日曜日・午前:強風雨 のち 午後・晴れ
季節外れの暖かさ。春1番が吹き荒れました。
AYさん、製作中の西洋古典絵画、ボッティチェッリの模写を続けました。
季節外れの暖かさ。春1番が吹き荒れました。
AYさん、製作中の西洋古典絵画、ボッティチェッリの模写を続けました。
AYさん、今日は唇や胸元などのバーミリオン、また衣装や真珠の髪飾りの灰色などを中心に筆を入れました。
その効果もあって、下地ながらも画面に統一感が出始め、空間や存在感も出てきました。
次回から、いよいよ細部などの描きこみが始まります。
楽しみですね。
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新人MSさん、授業2回目(油絵2日目)を楽しみました。
MSさんの初油絵、初回の構図取り・下地色入れ(上右図)に続き、今日は中下地の各色を加え始めました。
MSさん、油絵の新鮮な触感を十二分に楽しみ、御覧のように快調に筆を進め、随分 立体的になりました。
今回の描法である「遠回り・下地汚し法」が功を奏し、固有色もサムシングを感じる味わい深い雰囲気です。
入門時に陥りやすい色調・階調・筆致の重ったるさも無く、軽快な空気感が南仏の田舎家を彷彿とさせます。
テーブル上の影や背景との境界線のボカシも効果的で、もう良い感じが画面中に漂っています。
次回、このままの快調さで 早くも完成予定です。
楽しみです。
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YYさん、完成間近の油絵模写の仕上げ作業を行いました。
YYさんの油絵模写、モネの名作「印象・日の出」が、本日めでたく完成しました。
今作のテーマ、エッセンスに適したトレース無しの「いきなり・ぶっつけ模写」が、見事に画面に結実しました。
原作同様の、朝焼けの下で目覚めた港の動きや喧噪が伝わってくる、活き活きとした瑞々しさが秀逸です。
筆触細部こそ正確ではありませんが、「仏作って魂入れず」の逆の本道をつらぬいた秀作模写の誕生です。
おめでとう。お疲れ様。
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YYさん、作品完成後は次回からの新作の準備も行いました。
パネルに和紙を水張りし、乾燥後、表面に人絹も貼り付けました。
次回からの新作も楽しみです。