アトリエ・マイルストンブログ

2017年1月12日木曜日

生徒それぞれの「制作始め」

木曜日・晴れ
少々寒し、これで平年並みかも知れません。
昨年素晴らしい銅版画を摺り上げたIKさん、今年から久々のタブロー制作(本画)に挑戦します。
IKさん、今日はその手始め・準備として、オリジナルの木製パネル作りを行いました。

左:平板(シナべニア)周囲に桟材を打ち付け中。
右:パネル・フレーム完成後、湿し紙を水張り中。

IKさん、独自の寸法(約P10号大)のパネルを自作、持参の厚手・版画用紙を水張りしました。
これにて描画パネルの製作が完了。地塗りは乾燥後「作風」を考慮して施すことになりました。
次回からの久々だと言う本画製作の開始、楽しみです。

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TOさんもまた美大通信課程・提出用の木版画の新作を開始しました。

TOさんの新作木版画のモチーフは「鳥」。今日はその原画を持参(上図)。
TOさん、その原画を参照しながら水性インクを調色、試摺りを開始しました。
その渋い微妙な色調と繊細な見当合わせを慎重に行いながら、試摺りを開始しました。
その多版・多色摺り作品の完成、それなりの時間を要しますが、楽しみです。

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Ntちゃん(小5)、今年最初の授業は本格的デッサンで、その幕が切って落とされました。


Ntちゃんの以外にも初めての本格デッサン、そのモチーフには初回定番の幾何学形体・立方体を選定。
T講師の主旨や描法説明後、早速デッサンに取りかかり、素晴らしい作品となってめでたく完成しました。
正確な透視図法(遠近法)、しっかりと乗せた階調、その量感と重量感、その周囲の空気感、見事です。
Ntちゃん、次回から木彫を作りたいとの事ですが、同時並行してこのようなデッサンも続ける予定です。
今年もどんな快作・力作を生み出してくれるのか、今から楽しみです。