月曜日・晴れ
秋九月と言えども、まだまだ昼間は厳しい残暑の日々が続いています。
今しばらく夏絵・夏唄の季節として、今日のブログを まとめてみました。
秋九月と言えども、まだまだ昼間は厳しい残暑の日々が続いています。
今しばらく夏絵・夏唄の季節として、今日のブログを まとめてみました。
「名作美術館(その188):夏絵ー6:岸田劉生の切通(きりとおし)」
今回の当コーナーもまた例によって筆者の勝手な思い入れで、下作品を夏の絵として掲載いたしました。
作者は岸田劉生(りゅうせい)で、堅牢・強固な構図や描写力が光る我が国を代表する油彩画の1点です。
有名な絵なのでご存じだとは思いますが、筆者・中学生の頃に、教科書で見て以来の大好きな作品です。
何の変哲もない裸土の路面とその周囲を大胆に切り取り、青空との対比で美の何たるかを表現しています。
この画面もまた筆者にデジャブる余地を大いに与えてくれ、幼少の記憶をも同時に引きずりだしてくれます。
画家はドイツ・ルネサンスの巨匠デューラーに傾倒している頃でもあり、路傍の小石や雑草も丹念に描出。
時代や画壇の主流となった影が紫でなくてはならぬ「新派軍団」を超越した精神世界を写実画の中に具現。
時流とは全く関係性を持たぬ画家個人の魂の奥底から欲され発せられる絵画の普遍性を見出しています。
「見れる」ことの喜び、「感じる」ことの悦楽、そして「描ける」ことの快感が、ここには充満しています。
画家・岸田劉生、我が国が生んだ正に「宝」です。
今回の当コーナーもまた例によって筆者の勝手な思い入れで、下作品を夏の絵として掲載いたしました。
作者は岸田劉生(りゅうせい)で、堅牢・強固な構図や描写力が光る我が国を代表する油彩画の1点です。
有名な絵なのでご存じだとは思いますが、筆者・中学生の頃に、教科書で見て以来の大好きな作品です。
何の変哲もない裸土の路面とその周囲を大胆に切り取り、青空との対比で美の何たるかを表現しています。
この画面もまた筆者にデジャブる余地を大いに与えてくれ、幼少の記憶をも同時に引きずりだしてくれます。
画家はドイツ・ルネサンスの巨匠デューラーに傾倒している頃でもあり、路傍の小石や雑草も丹念に描出。
時代や画壇の主流となった影が紫でなくてはならぬ「新派軍団」を超越した精神世界を写実画の中に具現。
時流とは全く関係性を持たぬ画家個人の魂の奥底から欲され発せられる絵画の普遍性を見出しています。
「見れる」ことの喜び、「感じる」ことの悦楽、そして「描ける」ことの快感が、ここには充満しています。
画家・岸田劉生、我が国が生んだ正に「宝」です。
岸田劉生(1891~1829年)
「道路と土手と塀(切通之写生)」、1915年(大正4年)、キャンバスに油彩、56x53cm、東京国立近代美術館
「道路と土手と塀(切通之写生)」、1915年(大正4年)、キャンバスに油彩、56x53cm、東京国立近代美術館
* * *
「ミュージック・ギャラリー(その225);夏唄-5」
今回の当コーナー、上作品とは関連なく、前回の「ビギン、シマンチュぬ宝」の続編として取り上げました。
前回も少々記述しましたが、地球の裏側の南米諸国でもビギンの歌が広く親しまれていると紹介しました。
今回の動画はそんな中の一コマで、幼き日系ブラジル人の女子二人の健気な歌声が胸に響いてきます。
「島人(シマンチュ)ぬ宝」、メリッサ国吉 + カレン平良、スタジオ・ライブ・イン・ブラジル
"CShimanchu nu Takara" MELLISA KUNIYOSHI e KAREN TAIRA、Tv Program Raul Gil Brazil,2013
「ミュージック・ギャラリー(その225);夏唄-5」
今回の当コーナー、上作品とは関連なく、前回の「ビギン、シマンチュぬ宝」の続編として取り上げました。
前回も少々記述しましたが、地球の裏側の南米諸国でもビギンの歌が広く親しまれていると紹介しました。
今回の動画はそんな中の一コマで、幼き日系ブラジル人の女子二人の健気な歌声が胸に響いてきます。
「島人(シマンチュ)ぬ宝」、メリッサ国吉 + カレン平良、スタジオ・ライブ・イン・ブラジル
"CShimanchu nu Takara" MELLISA KUNIYOSHI e KAREN TAIRA、Tv Program Raul Gil Brazil,2013
ブラジルの人気TVショー番組「ラウル・ギル」での、司会のギル氏も絶賛のデュエット熱唱です。
日本の南端・沖縄の更に南端の石垣島出身の3人組が作った楽曲が、地球の裏で鳴り響いています。
当地サンパウロには幼き筆者に工作を教えてくれた伯父一家も暮らしており、親しみを感じてしまいます。
余談ですが、バックで踊る少女たちの振り付けも学芸会風で、ラテンっぽいアバウトさが嬉しいですね。
ちなみにバック演奏の方は、さすがはリズム大国ブラジルだけあって、そのパンチとビートは秀逸です。
最初に歌うのがカレンちゃん、二番目がメリッサちゃんで、共に故郷沖縄を祖とする日系ブラジル人です。
日本の南端・沖縄の更に南端の石垣島出身の3人組が作った楽曲が、地球の裏で鳴り響いています。
当地サンパウロには幼き筆者に工作を教えてくれた伯父一家も暮らしており、親しみを感じてしまいます。
余談ですが、バックで踊る少女たちの振り付けも学芸会風で、ラテンっぽいアバウトさが嬉しいですね。
ちなみにバック演奏の方は、さすがはリズム大国ブラジルだけあって、そのパンチとビートは秀逸です。
最初に歌うのがカレンちゃん、二番目がメリッサちゃんで、共に故郷沖縄を祖とする日系ブラジル人です。
二人の少女、年齢から察すると日系3世あたりでしょうか。数々の動画で話題になり、その後来日を果たし、
全国各地のTVやライブに出演。昨年には故郷沖縄でビギンのメンバーにも対面し・共演したとの事です。
メリッサちゃんは現在・中学2年生で、日本語と歌の勉強中だそうですが、この先どうなっていくのでしょう?
何はともあれ、両国の架け橋となり、自身が幸せで他にも幸せを届けられる大人になってもらいたいですね。
二人の少女もまたブラジルンチュの宝から、「ウマンチュ(御万人・ばんにん)の宝」になってほしいですね。
「ニフェーデービル!Obrigado (オブリガート)! ありがとう!」
「チバリヨ~、Boa Solte ! (ボア・ソルチ、頑張れ)」
By (二人の健気な圧巻の歌声に元気をもらっている) 講師T