アトリエ・マイルストンブログ

2020年1月13日月曜日

「成人の日」の思い出の曲たち

月曜日・晴れ
国民の祭日「成人(になられた若者らを祝う)の日」です。

今回もまた1週間ほどの遅れ時差投稿です。
(-_-;)

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その398)」
「成人の日 特集」


筆者、成人式を3度も迎えることが出来た超ベテランですが、その初回前辺りに聴いていた曲を紹介します。
このコーナーで既に幾度か紹介済みの楽曲ながら、この日を祝うには相応しい曲だと思うので敢えて・・・。
「ワンパターン・スペシャル」始まり、始まり。


バフィー・セントメリー、「サークル・ゲーム」(日本語訳詞付き)

Buffy Sainte-Marie -, "The Circle Game " (cover) ( composed by Joni Mitchell )


この世に生を授かった子が成長し、やがて大人(20歳)になるまでの経験や心情を詩情豊かに歌い上げた名曲です。
映画「いちご白書」(キム・ダービーが可愛かった 💛)のテーマ・ソングにもなり、我が国でも大ヒットしました。

脱線余談ですが、
以前投稿した際、スマホで見た筆者の友人の言「懐かしい曲だけど、画面のあれ、カメレオンかあ?」とのこと。
無風流・老眼な友人にはそう映ったタイトル画面、回転木馬のパラソル風の屋根の一部だと説明してあげました。
( 老眼に関してだけは御同輩です。遠くは今でもお互いバッチリ良く見えます!)
 😊



ここでアメリカが誇る女性シンガーソングライターの草分けであり、御大のご登場を願いましょう。
本人歌唱のライブ動画等もありましたが、ここは歌詞の内容に焦点を当て下の動画を選んでみました。

ジョ二・ミッチェル、「サークル・ゲーム」(オリジナル)

Joni Mitchell - The Circle Game, (Original)


歌や作曲のみならず、ギターにも独自な才能を発揮する彼女。当時からオープン・チューニング等を用いていました。
絵にもその豊かで自由闊達な感性を発揮し、自らのアルバム・ジャケットにも自画像を描いていて印象的です。

* *

2曲目の次の曲もまたジョニ・ミッチェルの綴った瑞々しい感性世界です。
上の「サークルゲーム」が出た以上、連想癖の強い筆者としては決して聞き逃せない双子のような名曲です。
先輩シンガー・ソングライターにも取り上げられたほどの名曲、お聴きください。

ジュディー・コリンズ、「青春の光と影」
Judy Collins, " Both Sades Now " (cover)

2番の歌詞に間違いがあり、「from give and take」の部分が実際は「From win and rose」との事で、確かにそう聞こえます。
筆者がいつもお世話になっている投稿・訳詞者の方もその指摘を認めていて、修正加えることなく、そのままにしているそうです。

歌詞にもあるように、世間や他人の評価を基準にすることなく、若い人たちには独自の道を進んでもらいたいと願う今日この頃です。


カバー曲連想で、次の動画もついでにお借りしてきました。
イギリスの当時のアイドル歌手の懐かしい動画、流行りだしたミニスカート(ロンドン発)での登場です。
主張あるシンガー・ソングライター感のないキャンディー・ポップ感が、今も新鮮です。

シラ・ブラック、「青春の光と影」
Cilla Black, " Both Sides Now " (cover)
performing for her BBC television show,1969,

デビュー前、リバプールのキャバーン・クラブで働いていたところを、初期のビートルズによって見い出された彼女、
その後も英国を代表する歌手やTV司会者として長く活躍。可愛い笑顔や声が魅力的ですね。
5年前の2015年に他界(享年72歳)。長く交流のあったポール・マッカートニーやリンゴ・スターも弔辞を発表しています。
R.I.P: Cilla Black.

* * *

さてついでに、
次の曲は筆者の青春時代の曲でこそありませんが、それでも筆者若かりし30代の頃の思い出深い名楽曲の一つです。
世間や社会の白い目や冷たい目に負けず、自らの夢や道に進むことの価値を歌い上げた80年代を代表する名曲です。

クラウデッド・ハウス、「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」(1986年)

Crowded House - Don't Dream It's Over (Official Video)


MTVが全盛期だった当時に筆者もCDを購入、通勤のマイカーの中で良く聴いていました。
題名を「もう夢を見るな!それは終わったんだ」との解釈をしていましたが、その逆と分かり、仰天した記憶があります。

