アトリエ・マイルストンブログ

2018年10月1日月曜日

淋しさと疎外感の日曜日

月曜日・台風一過の快晴
但し、記録的な猛暑でした。


アトリエ・ブログと承知の上で投稿させていただきます。
平に ご容赦。

m(_ _)m


「 故郷・沖縄の県知事選挙、その結果 」

台風24号が来襲後の吹き返しもまだ収まる前の昨日9月30日に、
故郷・沖縄にて前知事死去に伴う「県知事選挙」の投開票が行われ、
その遺志を継ぐ玉城デニー氏(58)が7万票余の大差で当選しました。
どうやら県民の心情に訴えた弔い合戦の図式が功を奏したようです。
とは言え、対立候補への投票31万人余の民意も忘れてはなりません。
また有権者のおよそ3分の1の県民が今回の投票を棄権しています。

結果、普天間基地の辺野古移設・反対の継続的民意が示された訳で、
県民ではない部外者なれど、怖れずに意見を言わせていただくなら、
論理より感情に流されやすい県民性ゆえの選択と感じてしまいます。
祖国復帰前に故郷を離れて歳月を経た筆者の個人的な考えとしては、
普天間基地周辺の危険を一刻も早く取り除く事が急務だと思います。

選択の結果は県民や一般国民の考えているような単に一地方の問題等ではなく、
将来の国内外情勢をも大きく左右するような最重要な要素が内包されています。
故・前知事のような「親中反米」に基づく対話の拒否を踏襲してはなりません。
加えて公正中立さを欠いた地元2紙の積年に渡る煽情の罪も甚大に思われます。
故郷の人々が未来に於いても、心からの平安を保てるよう切に願うばかりです。

* * *

「 出張ミュージック・ギャラリー(その328)」


今回の当コーナー、沖縄発でアジア各地にてヒット、定着した喜納昌吉の名曲を取り上げました。
NHK新人歌謡コンテストで優勝。その後、独自・地道な活動を続行中の石嶺聡子の出世曲です。
彼女もまた前々回の「安室奈美恵」同様、筆者と同郷那覇市の出身で、末永い活躍を期待してます。
おそらく、未来永劫に渡ってカタルシスの得られることのない沖縄県民に、この歌をお贈りします。

「花(すべての人の心に花を)」、石嶺 聡子
" Flower " ( Okinawa song ) / Satoko Ishimine

その凛とした直線的で力強い歌唱、心が浄化されるようで癒され慰められます。
「癒しの島」にも幾ばくかの癒しを・・・

ε-(´∀`*)‐3


「花」も「人」も、また「国家」や「歴史」も流れ流され、その未来の行き着く先は一体どんな世界なのでしょうか?
   過去に置いて多大な犠牲を払っていただいた「平和」と「自由」と「民主主義」、いつまでも続くことを希求します。
今回の沖縄県民の選択、今後 その正否が厳しく問われることとなります。



一抹の淋しさと疎外感とに包まれた1日でした。

( ;∀;)


By T講師
( 過去に一度たりとも県民の末席に座することのなかった根切れ草 )