アトリエ・マイルストンブログ

2016年11月21日月曜日

お休み日の番外編ー1

月曜日・(故郷の南島は曇り のち 晴れ)
臨時休業日につき、恒例の「名作美術館」はお休みして、番外編をお送りします。

常夏の故郷の背後には白銀の入道雲が湧き立っていました。

* * *

番外編:帰郷便り-1:「踊りの島」

昨日・日曜日、故郷の地元の町内会でお祭りがありました。
通りの特徴となっている「トックリキワタ」と言う南米原産の街路樹にちなんだお祭りです。
桃色の花をつけた沿道の並木がトックリキワタの木で、幹は文字通りのビール腹姿です。
老若男女 総出演で、楽しい踊りを披露していました。

小学生ヒップホップ・チーム

小学生エイサー・チーム
(ちなみにエイサー演者たち、英語ではダンシング・ドラマーと言いますが、その逆も可?)

ヒップホップ&エイサー・チーム、共に踊りのシンクロ性(動作の合致)はいまいちでした。
でも出演者1人1人が、力いっぱい伸び伸びと踊っていて、そのパワーは正に圧巻でした。
シンクロ性ばかり追求すると、秀才的で小さくまとまった群舞になってしまうので、これで大◎です。
さすがは故郷のシアワシムン子供たち。「少しぐらい勉強出来なくてもデージ(very) 凄いさぁー!」

こちらは人生の大先輩、元気・笑顔のオバーたち

 お婆ちゃん舞踊チーム
(お婆ちゃんには見えないような ご婦人の姿も若干ありました)

お婆ちゃんたちの笑顔や衣装、並木のキワタの花々に負けない艶やかさでした。
お疲れ様。

お祭りの第2部では故郷の大物の唄者(ウタサー)・我如古(がねこ)より子さんの登場でした。
が、筆者、連日の「飲み会」集合のため、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。残念。
そのライブを体験した筆者・妹はその魅力にまいって、すっかりファンになってしまったとの事。
「ああ~(見られなくて)残念、でも(妹がファンになって)当然。」

* * *

ついでながらも立派な「デイリー・ギャラリー(その44)」

そのトックリキワタの木の幹に飾られたオーナメント。手作りで味があります。

中央の赤い子供、おそらくキジムナー(木の妖精)。地元・児童クラブの「トトロ&ネコバス」可愛いですね。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その242):番外編:故郷唄」

今回のこのコーナー、その我如古よりこさんの歌声をお届けします。
歌姫・古謝美佐子さんと並ぶ沖縄島唄界の二大・女性巨頭と筆者は勝手に考えています。
今回の当ギャラリー、正統派の民謡ではなく、世界のスタンダードと沖縄の子守歌をアレンジしたメドレーです。
動画・投稿者には感謝しつつも、かなり尻切れ気味な楽曲、お楽しみいただければ幸いです。

我如古より子(唄・サンシン)、(ギター:吉川忠英)/アルバム「唄遊び」よりの抜粋

ダニー・ボーイ(アイルランド民謡)~我が子へ~
子守歌:イッター・アンマー・マーカイガ(あなたのお母さんは何処へ行ったの?)
ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・モア(フォスター)
子守歌:ミミチリ・ボージー(耳切坊主)
故郷の人々(スワニー河、フォスター)

しっとりした歌声にのめり込みそうになったら切れるを繰り返していました。
もっと聞きたくなった人はアルバム「唄遊び」を、と言うことかもしれません。
投稿者さんに感謝。

折角 当ブログを訪れた方に手ぶらではと言うことで、番外編をお届けました。
また「番外編」、あると思います。
では。

By 講師T