アトリエ・マイルストンブログ

2011年2月12日土曜日

YS君の「ピンクのバラ」

昨日は、今冬初の本格的な雪になりました。
おかげでアトリエ背後の山が美しく雪化粧をしています。


 * * *

土曜日のアトリエ、KTさんがやって来ました。
水彩画が続いていたKTさん、今日は久々のデッサンで複数の果物を描きます。


手(鉛筆ストローク)のトレーニングを兼ねて、慎重に描き進めます。
それぞれの形態や固有色・質感等の違いを描き分ける基盤が出来ました。
次回、完成予定です。

* * *

小3のYS君が、はりきってやって来ました。


今日は、 前回のバラの線画に彩色を施します。
YS君本人も筆を進めながら、自作の出来映えに上機嫌でVサインです。
柔らかな質感と爽やかな色彩で、瑞々しいバラの素晴らしい絵が誕生しました。


YS君、2時限目の木工クラフト、今日は4基のエンジンを釘とボンドで取り付けました。
また一歩、完成に近づきましたね。




2011年2月11日金曜日

THさんの「スイトピー」

 天気予報どおりの本格的な雪となりました。


 3連休初日、金曜日のアトリエです。

「FHちゃんの絵本作り、スタート」

久々にFちゃん(小5)が、おばあちゃんと共にやって来ました。


今日は、M講師作の絵本に刺激されての自作絵本の構想です。
ハムスターが主人公になりそうです。

次々に可愛いキャラクターが誕生しました。
次回までにはストーリーもまとめる予定とのこと。楽しみですね。

 * * *

「スイトピー完成」

一方、祖母のTHさんは前回に引き続きスイトピーの水彩画に取りかかりました。


 窓の外の 雪景色を眺めながらも、春の息吹を描き進めます。


仕上がりました。
3色の瑞々しいスイトピーが紙上に登場しました。
花ビラの軽やかさやニュアンス等が見事に表現されています。
春、先取りです。

* * *

集中講義中のASさんが東京都心からやって来ました。
今日は2日目、版の焼き付け(全5色)です。



焼き付け前に、原稿フィルムの最終チェックをしています。
雪降る中、スクリーン枠への焼き付け・水洗作業も無事に終了しました。
明日はいよいよ摺り作業に入ります。

* 

明日も関東は低気圧の通過により雪の可能性が大とのこと。
路面の凍結などにはくれぐれも、ご注意を。



2011年2月10日木曜日

人形とバラ

夜、AUちゃん(高1)がやって来ました。

 描きかけの人形のデッサンを久々に再開しました。
複雑な形でしたが、柔らかい調子で根気よく丁寧に描き込んで仕上げました。


次に、バラの水彩画に取りかかります。




線画を終え、下地となる基本色が施されました。
が、今日はここまででした。次回が楽しみです。


明日も予報では「関東南部でも降雪や積雪あり」とのこと。
果たして、どうなることやら・・・。


2011年2月9日水曜日

KSさんの「ブドウ」

昨夜からの雨が今朝は小雪やアラレとなってちらつき、久々のお湿りとなりました。

 今日はKSさんが水彩でブドウを描きます。

 


素晴らしいブドウが完成しました。形の取り方も的確です。
オシャレで絵画的で、とても素敵な水彩画になりました。


* * *

THさんがスイトピー持参でやって来ました。明るい春の色にアトリエが華やぎます。



 花の配置などを注意深く観察し、見事にスイトピーを再現しました。
下地の色が施され、次回は仕上げに入ります。
形と色が的確なので、この時点で仕上がりの予測が出来ます。
完成作品がとても楽しみですね。


「明日は雪」との予報が出ていますが、さて、どうなることやら・・・



 

2011年2月8日火曜日

お休み日

アトリエ、今日はお休みでした。


2011年2月7日月曜日

J君の「スポーツカー」

今日のアトリエです。

MOさんがやって来ました。
今日も前回・前々回に続き、手と目のウォーム・アップです。
写真集から描きたい写真を選び、ドローイングを始めます。

 今回の写真が半身像で、紙のサイズも大きくなったため、形の比率測定方法を学びます。


 紙の中心に垂直線を取り、帽子・顔面・胸部・手等の長さ・大きさを計って描き進めます。
中間調子の中に浮かび上がったのは大リーガーの大選手・故ベーブ・ルースの姿です。
次回の仕上げが楽しみです。

* * *

小2のJ君、今日は自動車を描くことになりました。

  T講師作の大きな木製スポーツカーを前に、真剣な面持ちのJ君です。

線画ができました。車内には自分自身や兄や、更に犬・猫(スス)も描き加えられました。
いよいよ水彩絵具で着彩します。



 完成しました!
おおらかで楽しくて見飽きることのない傑作の誕生です。
スポーツカーの雰囲気に合わせて、今日はローマ字のサインが入れられました。
ただただ素晴らしいの一言です。



告知 : 明日、アトリエの授業はお休みです。

2011年2月6日日曜日

芸術一家(その2)

