アトリエ・マイルストンブログ

2012年1月12日木曜日

R&F姉妹、大活躍

木曜日のアトリエ、HSさんがやって来ました。
今日は前回からの続きで、油絵での風景画の仕上げにかかります。



今日は手前の木立(右側の落葉樹と左の常緑樹)を中心に筆が入れられました。
これで大体仕上がりましたが、時間を置いて筆を置くか、またはサイン入れをするか、を決めることになりました。
そうすることで、また別の視点が生まれることもあるかも知れません。

次回は新作で、いよいよ静物の写生に取りかかる予定です。こちらも楽しみですね。

* * *

前回からバラのデッサンの取りかかっているYSさん、今日はその2日目です。



今日は、茎や葉・額などを描き入れました。
明るい空間の中にバラが存在感を増して浮かび上がりました。
次回の細部などの仕上げが楽しみです。

* * *

YSさんのお孫さんのRSちゃん(5才)、妹のFちゃんと共にやって来ました。
今日は水彩絵の具を使って、存分に色遊びを楽しみました。





 4点の抽象画(色遊び)が出来上がりました。
どれも自由闊達な描きっぷりで、絵の具の透明感を充分に活かしています。


 

またT講師作のペーパークラフト(カメと鳥)に綺麗な彩色も施しました(左)。
最後は、次回から制作することになった張り子の貯金箱のデザインもしました(右)。

*

RSちゃんの傍らで、妹のFちゃんもまたクリエイティブ・パワー全開です。



妹のFちゃんも、 姉のRSちゃんに負けず劣らずのパワーと意欲で色遊びを堪能しました。
水彩絵の具の透明感を最大に利用して綺麗な「滲みボカシ」の世界が浮かび上がりました。

RSちゃん・Fちゃん二人して、今日の底冷えの寒さを吹き飛ばすようなエネルギーに満ちた作品を生み出しました。
おかげで、寒さに縮こまることのない元気パワーをもらいました。

* * *

「青いザリガニ」の油絵を制作中のESさん、今日はその仕上げに取りかかります。 



今日は細部の描写に加え、背景部にも新たな調子が付け加えられました。
何だか、よりいっそうリアルな存在感が増しました。
次回、上記のHSさんの風景画同様、時間を置いての見直しをして、最終的に仕上げる予定です。
楽しみですね。

* * *

木工クラフトで勉強机を制作中のHINAちゃん(中1)、今日も必要な作業を進めます。


HINAちゃん、今日は天板上の目止め作業を行いました。
木目の微細な谷間(目)に丹念にパテを埋めこんでゆき、平滑な表面を得ることに成功しました。
次回はその表面研磨と、いよいよ第1回目の塗装が施される予定です。
楽しみですね。

2012年1月11日水曜日

HNちゃんのパプリカ

1月11日、ゾロ目の日のアトリエ。HNちゃん(小4)がやって来ました。
今日は2本立て授業です。



その最初は、張り子で制作中のクマさんの貯金箱です。
今日は前回 取り付けられた手足の上に、補強用の白い紙が貼られました。
次回も、楽しみですね。

お次は、今年初めての水彩画で、今日は黄色と赤のパプリカを描きます。



HNちゃんの水彩画「黄色と赤のパプリカ」が、見事に仕上がりました。
形の特徴を良く捉え、個々の固有色に加え、陰影の調子も良く観察されて、しっかりと描写されました。
2個のパプリカだけではなく、光や周囲の空気感をも表現された素晴らしい水彩画となりました。

