名ですが、歌詞入りのこの曲もまた魅力的です。
「夜」が単なる恐怖の対象だった筆者に、夜がロマンチックであることを認識させた代表曲でもあります。

ゲイリー・マイルス、「ルック・フォー・ア・スター(放題:星を求めて)」

Garry Miles ," Look for a star ", with lyrics,  1960 


南国の故郷、市街地と言えども丘の上の筆者の家からは頭上に覆いかぶさる天の川が良く見えていました。
昼間の航空機やヘリコプターの絶え間ない響きも止み、花々の香りと風が夜の帳りを彩ってくれていました。
一時期、蛍光灯の明るい光が夜の室内の主人公となりましたが、その以前の白熱灯の仄暗温かい光の世界です。
今はまた元に戻り、筆者の室内はそんな白熱灯の間接照明で点灯され、こんな米国ポップスを引き立てています。
涼やかなオルガンの調べが快感ですが、間奏が何の楽器なのか、それとも女性の肉声なのか、未だもって不明です。
追記:その当時はまだシンセサイザー等の電子楽器が無い時代です。エレクトーン等の電気楽器はありましたが。
筆者再追記:
その後、想像するに、多分ハモンド・オルガン等に装備のピッチ・シフター(音程可変器)使用ではと考えました。
トレモロ等をかけた単音旋律を右手で弾きつつ、左手でそのシフター・ツマミ(又はスライダ―)を微妙に調節して、
女性のスキャット肉声のような効果を出しているのかもしれません。門外漢なので、あくまでも想像の範囲ですが。

そんな技術的なことはさておき(推理も楽しいですが)、良い眠り・深い眠り・幸せな眠りに誘ってくれる名曲です。


筆者が勝手に見立てた「夏唄特集」、いかがでしたか?
強欲と言っても良い程の超・欲張りバラバラ・チャンプルー(ごった煮)編、しばしお楽しみいただけたのなら幸いです。
(*^-^*)


By T講師