水曜日・曇天
TOさん、美大通信教育の課題・木版画、全終了につき、2コマ授業で そのまとめ作業を行います。
左:まとめられた書類。 右:さっぱり顔のTOさん。
TOさん、今日はこれまでアトリエで制作した木版画・全5作の説明や資料を整理しました。
提出時に添付する文や制作データを、それぞれの課題(時間・自然・空間)のテーマに沿ってまとめ上げました。
どうにか作品提出にも目処が立ったTOさん、安堵の表情を浮かべて帰宅の途につきました。
アトリエの私達もまた一安心です。
次回は、いよいよ最後の授業。作品の検品や仕上げ、添付資料のチェック、そしてその梱包等です。
TOさん、今日はお疲れ様でした。あと一息です。
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「 ミュージック・ギャラリー (その27)」
山梨のご出身のTOさん、制作の合間に故郷や家族の話などもされました。
今回の木版画作品の中にも、家族の思い出などが表現されたものもあります。
その繋がりと言うわけではありませんが、今回は唱歌を取り上げてみました。
美しいメロディーや歌詞など、名曲揃いの中から今日は冬に因んだ唱歌です。
「冬の夜」 作詞者・作曲家不詳、初出典 明治45年
では、どうぞ。
歌詞の「過ぎし戦(いくさ)の手柄を語る」は、戦後、「過ぎし昔の思い出語る」に変更されたと言う曰く付きの歌です。
灯火(ともしび)、縫い物、囲炉裏、居並ぶ子供(大人数兄弟)など、昔日の感ここに極まれり、と言ったところですね。
四季や雪知らずの南国常夏育ちの筆者は、雪合戦、囲炉裏、コタツ、かまくら等に憧れ、想像を膨らませたものです。
けだし名曲です。
他にも「冬景色」や「冬の星座」や「ペチカ」等の、メロディーと言葉が美しく融合した楽曲も忘れがたいものです。
但し、合唱団とソプラノ風の歌唱法が少々苦手な筆者、今回は残念ながら好みの動画に出会えませんでした。
( ジャジーでスウィンギーな往年のポップ・コーラス・グループなどは、その限りに非ず。)
おでん、ナベ、お餅、みかん、シチューにポトフ等々、冬の風物(全て食べ物)を楽しみましょう。
ついでのようになってしまいましたが、冬枯れ色、冬木立、澄み渡る青空、雪景色 等々もです。
By 講師T