* オ マ ケ *

迎えにやって来た妹のMちゃん&Cちゃん、パレットの残り色でさっそくのお絵かきが始まりました。


二人とも、見事な筆使いですね。


 今日の作品、Mちゃんの「クマさん」、Cちゃんの「抽象画・色遊び」が仕上がりました。
いつも制作意欲 旺盛な三姉妹です。

* * *

今日は「鏡開き」
神様にお供えした円満の象徴であるの餅を「切ったり」「砕いたり」せずに「開いて」、無病息災を願う日、とのことです。

「 今夜の月 」

鏡のような月が雲間から顔を覗かせ、上方左右と下方のY字形に光りを放射して、とても神秘的でした。 

2012年1月10日火曜日

JS君のキャラ作り

 火曜日のアトリエ、RSさんがやって来ました。
今日はデッサンに戻ってコーヒー・カップを描きます。



これまで学んだ透視図法の実践で正確な形を取り、その後 丁寧な描線で調子が入れられ始めました。
次回が楽しみです。

* * *

JS君(小3)、今日は2本立て授業です。
まずは久々のデッサンで野菜を描きます。




 ナスとピーマンが好物と言うJS君、見事なデッサンに仕上がりました。
それぞれの持つ光沢などの質感・形状や固有色などの特徴がしっかりと観察、丹念に描写されました。

次はオリジナルのキャラクター作りです。




主人公のじょうじマン(右のカンフー姿)や、個性的な登場人物たちが次から次へと よどみなく生み出されました。
次回も楽しみですね。



2012年1月9日月曜日

名作美術館ー6

今日は成人の日。アトリエはお休みです。

今日の名作美術館は、印象派のアメリカ人女性画家、メアリー・カサットです。


メアリー・カサット(Mary Cassatt) "Girl araranging her hair" 1886  Oil on canvas 75.1 x 62.5 cm

米国、ワシントン国立絵画館 蔵

題名は、「髪の毛を整える少女」または「髪の毛を編む少女」とでも訳せば良いのでしょうか。
寝間着姿の少女が頭髪を整えている場面ですが、写真のスナップ・ショットのような一瞬間を捉えています。
また少女の位置も伝統的な構図ではなく、やはりカメラでのスナップのように画面の中心からはずしています。
これには、尊敬していた印象派の先達 ドガの影響が、色濃くうかがえます。
ドガも当時 普及し始めた写真や日本の浮世絵からの影響で、斬新でアンバランスな構図を得意としていました。
カサット自身もまた日本美術の影響を受けて、油絵のみならず多くの平明清楚な版画作品を制作しています。

茶褐色と白色が中心の抑制された色調の中で、少女の肌合いや室内の雰囲気など 繊細な描写が光ります。
油絵ならではの重厚さと軽快さが絶妙に共存して、少女のあどけない表情と仕草を永遠に輝かせています。
「母と子」などに情感豊かな数多くの傑作を残しているカサットらしい愛情豊かな視点・描法が魅力的な作品です。
( By 講師T )  

2012年1月8日日曜日

今日も再びセザンヌ

日曜日のアトリエ、UK君(小4)がやって来ました。
以前 描いて仕上げた「海の生き物たち」の大きな切り絵の連作で、今日は昆虫を描きます。


今日はトカゲ、カブトムシ、玉虫、クワガタの4匹を描いて切り抜かれました。
次回はどんな昆虫たちが登場するのでしょうか、楽しみですね。

* * *

TO君(小6、女子)、前回から着手の自由画{時計型のアクセサリー」を仕上げます。


 

今日は中心部の針や影などに色が入れられて仕上がりました(左)。
また、新年の雰囲気をパステルを用いてほんわりと描きました(右)。

* * *

木工クラフトで額縁 を作っているMFさん、その続きを行いました。

今日は、カッターを用いて額の中心部に向かって斜めに角度がつけられました。
順調に行けば、次回で彫り込み作業が終了するかも知れません。楽しみですね。

* * *

前回、初めての油絵でセザンヌの静物画の模写を仕上げたSY君(中1)、今日から新作です。
油絵の2作目もやはりまたセザンヌの模写で、今回はその風景画を試みます。

未経験のキャンバス・サイズ(F8号)にとまどいながらも、後半は慣れてきたSY君の様子。


 
左:原作のセザンヌの風景画「ベルビュー眺望」          右:今日の下地作業が施されたキャンバス。

(立体の)写生の前に(平面の)模写を行うことで、絵の具の調色やデッサン的な階調の見方の基礎を復習します。
そうすることによって、初心者が陥りやすい不慣れな絵の具の使用に起因する諸弊害を避けることができます。
弊害の一つに、白いキャンバスに伝統的な茶色いパレットを用いることで調色が混乱してしまうこと等があります。

色調・階調・タッチなどの明快なセザンヌの中期頃の作品の模写は、教材としては最適です。
今日は、画面全体を構成している支配色の薄桃色と淡緑灰の2色の下地塗りが施されました。
次回も楽しみです。

2012年1月7日土曜日

今日もセザンヌ

アトリエは、今日もお休みです。
代わりに、今日も名作美術館。
その5で、今日もセザンヌです。

「ジャ・ド・ブファン」 1876年 ロシア、エルミタージュ美術館蔵 (サンクト・ペテルブルグ)

題名は、セザンヌの父が居住地エクスの郊外に購入した別荘「風の館」。そこでセザンヌは度々 制作をしたとのこと。
昨日紹介した作品「オーヴェールの眺め」同様、樹木の緑と建物や庭園の黄色・橙色等の補色の対比が美しい絵です。
時として、くどくなりがちな補色同士を取り持って画面全体を爽やかに感じさせているのが、空や水面の水色です。

