アトリエ・マイルストンブログ

2016年12月4日日曜日

小春日和キッズたちの花盛り

日曜日・晴れ
三日連続の「小春日和」
9~11月の雨や曇天ばかり続いた今年のお湿り天気、ここに来てやっと落ち着いてきたのでしょうか?


元・学童メンバーのMiMちゃん(小3)、アトリエ・キッズ3回目の授業です。

過去2回の授業でカボチャとレモンをしっかり描いたMiMちゃん、今日は花の水彩画に挑戦しました。
選ばれたのは夏の花・代表のハイビスカス。但し、筆者の故郷ではつい先だっての帰郷時も満開でした。
MiMちゃん、正確に形を取り、丁寧に絵具を乗せ、花芯・先端までも軽やかにその深紅の花を見事に活写。
瑞々しくも素晴らしい水彩画にしました。
セピア色か金色の額縁で飾ると、お洒落なボタニカル・アートとなり、お茶の時間が更に楽しくなりそうです。
おめでとう。

「几帳面MiMちゃんのピッカピカ・パレット」

前回も少し触れましたが、几帳面な性格のMiMちゃん、描画後の画材のお片付けも凄いんです。
使用した水彩画用パレット、 まるで未使用の新品に見えます。
しかも水気も丁寧・完璧に拭き取り、絵具バッグに収めました。
ルーズ気味な筆者、少しは見習おうかなと反省した次第です。

* * *

小さなクリエーター姉妹、MIちゃん・NIちゃんも仲良く並んで花の水彩画に挑戦です。


しっかり観察・描写のMIちゃん三態(見て、ジャケ脱いで、そして腕まくり)、頼もしいですね。

姉のMIちゃんの選んだ花は清楚で爽やかな花々。そしてご覧のようにその通りの水彩画が誕生しました。
小さな花びらの薄桃色や藤色・すみれ色が程よく調和して、繊細な瓶花(へいか)の誕生となりました。
描画の初期段階で形を追った輪郭線からして柔和な雰囲気があり、彩色までその情緒を持続しました。
MIちゃん特有のやさしい空気感が出た素晴らしい花の水彩画となりました。
おめでとう。

* * *

「瓶(花)が少し(かなり)高すぎたね。ごめん、ごめん。」

妹のNIちゃん(年長さん)が選んだのはハイビスカスを中心とする量感豊かな花たちです。
いつも元気なNIちゃん、そのキャラとモチーフの持つ迫力とが融合されて、こちらも見事に完成。
生命のエネルギーに溢れたダイナミックな花々の水彩画の誕生となりました。

出来立てホヤホヤ作品との記念撮影に応えるNIちゃん。
おめでとう。


今日はキッズのみの授業となり、いつもはM講師指導のI 姉妹も筆者が久々担当。
小春日和の温かな光のアトリエ、キッズたちの情熱とその作品で夏還りしたような熱々陽気となりました。


キッズたちの瑞々しい感性に元気をもらい、アトリエ冥利に尽きる1日にしてもらいました。
ありがとう。

By 講師T