土曜日・雨・寒の戻り
IKさん、製作中の銅版画「アダムとイブ」の描刻と試摺りを行いました。
IKさん、再アクアチントの調子の上に、ドライ・ポイント(加え)とバニッシャー(削り)で描画しました。
その効果もあって、調子にメリハリの効いた画面に摺り上がり、闇夜空間に光が現れ始めました。
次回もまたドライ・ポイントとバニッシャーを用いて、更なる描画を続けます。
楽しみですね
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YAちゃん(小5)、製作を中断していた油絵の仕上げに取りかかりました。
YAちゃんのオリジナル油絵「雪ふる冬の少女」が、本日めでたく完成しました。
雪降る中、丘の上の大きな木の枝に腰かける少女が不思議な雰囲気を醸し出す油絵が誕生しました。
物語性豊かな画面、YAちゃん本人にテーマを聞いても「頭の中に出てきたイメージなだけ」の一点張り。
「見る人が、それぞれ自分なりに考えれば良いでしょ?」との一言。
確かにYAちゃんの言うように、物語やイメージを膨らませ、少女の謂れ等を思い思いに楽しみましょう。
それが1場面のみの静止画、「絵画」の妙味と言うものでもあります。
油絵を完成させたYAちゃん、その後は何もなかったかのように黙々と粘土細工に熱中しました。
YAちゃんもまた何だか絵の中の不思議少女のよう・・・(もしかして自画像?)。
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Saさん姉妹、描画と工作を楽しみました。
姉のMSちゃん(小3)、写し絵でイタチを描きました。
色使いも綺麗で、イタチの表情も良いですね。
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弟のASちゃん(小1)は、図鑑からペンギンを描きました。
こちらもまたその表情や、足ひれの様子などもしっかり観察された素晴らしい絵となりました。
描画の後は、二人で粘土細工を楽しみ、AS君はピザと、姉と共にひな祭りのお姫様を作りました。
切り分けられたピザ、トッピングのサラミやトマトのリアルですね。
MSちゃんのお姫様は頭の部分だけの物で、頭髪や髪飾りなどが彩色されました。
次回、着物なども作られる予定です。
楽しみですね。
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RH君(小2)もまた描画とクラフトを楽しみました。
RH君、図鑑からイルカを描き、パステルで色をつけ、素晴らしい絵にしました。
イルカ君の表情が良いことはもちろん、パステルの柔らかなボカシも良い感じです。
周囲を囲んだ輪も効果的で、活き活きとしたオーラのようで素敵です。
快作の誕生に気を良くしたRH君、粘土でもまたイルカを誕生させました。
出来立てホヤホヤの絵同様、こちらもまた表情の可愛い素晴らしいイルカ君となりました。
「a boy meets a boy.」
平面イルカと立体イルカが出会いました。
仲良くRH君の部屋を飾ってくれそうです。
めでたし、めでたし。