「脱線話を少々」
余談加えますが、PV内で使用されているエレアコやベース、ドラムが全て我が国のヤマハ製でした。
我が国の楽器が世界的に評価・愛用され、数多くの動画に登場しているのは本当に嬉しい限りです。
但し、筆者個人的には上記メーカー製造の楽器はあまり好みではありません。一貫した味と上級品質があるのですが、
手荒く一言で表現すると「上品な秀才やエリート」然としていて、我が国の印象を代表する個性ではあるのですが。
でも高温多湿な我が国で、地場産業的に超一級のピアノを製造出来るのは誇るべき美徳の賜物に違いありません。
ちなみに余談ながら、1'39"に画面を瞬間登場の木製曲線キャビネットのラジオがレトロで、筆者の大の好みです。
💛


さて筆者の好きなジャンルでもあるカバー曲、そんな中、この動画を見つけました(YouTube様々_(._.)_)。
大の日本好き(熱狂的な程で嬉しいですよね)で知られるアメリカの若手大物歌姫の二人の共演です。

アリアナ・グランデ&マイリ―・サイラス、「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」(日本語訳詞付き)

Miley Cyrus & Ariana Grande cover-" Don't dream It's over " (Lyrics & Japanese)


アリアナの透明感ある涼やかな歌声と、マイリ―のドスの効いたブルージーな苦みの低い声が織り綴ったコラボの快作です。

* *

「追加動画」

「成人の日」特集でも以前取り上げたこの曲も忘れてはならない今日の日に相応しい楽曲です(つい忘れてました(-_-;)。
追加扱いながらも、現代アメリカが生んだこのお姉さん歌姫の圧巻のライブ・パフォーマンス、再びの登場です。
我が国の甘ったるい「応援歌」には同調不可な筆者(上から目線ご容赦)、彼女の半端ではない生き様に脱帽です。
ちなみに、彼女もまたシンディー・ローパー同様に上の二人に負けない「大の日本好き」の大先輩です(#^.^#)。

レディー・ガガ、「ボーン・ディス・ウェイ」(日本語訳詞付き)
Lady Gaga performs " Born This Way " Live with lyrics

頭を振ってロング・ヘアーの遠心力を使っての振り付け、最初に見た時はもう全身鳥肌・感涙ものでした。
そんな彼女、来日時にTV番組でインタビューを受け、「無人島に持ってゆく1枚のレコードは何」と尋ねられ、
表情も変えず臆することなく、ただ一言「レッド・ツェッぺリンⅡ」(セカンド・アルバム)と答えました。
遠く若き日の高校時代の筆者の超愛聴盤だっただけに、筆者ますます彼女のことが好きになってしまいました。
ちなみに筆者の場合は、今の答えは(高校時代なら彼女と一緒ですが)断然ビートルズの「アビーロード」です。

いやぁ、それにしても彼女、
ただただ圧巻、脱帽です!
力、全身に漲って来ます!
成人式3度も過ぎた(ご老体)筆者ですら!

「チバりよ~(頑張れよ)!、ニーセーター(若者たち)!」


* * *

「成人の日:後記寸感」

成人式3巡目の超ベテランな筆者(老人とは決して思いません!(^^)!)の取りとめの無い文章を少々記します。

上の「サークル・ゲーム」の詞のように、人間は地上に生まれ成長し、成熟し、やがて衰退し、そして地に還る・・・。
そんな当然のことではある法則を「成人式」に出席する若者たち以外にもあらためて考えさせてくれる意義深い祝日です。
成人式を迎えられなかった無数の命にも想いを馳せ、迎えさせてくれた周囲の人々にも感謝の念を込めながら、
晴れ着にも負けないようなエネルギッシュで輝く笑顔で、日々を積み重ねていってもらいたいと願うものです。
先日、NHKテレビで放送された「20祭」に選出され登場した若者らのパワーに、筆者もまた触発されました。
苦しいことやコケたりすることがあったら、そこに立ち往生することなく、ドンドン先に進むことこそ肝要です。
( なんちゃって・・・・偉そうな先輩づら、ご勘弁<(_ _)>)

ついでながら さて筆者、
平和な時代のこの美しい国に産まれ育ったことを大いに素直に感謝しつつ、やがて去り逝くことをも自覚しつつ、
今となっては限られた出会いや、限られた時空を精一杯生きて行(逝)きたいと思う令和の「成人の日」の心境です。

By T講師
( 恒例のようなまとまりのない支離滅裂・投稿にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。)

_(._.)_
(#^.^#)