月曜日・晴れ・蒸暑し
アトリエ3連休の最終日
「海の日」の祭日
「名作美術館」今日はお休みし、水曜日にアップする予定です。
「ミュージック・ギャラリー(その213)」
今日の「海の日」にちなんだ当コーナーですが、画像優先で音楽の方は「海」ではありません。ご了承下さい。
以前、夏川りみバージョンでお届けした生まれ島の唄で、目を閉じて聞いていると記憶の海も蘇ってきました。
「芭蕉布」 / 扶美子(ボイス・オブ・ヒーリングより)
筆者幼き小~中学生の頃、夏と言えば「海!」と言う時代もあり、いつも とても身近にありました。
学校も那覇市内の海岸に近く、学校帰りに訪れては水泳や飛び込み・ボート遊び等を楽しみました。
ひと泳ぎした後は、仰向けになって波打ち際の水に浸かりながら、プカプカとよく浮かんでいました。
目を閉じて、寄せては返す波に身を任せていると、波に洗われる砂や泡立ちの音が聞こえてきます。
浮遊する体が波の動きと一体となり、海に引きずられては砂浜に戻されを繰り返すのが快感でした。
閉じた瞼の裏には虹色の光彩が現れ、体温も海水温もまた一体となり、気が遠くなっていきました。
遠方からは時折ヘリの音が鈍く届き、やがて睡魔が訪れ、この上もなく幸せな感覚に包まれました。
それはまるで「天然の揺りカゴ」のようでした。
それはまるで「天然の揺りカゴ」のようでした。
海水の組成バランスは母体の羊水と似ているとの話しを、昔日に聞いたことがあります。
子供の頃の「海」は最高の遊び場でしたが、また同時に母の羊水のような存在だった気もします。
動画の波打ち際の白い泡立ちを見て、遠い過去の日の記憶が蘇りました。
梅雨明け、夏休み、近し。
By 講師T