それにしてもセザンヌさん。画業に専念できる経済状況。のどかな美しい居住環境。何とも羨ましい限りです。

*

昨日は「寒の入り」。これから1ヶ月が最も寒さが厳しい季節です。
いただいた七草で粥(かゆ)を作り、春の温かい陽差しが感じられるこの絵を見ながら、冬を乗り切るつもりです。
( By 講師T )

2012年1月6日金曜日

「寒の入り」

1月6日、今日は「寒の入り」だそうで、庭の池にも氷が張りました。
水中の金魚たちも、まるで凍ったかのように動きを止めていました。


*

アトリエ、今日はお休み。代わりに今年から始めたばかりの「名作美術館」(その4)をアップします。
前回に引き続いて、「近代絵画の父」 ポール・セザンヌの作品で、今日は風景画を紹介いたします。

 「オーヴェールの眺め」 1873年  米国、フィラデルフィア美術館


若い頃、セザンヌはパリの美術界では認められず、サロンでも落選を重ね、故郷の南仏プロバンスに戻ります。
経済的に恵まれていたセザンヌは帰郷後 自らの画業に邁進し、やがて独自の理念・画風を造り上げてゆきます。
印象派の生み出した「色調分割法」をその手段に用いつつ、次第に実験的・構築的な構図に変貌を遂げてゆきます。

この作品にはその特徴が表れ始めていながらも、印象派独特の手法で戸外の風光が心地良く捉えられています。
それまでの伝統的な写実主義的絵画とは一線を画す、まさに現代への幕開けにふさわしい作風と言えるでしょう。

「寒の入り」の寒さに負けないような、緑と橙色の対比が豊かで、私達の目と心をじっくりと温めてくれそうですね。
( By 講師T )

2012年1月5日木曜日

RSちゃんの冬休み

木曜日のアトリエ、RSちゃん(5才)がやって来ました。
今日は、昨年暮れに家族で遊びに行ったときのことを描きます。




      左:「ソフト・クリーム食べた」                 右:「お馬に乗ったよ」                                                      


       ちょっと一休み、講師Mによる絵本の読み聞かせを堪能。    右:「みんなで観覧車に乗った」
RSちゃん、両親や妹のFちゃんとの冬休みの楽しい日々を5才とは思えない表現力で活き活きと描き切りました。

* * *

RSちゃんの祖母のYSさん、今日はバラの花のデッサンに挑戦です。

 


YSさん、初めて描くバラの花ビラ1枚1枚を丹念に観察して、その構造・特徴をうまく捉えました。
次回の続きが楽しみです。

* * *

HINAちゃん(中1)、木工クラフトでの勉強机作りの3日目です。



今日は、細部のパテ埋めと、全体の表面研磨を行いました。
仕上がりの雰囲気をも左右する地道ながらも大切な作業、しっかり行いました。
次回は、天板表面の更なる平滑化作業が予定されています。楽しみですね。

* * *

多忙なWYさん、勤め帰りにやって来ました。


今日は、作品用紙の「ノリ張り(裏打ち)」と「水張り」の方法を学びました。
アトリエ、オリジナルの両面張りパネルを用いて、10点余りの作品に上記処理を施しました。
細かなシワが出やすい超薄手の和紙・雁皮紙(ガンピシ)の作品が、平滑さを獲得しました。



2012年1月4日水曜日

仕事始め

1月4日、「仕事始め」ですが、アトリエはお休みでした。
講師Tは、1階 版画クラフト室の撤去した大型摺り機下フロアーの清掃&塗装を行いました。

*

代わりのプログラムで、名作美術館のその3を、お届けします。
今日は、「近代絵画の父」と評されるセザンヌの初期の作品、静物画を2点紹介します。

「パンと卵のある静物」 1865年 米国、シンシナティー美術館蔵


「白と黒の静物」 1867~9年 パリ、オルセー美術館蔵

両作品共に暗い色調を背景に机上のモチーフが明快な光の中で浮かび上がっている、と言う構成です。
当時の画家としては描写力に難のあるセザンヌでしたが、だからこそ新しい道を切り開くことができました。

後年「自然を円筒、球、円錐に見立てる」と言う信念を基に、色彩を細かく分割し次第に抽象化への道を辿ります。
両作品は、セザンヌのその後の言葉を予言するかのような単純明快な構成・力強さが既に画面に現れています。
「絵は目前の物体を見ることから始める」ことの重要性を提示しているかのような、普遍的な魅力に満ちています。
(画面クリックすると拡大画像が得られます)
 By 講師T 

