水曜日のアトリエ
TOさん、美大通信教育課程の木版画5作目の制作を続けます。
TOさんの木版画「赤いボタン(仮称)」が、めでたく彫り上がりました。
今回の課題テーマの「時間」、背景のお寺との絡みが意味深ですね。
次回、いよいよ摺りに入る予定です。
楽しみですね。
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いつも元気いっぱいなKKちゃん(6才)、今日も2コマ授業を楽しみます。
まずは長期制作中の張り子で、今日はいよいよの彩色に取りかかります。
左:彩色も終わり、身体の各部へスパンコールを施しています。
右:各種スパンコールのインレイも無事終わり、その全貌が・・・。
今まで紙の白さでウサギさんだった張り子が、元ウサギさんのような姿に変身しました。
両耳や首やオデコに輝く星を頂いた、宇宙からの使者のようなウサギさんの誕生です。
KKちゃん、彩色の始めからブレることなく、一貫してカラーリングを推し進めました。
根っからのアーチスト気質のKKちゃん。これまでの制作品と同様の華やかさです。
KKちゃん、 授業後半では、これまた長期計画で制作中のテーブルの続きを行いました。
テーブル本体の彩色も終わり、天板上には各種のスパンコールが、ちりばめられました。
こちらの作品もやはり色彩設計を含め、一貫したデザイン・コンセプトが貫かれています。
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「ちょっと乾きが足りないけど、気をつけて持てば 今日 持ち帰れるよ。」
「いい。だってまだ仕上がっていないもの。」
両作品共に完成だと思っていた講師の言葉に、KKちゃんが明るく即応しました。
KKちゃんの前向きな意志力と制作力、これからも益々パワー・アップしそうです。
( いやはや、たったの6才、恐るべし・・・ )
By 講師T