水曜日・晴れ
前回、アトリエに入会したIKさん、初回同様 今日もアクリルに彫版された版を摺りました。
インク詰め中。 試摺り中。
レザーカッターで彫版したと言うIKさんのアクリル板、2種 試摺りしました。
今日の版は教会の入り口壁面の装飾で、(多分)石造りのマチエールがしっかりと再現されました。
今日摺った作品の原盤が、この透明アクリル板(5㎜厚)です。
昨今の最新技術、恐るべしですね。
かつて海外で銅版画技術を学んだIKさん、その当時 製作した銅版画を持参、あらためて再試摺りを行いました。
「アダムとイブ」と題されたアクアチント、繊細な粒子による深い階調と形象が幻想的な世界を造り出しています。
けがれた俗界・地上から神のいる天上界へと召還されている瞬間のようだと、筆者は勝手・自由に想像しました。
IKさん、今後も機会を見て、そのバリエーション摺りを試みる予定とのこと。
象徴主義とシュールの入り混じった夢空間的・不思議世界、楽しみですね。
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TOさん、製作中の木版画の彫り作業を続けました。
TOさん、今回も版木の描刻を進め、随分とイメージが明確になりました。
もう一息ですね。次回の続きも楽しみです。