2012年1月3日火曜日

名作美術館ー2

1月3日
今日も、元日のモネ作「印象 日の出」に続き、名作をご紹介します。

ピーテル(ピーター)・ブリューゲル作 「雪中の狩人(1月)」 (1565年) ウィーン美術史美術館 蔵

これまた言わずと知れた人類の財産的名作です。

雪の降らないオキナワ生まれの私(講師T)が小学生の時、図工の教科書で見て大感動したダントツNo,1の絵です。
前景の丘には狩猟から戻ってきた猟犬を伴った男達、その彼らの進む先の前方・下方には小走りの小さな人影達。
視線を中景へと導くスベスベの青っぽい道路は、よくよく見れば凍った川と水車!?て事はあのアーチ門は橋!?
しかもしかも!シルエットの人々もよくよく見ればスケートまでやっている!遠景の鋭い岩山!手前の中空には鳥!
「ツ・ラ・ラッ!?」 満州とシベリアの冬を知る父が右端の水車の半円を指して、その言葉の意味を教えてくれました。

圧倒的な冬のパノラマ光景を前に様々な物語が次から次へと自動的に増殖し、イメージとストーリーが連続合体噴射。
常夏 島育ちの脳天気 小学生の私はいつまでも見飽きることなく、画面の隅々まで時を忘れて堪能し尽くしたものです。
男達の白い吐息、犬達の瞳、薪の発する音、暖かな家庭・・・、ここには自然と人間の営みの全てが内包されています。
戦争・兵器・プラモ・マニアの無知・無恥な小学生の私に、はじめて「絵」の持つ力を教えてくれた不朽の名作です。

後年、美術を志し、その制作年を知って更に驚愕しました。
数々の近代や現代の作品群を凌駕して子供の感性に訴える作品を生み出した16世紀の意味。
フランドル(現ベルギー)の画家の創造した絵画世界の魅力と普遍性にただ脱帽するのみです。

ちなみに講師Mもまた同時期に、教科書で最も好きな絵ベスト1だったとのことです。
歴史の時空を超越してきただけあって、見飽きるどころか更なる感動を覚える今日この頃です。
( 画面内、クリックすると拡大画像が得られます。)

2012年1月2日月曜日

1月2日 初夢の日

1月2日は初夢の日とのこと、です。

「 山紫水明 風光明媚 」
今日の大山。南西方向からの巨大な雲が今にも覆いかぶさろうとしています。
上古沢交差点よりの眺望。左側が森の里5丁目、アトリエは画面の右側です。

* 

今日も年賀状デー。第2弾の投函は、昨日同様 夜の11時過ぎ。
頭上には普段よりクリアーなオリオンが、夜道を見守っていました。

*

今日も動画音楽の「オマケ」付き
(ブログ・アップの第5弾です)

今日もイギリス人で、名前はデクラン・ガルブレイス(現在19才のプロ・シンガー)。
彼の10才頃の映像で、私の半世紀前からのお気に入り曲  「ダニーボーイ」です。
歌詞の意味は深くは考えてはいないとは思いますが、その歌いっぷりは圧巻です。
歌詞の内容は「千の風になって」の逆シチュエーション判と言ったところでしょうか。
日本語字幕付きです。
( By 講師T )

では、どうぞ


皆様、良い初夢を・・・
( と言っても、ブログ、アップした頃には、皆様 とっくに ご就寝中ですね。)

2012年1月1日日曜日

元日

2012年1月1日 元日

本年・初日のブログ

新年明けまして おめでとうございます。
本年も どうぞ 宜しくお願いいたします。

「印象 日の出」 /  クロード・モネ(1872年)

ネット上の初 日の出の画像を色々と検索してみました。
綺麗な写真は多々あれど、結局 落ち着いたのはモネのこの絵でした。
今更 言わずと知れた「印象派」の呼称の幕開けともなった稀代の名作です。
新年の幕開けに ふさわしい作品としてアップしてみました。

*

今日は年賀状 制作デーでした。
第一陣をどうにか投函できたのは夜の11時過ぎでした。
明日も頑張らねば・・・。

*

オ マ ケ

一昨日(12月30日)のスーザン・ボイルに続き、「なら、やはりこの人も」と思い添付しました。
先刻承知の第二弾:今をときめくオペラ歌手、ポール・ポッツの発見・発掘の瞬間映像です。
日本語字幕つきで、どうぞ。


今年もアート・ライフを楽しみましょう。