月曜日・未明に降雪・のち快晴
アトリエ、初の定休日
森の里・上古沢・接続S字坂、スカイ・ラウンジ牧場前 |
アトリエ周辺では、初めての本格的な積雪です。
アトリエへと下るS字坂(筆者命名)は,午前中 陽が当たらず危険な状態でした。
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「名作美術館(その40)」
アンドリュー・ワイエス 「アイス・プール」、水彩画
Andrew Wyeth ( 1917~2009) " Ice Pool " 1969. Watercolor
今日は雪繋がりで、ワイエスの雪の絵を紹介します。
ワイエスは、20世紀アメリカを代表するスーパー・リアリズムの国民的画家です。
しかし、画家本人は大の人間嫌いで、生前は「世捨て人」 的な人生を送りました。
身の回りの自然やごく限られた人々を、冷徹かつ暖かな眼差しで克明に描ききりました。
今朝の積雪の様子を見た瞬間に、ワイエスの絵の数点が筆者の脳裏を横切っていきました。
冬枯れの褐色の草地に積もった白い雪が美しく、やっと冬に出会えたような気になりました。
ワイエスのアイス・プール、鏡のような水面(みなも)に映り込む空や木立が、深く心をえぐります。
冬の美しさを描いた名作です。
( 画面クリックすると拡大画像が得られます。)
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「 ミュージック・ギャラリー(その28)」
マリリン、モンロー 「帰らざる河」
場違いなような気もしますが、寒い日にこそ聞きたくなる歌です。
筆者(T講師)、物心ついた頃には聞こえていた懐かしの曲です。
米国人と結婚した親類のネーネー宅居間の、大きな木製真空管ラジオの光と熱と匂いが今でも蘇ってきます。
ルイ・アームストロングやナット・キング・コール同様、寒い日の心を暖める湯たんぽのような音楽の一つです。
By 講師T