アトリエ・マイルストンブログ

2017年1月11日水曜日

T講師、実験新作開始

水曜日・晴れ

「学童クラブ便り(その105)」

「YYさんのフェルト・アート教室、開講」

クラブ・アシスタントをお願いしているアトリエ生徒のYYさん、今日は教える側で頑張りました。

YYさん、学童女子たちにお得意のフェルト・アートの作り方を伝授(右奥3番目)。
みんなで熱心に初めての手縫いを教わり、可愛らしいプリン等を作っていました。
学童たちの可愛い完成作品、次の機会にアップする予定です。


「学童女子バンド結成:初練習」

小3女子3名を中心にバンドが結成され、その初練習が階下アトリエにて行われました。
今年から絵画制作に専念する予定だった筆者が音頭を取って呼びかけ、有志にて結成。
昨年末の帰郷の経験で考え方を転換、こども達にバンド音楽を伝授する気になりました。

メンバーはT・Rnちゃん(左、キーボード)、Rrちゃん(右、電子ドラム)、それにHnちゃん(ギター、サンシン)の3名。
画面外のHnちゃんは、フレーズ・リフレインのフィンガリング(指運び)の個人レッスン中のため、合奏には不参加。
今日は、T・Rnちゃんにはエイト・ビートの基本となるキーボードの左手のベースと右手和音の3コード進行を伝授。
ドラム担当のRrちゃんにもエイト・ビートの基本の左右両手のスティック裁きと右足のバスドラム・パターンを伝授。
その合奏の相性は良好で、リズム・コンビネーションなど初日の練習としては上々の出来。
こんなことになるならドラム・セット一式、処分するんじゃなかった、と少々後悔しています。
(ギターの奏法習得にはそれなりの時間を要しますが、長い目で育てたいと考えています。)

筆者の遠い昔日・中1以来、多くの友人・先輩達から学んだ経験が伝えられることは個人的にも嬉しいことです。
筆者故郷の南島のこども達にも負けないパワーと情熱で、日常の中で音楽を楽しんでもらえたらと願っています。

* * *

「T講師のアート・ワーク(その15):実験新作開始」

前回の当コーナーで紹介した筆者の夜景アクリル画の完成・雰囲気に気を良くした筆者、更に思い立ちました。
「夜景」で使用したスパンコールの表現の可能性を再び探ってみようと、今回、新作での実験を開始しました。
それは、やはり「夜景」で、今回はそれ(スパンコール使用)を「月夜」で表現してみようと、思い立ちました。
以下はその工程です。

 昨年末に自作した横長・木製パネル(44 x 77cm、鳥の子紙・水張り済)を利用。
( 銀色のスプレー塗布後に、アクリル絵具の透明黒色でグラッシ・コート済み。)

今日はその画面上に更に透明濃灰青色を水平方向にグラッシ・コート。
絵具が乾く前に筆の柄の先端にて明部をスクラッチ、同色濃色で暗部を加筆。
横風になびく草原のススキ等を手早いタッチでアタリ描画を施しました。

これにて、大体の下地が完成。
この画面上部に夜空と月を配し、そこに前作で使用したスパンコールの星々をちりばめてみたいと考えています。
前景部には紅葉の蔦(つた)、中景部にはススキの穂等を描き入れるつもりです。
うまくいくかどうかは分かりませんが、だからこそ敢えて実験を試みるつもりです。
絵画の本道からすれば、それはいわゆる邪道の「飛び道具」使用みたいなもの。
でも筆者、普通に考えても残された人生の時・やれる時はそう長くはありません。
やりたいことは、やれる時にやってみることにしました。

前々作の「風神雷神アレンジ模写」もその一環で未完成ですが、こちらから先に進めたいと思っています。
果たして、どうなることやら。不安もありますが楽しみや期待も大きく、失敗を恐れずにトライしてみます。
次回、乞うご期待。

By 講師T