日曜日のアトリエです。

MOさんが子ども達と一緒にやって来ました。
小3のI君は、厚い白ボール紙でカード作りです。









大好きな動物や果物・野菜のカードがアッと言う間に40枚も描かれました。
大好きなカメや海洋生物をはじめ、竜やアトリエのススまで加えられました。
一方、姉のKちゃん(中1)は、色鉛筆でリンゴを描きます。

 
 さわやかな色彩の瑞々しいリンゴが完成しました。
前回、お母さんが描いたリンゴに刺激されただけのことはあって、とても見事な絵になりました。
* 
お母さんのMさんは、今日は水彩で持参のガーベラを描きます。

 

 完成しました。
前回のリンゴ同様、さわやかで端正な植物画に仕上がりました。
花ビラ1枚1枚の重なり具合やニュアンスの違いなどが、見事に再現されています。
今日1日で、家族揃っての楽しい絵や綺麗な絵達が誕生しました。
 
 * * *

U君(小3)、今日は絵馬を作りました。




今年の願いを記して、縁起物の赤ヒモも設えられました。

 
後半は、前回の続きの鳩の置物作りです。
今日はT講師によって、尻尾(シッポ)と台座が取り付けられました。
U君は台座上に、爪楊枝製の足指部分をピンセットを使って取り付けました。
次回は着彩を施して、いよいよ完成予定です。

* * *

小6のS君、今日は久々のデッサンです。
立方体・円筒形の透視図法を応用して、コーヒー・ミルを描きます。

 



















正確に形態が捉えられ、基盤となる中間調子が施されました。
次回、更なる調子と細部の描き込みで完成予定です。
楽しみですね。

2011年2月5日土曜日

まるで春霞


昨日に続き、今日も温かくなりました。

この季節、いつもはクリアーに見える大山もまるで春霞(はるがすみ)のようにぼやけています。

* 

今日、土曜日のアトリエです。

遠く東京都心からA・Sさんが体験授業にやって来ました。
版画(シルク・スクリーン)の技術を集中的にマスターすることが目的です。

 今日はご自身の作品の版画原稿作成で、5色の色分けフィルムを作りました。
小型のライト・ビュワーに向かってオペーク(遮光インク)で描画する様子です。
次回は、版(摺り枠)への焼き付け製版を行う予定です。

* 

 
今日の夕暮れです。
どうも、 お疲れ様でした。




2011年2月4日金曜日

本日、「立春」

今日は立春。アトリエは一昨日に続き、お休みです。

代わりに、版画の仕事で訪れた南足柄の風景を紹介します。

まるで春本番のような、うららかな陽気と柔らかな眺望です。
(大雄山より南足柄市街・開成町方面を望む)

  
丘の上・農道脇の冬枯れの斜面にも温かな日差しが当たり、のどかな雰囲気が立ちこめていました。


紅白の梅の花があちこちでほころび始め、間近の春の到来を告げているようです。
立ち寄った大神宮の境内で出会った散歩・休憩中の可愛いユズ君(10才)です。

ユズ君、人懐っこ過ぎてピンボケ・度アップの写真しか撮れませんでした。
「飼い犬は主に似る」とよく言われてますが、どうやらそのようですね。
楽しいひとときでした。

ここしばらくは、この温かな陽気が続くそうです。




2011年2月3日木曜日

KTさんの「ポピー」

 今日のアトリエです。

KTさんがやって来ました。
先日から描いている植物画の仕上げに取りかかります。



今日は、花・蕾・茎・葉の葉脈など、各部の描き込みです。



仕上がりました。
蕾や茎表面の繊毛など、各所の細部が更に描き込まれてリアルさが増しました。
2本の筆を駆使しての水彩画での片ボカシ技法など、各所で何度も経験しました。
これからのレベル・アップのための良い機会となりました。次回も楽しみです。


KTさん、T講師に刺激を受けて、ギターの練習を何十年か振りに再開することになりました。


今日はT講師の見(耳)立てで、精悍なルックスのアコースチック・ギターを購入。
某リサイクル・ショップで見つけた掘り出し物、単板トップで素晴らしい音色です。
楽しみが、また一つ増えましたね。



2011年2月2日水曜日

お休み日

アトリエ、 今日はお休みです。


終日、曇りがちな1日でした。

昨日あたりから朝の冷え込みは緩みだし、日中は春の兆しさえ感じられます。
真冬を運んで来るシベリア寒気団が日本列島から北方へ離れ始めたとのこと。
明日は節分。いよいよ春も近しです。


2011年2月1日火曜日

新人KKさん

今日から2月、今日のアトリエです。

新人のKKさんが大きなキャンバスを抱えて、やって来ました。
KKさんは油絵歴10年以上のベテランで、さっそくP30号の絵を描き出しました。

 

手慣れた様子で、あっと言う間に下描きが出来ました。
2色の茶褐色で描かれたのは樹木の絵です。
ここからスタートするのですが、完成イメージは「具象と抽象の狭間」とのことです。
これから楽しみですね。

* * *

KHさんが自宅庭の水仙を持って、やって来ました。
数点の鉛筆エスキース(習作)の後、水彩画に取りかかりました。


完成です。
エスキースで花や茎の構造を把握しただけあり、正確に水仙の形を写し取りました。
KHさんは四季折々に咲く庭の花々を描いています。
これからの季節、どんな花を描かれるのか、とても楽しみです。